「ポール・スチュアート」メンズ 「クインテッセンシャルコート」発売 糸から開発した上質なスーツ地を初めてコートに採用
濃淡6色の紺色のわたを用いた深みのある独自の紺生地 ~ 機能性も備えたエレガントなビジネスコート ~
三陽商会が展開するブランド「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」メンズは、紳士のワードローブに欠かせないスーツやブレザーなどのベーシックアイテムに特化し、日本人に合う立体パターンや、糸になる前の「わた」の段階で濃淡6色の紺色に染めてから紡績したオリジナルTOP糸を使用するなど、服作りの工程の一つひとつにこだわり抜いた付加価値の高い定番服「QUINTESSENTIAL COLLECTION(クインテッセンシャル コレクション)」を2016年から展開しています。今回、この「クインテッセンシャル コレクション」初となるコート「QUINTESSENTIAL COAT(クインテッセンシャルコート)」2型を当社の全社横断プロジェクト「商品開発委員会」(※1)にて開発、「ポール・スチュアート」メンズを展開する全国百貨店、直営店の計45店舗と、三陽商会公式オンラインストア「SANYO ONLINE STORE(サンヨー オンラインストア)」にて9月中旬より順次発売しています。
「クインテッセンシャルコート」の素材はクインテッセンシャルスーツと同じオーストラリアメリノ羊毛の中でも繊維が細いSuper120‘s原料を使用。繊細なスーツ地をアウターであるコートに採用するために、表地にはっ水加工、裏面にポリウレタンフィルムをラミネートしています。原料は厳選されたオーストラリア産メリノ種を使用し、紡績から生地の整理加工まで国内で仕上げました。デザインは、「ポール・スチュアート」のシグネチャーコートであるタイロッケン型の通称『クリフォードコート』と、『バルマカーン(ステンカラー)コート』の2型で、誰もが手に取りやすいベーシックなスタイルにこだわりました。縫製はコート専業55 年になる自社工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」(青森県七戸町)にて行っています。上質なものを長く着用したいと考える男性に向けたこだわりの定番コートです。
(※1) 商品開発委員会 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000543.000009154.html
(※)QUINTESSENTIAL: 典型的な・神髄の
■商品開発の背景
「ポール・スチュアート」は、これまでも大切なシーンでお召しいただく上質なビジネスウェアを提供してまいりました。2016 年には男性がワードローブにそろえておきたいベーシックな服に特化し、一つひとつにこだわり抜いた定番服「クインテッセンシャル コレクション」を発売。上質なものを長く着用したいと考えるお客さまから支持を得て、人気の定番コレクションとなっています。クインテッセンシャルスーツに使用している素材は糸になる前の「わた」の段階で染めた濃淡6色の紺色のわたを調合し、一本の糸に紡ぎます。その深みのある独特な色と風合いの良さから、「同じ素材でコートが欲しい」という要望がお客さまをはじめ店舗スタッフから上がっていました。しかし、スーツ用として開発した糸のため非常に繊細でアウターには適していないことから、コートに仕立てるための改良を進め、当社の全社横断プロジェクト「商品開発委員会」にて開発、「クインテッセンシャルコート」として製品化しました。
誰もが手に取りやすい定番のデザインだからこそこだわり抜いた、「ポール・スチュアート」が自信をもって提案するコートです。
■「QUINTESSENTIAL COAT」商品詳細
①唯一無二の紺無地
クインテッセンシャルスーツの生地と同様に素材はオーストラリアメリノ羊毛の中でも繊維が細いSuper120‘s原料を使用しています。原料の良さを引き立てるための生地設計、染色、織り、生地の仕上げに至るまで日本で行っています。風合いの良さと上品な光沢、色の深みまで綿密に考慮された唯一無二の紺無地です。
糸になる前の「わた」の段階で染めた濃淡6色の紺色のわたを調合し、一本の糸に紡ぎます。それにより各々6色の持つ長所が混ざり合うことで色に深みが増し、オリジナルの紺無地が完成しました。
繊細なスーツの素材をコート地として使用するため、表地にはっ水加工を施しました。裏面にはポリウレタンフィルムをラミネートし、防風機能も持っています。
②着やすさと美しさを両立したデザイン
【バルマカーンコート】
スーツと同様に美しいフォルムと着心地の良さを同時に実現した立体設計。襟を寝かした際の立体的な返りやスーツ上に着た際のVゾーンとのバランスを考慮し、襟を立てた際の形状にもこだわりました。袖付けはスプリットラグランにし、前からはすっきりと見せながらも背中の可動域を増やしています。
【クリフォードコート】
「ポール・スチュアート」のシグネチャーコートとして存在するタイロッケンコート型の通称『クリフォードコート』を改良しました。フロントボタンを比翼仕立にし、ベルトをしてもボタンが見えないミニマムなデザインにこだわりました。
③こだわりのライナー
脱可能なキルトのベストライナーは、クインテッセンシャルスーツと同様、吸放湿性、制電性、すべり性を持つベンベルグ®を使用。オリジナルのベージュに染めました。
④紡績から生地の整理加工、縫製まで全て国内にて仕上げ
1905年創業の歴史ある日本のテキスタイルメーカー、御幸毛織株式会社にて糸の紡績から生地の整理加工、仕上げまでを行い、縫製からプレスまで各工程で最適な手仕事を施して仕上げるコート専業55年になる自社工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」にて生産しています。素材の美しさを生かした整然と生地が落ちるようなシルエットを理想に掲げ縫製。襟周りとボタン付けは、クオリティを高めるために職人が手作業で行い、細部までこだわって仕上げています。
■商品概要
バルマカーンコートとクリフォードコートの2型展開。(クリフォードコートは、数量限定商品です)
商品名:クインテッセンシャルコート
バルマカーン
税込価格:¥165,000
素材:毛100%(SUPER120’s)※はっ水性
裏:ポリウレタンラミネート
カラー:ネイビー
サイズ:46、48、50、52 (全4サイズ)
着丈:97cm
商品名:クインテッセンシャルコート
クリフォード
※数量限定商品
税込価格:¥198,000
素材:毛100%(SUPER120’s)※はっ水性
裏:ポリウレタンラミネート
カラー:ネイビー
サイズ:46、48、50 (全3サイズ)
着丈:108cm
■生産工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」 について 当社子会社。2023年に設立80周年を迎えた当社の祖業アイテムでもあるコートの生産を手がける、コート専業55年(1969年創立)の工場で、当社のものづくりの根幹ともいえる国内工場です。工程数の多いコートを正確に縫製し仕上げる技術は、当社製品の生産に加えて、近年ではセレクトショップなど他のアパレルメーカーからも多くの受注を受け、中でも綿のギャバジン素材によるトレンチコートの生産技術については高い評価をいただいております。
直近の動向:2021年2月、複数の設備投入をおこない新たにR&D 機能を持たせることで、近年の需要に即した生産体制を確立。ダウンコート生産の内製化や新アイテムの開発など、トレンチコートに留まらない製品の生産に取り組んでいます。
公式サイト https://sanyo-factories.jp/aomori_factory
■「Paul Stuart」メンズについて
コンセプト:1938年ニューヨーク・マディソンアヴェニューで誕生したPaul Stuart。ブリティッシュの伝統とアイビーリーグを融合した “コンテポラリー・クラシック” スタイルを提案しています。
販路:
・Paul Stuart 青山本店
東京都港区北青山2丁目14-4 ジアーガイルアオヤマ 1階
営業時間 11:00 ~ 20:00
・全国百貨店 紳士服売場 44店舗
・「Paul Stuart」 ブランド公式サイト&ストア
https://store.sanyo-shokai.co.jp/pages/paul_stuart
公式SNSアカウント
Instagram https://www.instagram.com/paulstuartjapan/
Facebook https://www.facebook.com/PaulStuartJapan/
X https://twitter.com/paulstuartjapan
以上
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