企業賞 「SANYO服福賞」表彰式・座談会を開催【三陽商会の服育活動】
2024年度「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」に協賛。~ 地域の子供たちとの交流により、服やモノを大切に長く使う心を共に育む ~
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三陽商会は、エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)が主催する「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」に協賛し、2018年度からは企業賞「SANYO服福賞」として服や布に関する優れた日記を書いた小学生を表彰しています。
「SANYO服福賞」創設7年目を迎える2024年度は、907点(区内23校)の応募作品の中から6名を選出。表彰式と座談会を12月21日(土)に開催しました。座談会では、受賞者による不用な服をリメイクした成果物の発表を行い、服やものを長く使うことの大切さについて話し合うことで理解を深めました。
当社は「SANYO服福賞」の表彰を通じて、地域の子供たちに対してものを長く大切に使う心を育み、服や布のアップサイクルやエコな取り組みの実践を企業として応援しています。
■「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」への協賛と企業賞「SANYO服福賞」について
当社はサステナビリティ活動「服育活動」の一環として、当社が本社を構える新宿区内で活動する新宿区立環境学習情報センター及びNPO法人新宿環境活動ネットが新宿版として独自に展開している「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」に協賛してきました。2018年には企業賞「SANYO服福賞」を企業として初めて創設し、子供たちが取り組んだ日記の中から服や布に関する優れた作品を表彰しています。2024年度は新宿区立小学校の児童(4~6年生)らに環境日記7,000冊を配布。5週間以上取り組んだ日記を対象にしたコンテストに対して区内23校より907点の応募がありました。
『新宿区「みどりの小道」環境日記コンテスト』応募数の推移
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2024年度 |
907点(区内23校より) |
2023年度 |
866点(区内19校より) |
2022年度 |
1,204点(区内24校より) |
2021年度 |
1,193点(区内24校より) |
2020年度 |
747点(区内17校より) |
2019年度 |
1,061点(区内21校より) |
2018年度 |
910点(区内21校より) |
エコギャラリー新宿「新宿区『みどりの小道』環境日記」について:https://www.shinjuku-ecocenter.jp/midorinokomichi/
■表彰式・座談会について
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2024年度の表彰式と座談会は、エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)で開催される「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト表彰式」の中で実施しました。
「SANYO服福賞」創設7年目を迎えた2024年度は受賞者6名中4名が出席。座談会では保護者も参加し、環境日記に取り組んだ感想に加え、不用な服をリメイクした成果物の発表を実施。普段から服やものを長く使うことの重要性について改めて理解を深めました。
◆「SANYO服福賞」受賞者と受賞理由
<優秀賞 1名>
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学校名 学年 |
氏名 |
選出のポイント |
市谷小学校3年 |
西 夏凛さん |
布や服に関して、研究・探求心をもって楽しみながら取り組んでいる |
<SANYO服福マイスター 1名>
数年に渡り継続して服や布に関して優れた日記を書いた小学生を表彰する賞
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学校名 学年 |
氏名 |
選出のポイント |
淀橋第四 小学校6年 |
佐藤 紅さん |
ものを大切に長く使う気持ちをもって、アップサイクルを実践し、責任感をもって取り組んでいる |
<特別賞 4名>
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学校名 学年 |
氏名 |
選出のポイント |
鶴巻小学校 4年 |
中村 紗和さん |
様々な視点からSDGsの取り組みを実践している |
余丁町小学校 5年 |
VO KHANH LINHさん |
オリジナリティのある発想でアップサイクルに取り組んでいる |
落合第六小学校4年 |
稲田 楓さん |
ものを大切に長く使う気持ちをもって、様々なアップサイクルを実践している |
淀橋第四小学校6年 |
池田 芽生さん |
布や服に関する環境への背景に関して、探求心を持って研究している |
■受賞者の声
(座談会参加者4名分)※保護者からのコメント、環境日記の転載を含む
◆優秀賞:市谷小学校3年 西 夏凛(にし かりん)さん
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ご本人のコメント:
私は小さい時から、身の回りの物に対して、できるだけ捨てたくないし、ありがとうという気持ちがあります。だから、捨てられてしまうものを生まれ変わらせたいと思って取り組みました。
小さい頃に着ていたワンピースは、推し活で使う、うちわカバーにリメイクしました。ポイントはカバーを固定する紐を推しのイメージカラーにしたところです。他には、100点のテストを捨てるのがもったいないので、ポーチにアップサイクルしました。紙なので、丈夫になるようフィルムを貼り、ファスナーを付けました。持ち手の部分にテストに書いた自分の名前がきて、ちょうど良いデザインになりました。今回、自分が大好きな工作やリメイクで賞をもらうことが出来て、とても嬉しかったです。つくった作品をこれからも大事にします。
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◆SANYO服福マイスター:淀橋第四小学校6年 佐藤 紅(さとう こう)さん
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ご本人のコメント:
環境日記は3年目で、昨年から洋服や布製品に関わるエコな取り組みを始めました。昨年はジーンズやTシャツを、今年はスウェットをエコバッグにリメイクしました。今年はマチを付けてより使いやすくしたところがポイントです。1年前につくったバッグも大切にしてまだ使っています。
もともと服が好きで、お気に入りの服を捨てずにつくり変えたり、お下がりをあげたり、もらったり、どの取り組みもとても楽しかったです。せっかくエコ活動をするなら、このように楽しくできた方が続けられると思いました。
地球温暖化や食品ロスといった様々な環境問題のある地球が、私たちの小さなエコ活動によって、少しでもより良くなってくれたら良いなと願っています。
※佐藤さんは、去年の特別賞に続き2度目の受賞
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◆特別賞:余丁町小学校5年 VO KHANH LINH(ぼお かん りん)さん
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ご本人のコメント:
私は、服が大好きです。お母さんにならって、姉と私が着たワンピースを枕カバーにリメイクしました。手縫いでジッパーを付けるのが難しかったけれど、返し縫いで丈夫にしたり、工夫してお母さんと一緒に頑張りました。自分で使ってみて、触り心地も寝心地もいいです。
環境日記で、身近なSDGsの取り組みなどを色々調べて、エコやSDGsを知ることができたので、面白かったです。これからも環境に良いことを続けられるように工夫していきたいです。
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◆特別賞:落合第六小学校4年 稲田 楓(いなだ かえで)さん
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ご本人のコメント:
環境日記を通じて色々なリメイクに挑戦しました。例えば、お気に入りのTシャツが着られなくなったので、ずっと使えるようにクッションにリメイクしました。リメイクには、おばあちゃんと一緒に取り組みました。ポイントは、水着をエコバッグにリメイクした際に残ったリボンをクッションのワンポイントに使ったところです。他には、お気に入りのタオルがもう使えなくなったので、タオルのピンク色をいかして、うさぎのぬいぐるみにリメイクしました。
環境日記は、やってみたら身近なところにエコがあって、すごく楽しかったです。
これからも穴の開いた靴下を縫ったり、着られなくなった服でずっと使い続けられるものをつくったり、捨てる前に再利用できないか考えてみたいと思います。
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■「SANYO服福賞」これまでの受賞者内訳
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年度 |
受賞者 |
2024年度 |
6名(優秀賞1名、特別賞4名、SANYO服福マイスター1名) |
2023年度 |
5名(優秀賞2名、特別賞3名) |
2022年度 |
5名(優秀賞3名、特別賞2名) |
2021年度 |
7名(優秀賞4名、特別賞2名、SANYO服福マイスター1名) |
2020年度 |
5名(優秀賞4名、特別賞1名) |
2019年度 |
5名(優秀賞4名、特別賞1名) |
2018年度 |
5名(優秀賞4名、特別賞1名) |
■当社の「服育授業」について
当社は、衣服を通じて豊かなこころを育む「服育」の一環として、 “服を大切に長く着る心”を育てる小学校での「服育授業」を2014年からスタートしました。2017年からは、当社が本社を構える新宿区内での取り組みとして、新宿中央公園内にあるエコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)で開催されている「こどもエコ広場新宿」や夏休みこどもエコ講座「エコにトライ!」にも参加し、地域の子供たちに向けた「服育授業」を行っています。
こうした服育授業の実績を活かし、2021年より三陽商会の企業サイト内に「学ぼう!服のこと ~服育動画~」のページを開設しました。当社では今後も継続して、幅広い年代に向けた学習の場を継続的に創出してまいります。
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※『服育Ⓡ』は株式会社チクマの登録商標であり、株式会社チクマの使用許諾に基づき使用しています。
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