イトーキ、未利用資源を企業価値に転換するサステナブルデザインソリューション「Econifa UPCYCLE」を2026年6月より提供開始

人的資本経営や採用競争が加速する中、社員エンゲージメントや企業ブランド価値向上につながる循環型オフィスを提案

株式会社イトーキ

株式会社イトーキ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:湊 宏司)は、企業や地域の未利用資源を活用し、社員の誇りや共感を生む空間価値へと転換するサステナブルデザインソリューション「Econifa UPCYCLE(エコニファ アップサイクル)」を、2026年6月より提供開始します。

近年、人的資本経営への注目や人材流動性の高まりを背景に、企業には、社員や社会との共感を育み、自社らしいブランド価値を形成する空間づくりが求められています。こうした背景を受け、これまで国産木材活用ソリューションとして展開してきた「Econifa」を「Econifa WOOD」として再定義し、新たに製造過程で出る副産物や未利用資源を再生・活用するソリューション「Econifa UPCYCLE」を展開します。両ソリューションを統合し、サステナブルデザインソリューション「Econifa」としてリブランディングしました。「Econifa」では、国産材や未利用資源など、素材それぞれの背景やストーリーを活かし、単なる環境配慮に留まらない、企業文化やものづくりの姿勢を体感できる空間づくりを提案します。

本取り組みを、2026年6月2日(火)より東京ビッグサイトで開催される「オルガテック東京2026」にて発表します。

Econifaについて:https://www.itoki.jp/special/econifa/index.html

採用競争・人材流動化が進む中、“企業らしさ”を伝える空間づくりが求められる

人的資本経営への関心の高まりや人材流動性の拡大を背景に、企業には、社員や社会との共感を育み、自社らしいブランド価値を形成することがこれまで以上に求められています。特に、若年層を中心に働き方や価値観が多様化する中、単なる機能的なオフィスではなく、「その企業らしさ」を感じられる場づくりが重要になっています。

地域資源や製造工程で発生する副産物、事業活動の中で生まれる未利用資源には、単なる素材としての価値だけでなく、その企業や地域の歴史、文化、ものづくりの姿勢が宿っています。「Econifa」は、そうした素材の背景に着目し、オフィス空間の内装や家具へと再構築することで、素材循環と企業価値向上の両立を目指すサステナブルデザインソリューションです。

国産木材を活用する「Econifa WOOD」と、未利用資源を再生・活用する「Econifa UPCYCLE」の2つのソリューションを通じて、企業や地域が持つ素材のストーリーを、働く人や訪れる人が体感できる空間へと変えていきます。

Econifa UPCYCLE:企業のストーリーが、社員の誇りや愛着へ変わる

新たに展開する「Econifa UPCYCLE」は、製造過程で出る副産物や未利用資源を再生・活用し、オフィスの内装や家具として新たな価値を与えるソリューションです。

企業活動の中で発生する副産物や未利用資源は、その企業ならではのものづくりや事業活動の背景が宿っています。Econifa UPCYCLEでは、そうした素材を空間の一部として可視化することで、社員が自社の強みや文化を日常的に感じられる環境を創出。働く人の誇りや愛着、企業への共感醸成につなげます。また、イトーキが持つ空間提案ノウハウや独自技術を活かし、これまで活用が難しかった未利用資源をボードなどの空間素材へと再構築することで、企業ごとのストーリーを持った空間づくりを実現しています。

来訪者とのコミュニケーションや企業ブランドの発信にも寄与し、採用・定着・エンゲージメント向上につながる新たな空間価値を提案します。

Econifa WOOD:国産材を活かし、生産性や創造性を高める空間へ

「Econifa WOOD」は、国産材を活用したオフィス空間づくりを支援するソリューションです。イトーキが持つ森林組合や自治体、製材・加工事業者などとのネットワークをもとに、日本各地の木材が持つ質感や表情を活かした家具・内装を提案しています。木材を空間に取り入れることで、働く人に心地よさをもたらすだけでなく、コミュニケーション活性化や創造性向上、生産性向上につながる空間を目指しています。

また、大学との共同研究では、木質空間が集中力向上やストレス低減などに寄与する効果も確認されており、働く人のウェルビーイング向上にもつながることが期待されています。*

さらに、地域材の活用を通じて、森林資源の循環や地域とのつながり創出にも貢献しています。

*参考:https://www.itoki.jp/resources/column/article/beca-use-wood/

企業・地域との共創による主な取り組み事例

滋賀県近江八幡市|地域資源「ヨシ」を活用した庁舎空間

近江八幡市の新庁舎には、地域資源である「ヨシ」を活用した家具を納入しました。

大阪・関西万博でも披露された家具が庁舎内に設置されたことで、職員からは「誇らしく感じる」という声も上がっており、待合スペースや応接室では、市民や来訪者との会話のきっかけとしても機能しています。地域素材を活用することで、市民に親しみを持ってもらえる空間づくりにつながっています。

カモ井加工紙株式会社|マスキングテープ端材「ヘタ」のアップサイクル

カモ井加工紙との取り組みでは、マスキングテープ製造時に発生する端材「ヘタ」を活用した什器用ボードの開発を進めています。

年間1,000トン以上発生する「ヘタ」について、同社では10年以上前から活用方法を模索してきました。これまで未利用資源として扱われていた素材を、新たな価値を持つ空間素材へと転換することで、従業員の資源に対する視点の変化や、「ヘタ」を活かした新たなアイデア創出につながることが期待されています。

株式会社カンディハウス|北海道産広葉樹を活かした共創型空間提案

カンディハウスとの取り組みでは、北海道産広葉樹を活かした付加価値の高いオフィス空間提案を共同で進めています。

全国でワークプレイス事業を展開するイトーキと、木の家具づくりに強みを持つカンディハウスが協業することで、木をオフィス空間に取り入れる価値を総合的に高め、将来的には北海道産材の活用規模拡大や森林循環につながる取り組みを目指しています。

キユーピー株式会社|卵殻を活用したエントランス空間

キユーピーグループのオフィスエントランスリニューアルでは、食品製造過程で発生する卵殻を活用した家具を制作しました。

天板デザインの選定には従業員投票を取り入れ、空間づくりを通じて社員同士の会話や、卵殻の新たな価値・活用方法への理解促進にもつながりました。また、卵殻が視覚的に感じられるデザインにより、来訪者とのコミュニケーションのきっかけとしても機能しています。

プレスリリース:イトーキ、キユーピーの卵殻をアップサイクルした天板素材を製作 | ニュースルーム | ITOKI 企業情報サイト

株式会社セブン‐イレブン・ジャパン|役目を終えたユニフォームを活用した素材開発

セブン‐イレブン・ジャパンとの取り組みでは、これまでの働き方を見直すオフィスリニューアルの一環として、役目を終えたユニフォームをアップサイクルしたボードを用いた家具やサインを、社員が日常的に働く執務エリアへ設置しました。

多くの人が目にしてきたユニフォーム素材を空間へ取り入れることで、社員が全国の加盟店とのつながりや、企業としてのサステナビリティへの取り組みをより身近に感じられる環境づくりにつなげています。社員からは、こうした取り組みに対する感謝の声も寄せられており、単なるアップサイクルに留まらない、企業文化やブランド価値への共感醸成にもつながっています。

トヨタ自動車株式会社|水素タンク端材を活用したアップサイクル素材

トヨタ自動車との取り組みでは、水素タンク製造工程で発生するプラスチックを活用したアップサイクル家具を展示します。本来であれば廃棄されるはずだった素材を、オフィス空間を構成する新たな素材として再構築することで、ものづくり企業としての技術や挑戦を空間の中で体感できる環境を提案します。

また、トヨタ自動車が展開する「TOYOTA UPCYCLE」は、「モッタイナイ」を「もっといい」へ変えることを目指す取り組みとして、廃棄物に新たな価値を与えるアップサイクル活動を推進しています。

プレスリリース:イトーキ、TOYOTA UPCYCLEと廃棄プラスチックから生まれたアートテーブル&スツールを製作 | ニュースルーム | ITOKI 企業情報サイト

ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社|使用済み容器から再生した糸を活用したチェアカバー開発

ユニリーバ・ジャパンとの取り組みでは、使用済みボトルや詰め替えパックなどを再生した樹脂から糸を製作し、チェアカバーとして活用するほか、リサイクルしたPE材料を配合した部品も一部採用しています。日々の生活を支えてきた製品由来の素材を、今度は働く環境を支える素材として再構築することで、循環型社会への取り組みをより身近に感じられる環境づくりを目指しています。

プレスリリース:イトーキ、ユニリーバ・ジャパンの「UMILEプログラム」で回収した資源を活用した「UMILEチェア」を共同開発し、同社本社オフィスに納入 | ニュースルーム | ITOKI 企業情報サイト

ITOKI DESIGN HOUSE SHIGA|製造副産物「パージ材」の可視化

イトーキのチェア工場「ITOKI DESIGN HOUSE SHIGA」では、製造工程で発生する樹脂の「パージ材」を活用したプロダクトを使用しています。

製造副産物を新たな価値ある素材として空間に取り入れることで、イトーキのものづくりに対する姿勢を社内外へ発信するとともに、社員の意識醸成や来訪者とのコミュニケーション創出につながることを目指しています。

オルガテック東京2026では、“資源の風景”をテーマにした循環型空間を展示

オルガテック東京2026では、「Econifa WOOD」と「Econifa UPCYCLE」を統合したサステナブルデザインソリューション「Econifa」として、素材のストーリーを空間価値へ変える多様な取り組みを展示します。会場では、セブンイレブン、トヨタ、キユーピー、カモ井加工紙、近江八幡市、カンディハウスなど、企業や地域との共創によって生まれた副産物・未利用資源を用いたプロダクトや素材を展示します。

空間全体は、イトーキのデザイナーである西田大介がデザインを担当。空間内には、副産物や未利用資源を用いた“山”や“池”のような造形を配置し、本来であれば捨てられていた素材を、「新しいオフィス家具を生み出すための資源の風景」として再構築しています。

展示では、未利用資源を単に再利用するのではなく、「社会課題を隠さず見せる」ことをテーマの一つに掲げています。企業活動の中で生まれた未利用資源を、デザインの力によって新たな価値へ昇華し、循環型オフィスが働く人の誇りや愛着、エンゲージメントにつながる未来を提案します。

また、各展示には協業パートナーへのインタビュー映像を設置。副産物や未利用資源が、新たな価値を持つ空間素材へ変わっていく過程や、それぞれの企業・地域が持つ想いを紹介します。

さらに、来場者自身が循環への意思表示を行う参加型展示も展開。会場中央のシンボルにリングを投じるアクションや、コインを持ち帰る体験を通じて、「循環に参加する」という新しいオフィスの価値観を体感できる構成となっています。

イトーキのワークプレイス事業について

株式会社イトーキは1890年創業。ミッションステートメントに『明日の「働く」を、デザインする。』を掲げ、オフィス家具の製造販売、オフィス空間デザイン、働き方コンサルティング、オフィスデータ分析サービスのほか、在宅ワークや家庭学習用家具、公共施設や物流施設向け機器など、”AI×Design based on PEOPLE”を強みに、さまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートしています。

ハイブリッドワークが普及し働く場所や働き方の多様化が進むなか、生産性や創造性を高める空間DX、最適なオフィス運用を伴走型で支援するコンサルティングサービスなども展開。外部デザイナーやパートナー企業との協業も積極的に行い、これからの新しいワークスタイルとワークプレイスを提案しています。

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会社概要

株式会社イトーキ

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URL
https://www.itoki.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都中央区日本橋2-5-1
電話番号
-
代表者名
湊 宏司
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1950年04月