「BtoBプラットフォーム 規格書」サービスリリース20周年!
食品業界各社に認められた商品規格書管理サービスで「食の安心・安全」の実現に貢献
デジタルの力であらゆる業務を効率化する株式会社インフォマート(本社:東京都港区 代表取締役社長:中島 健、以下「当社」)は、当社が提供する商品規格書クラウドサービス「BtoBプラットフォーム 規格書」が、今年20周年を迎えたことをお知らせします。

■ サービスリリース20周年までの歩み
商品規格書とは、食品の名称や、使用原材料、原産国、アレルギー、栄養成分等、食品に関する情報をまとめた書類です。食品メーカーは、商品規格書に記載された内容に基づき、製品の企画・製造・検査を行い、商品規格書を受け取った外食企業等は、最終的に消費者に正確な情報を提供することができます。
当社が提供する「BtoBプラットフォーム 規格書」は、これまで紙やExcel等でやり取りされ、書式が統一されていなかった商品規格書をデジタル化し、外食・卸・メーカーの各企業間で業界標準の統一フォーマットで総合管理できるクラウドサービスです。
本サービスは、食品メーカーや小売業者団体等、24社2団体が参加して2004年6月に発足した「フード業界トレーサビリティ協議会」において、 商品・原材料規格書の標準化やデジタル化の方針を検討、標準となるスタンダード版フォーマット(※1)の策定を進め、「FOODS信頼ネット」(※2)の名称で2005年4月より提供を開始しました。

現在は、アレルギー、一括表示、栄養成分表示に特化したベーシック版フォーマットと、原材料の詳細・添加物・製造品質等、より細かな情報を登録できるプレミアム版フォーマットを提供しています。また、農林水産省補助事業において策定されたPITS標準フォームにも対応し、さまざまな食品・食材を扱う企業の皆様に利用されています。
サービスリリース以降、食品の原材料や添加物、栄養成分等の表示方法を統一する「食品表示法案」の閣議決定をはじめとした、食への安全意識や健康志向の高まりを受け、アレルギー情報や栄養成分表示の対応強化等が求められる各企業の課題を解決するサービスとして、食品業界において広く普及しました。
2025年6月末現在、食品メーカー8,990社、卸企業706社、買い手企業(外食等)1,036社にご利用いただき、商品規格書の掲載数は1,669,915件に上ります。
当社は今後も、食品業界の業務効率化と生産性向上を支援するとともに、「食の安心・安全」の実現に貢献してまいります。
(※1)現在のプレミアム版フォーマット
(※2)2008年3月に「ASP規格書システム」、2016年1月に現在の「BtoBプラットフォーム 規格書」にサービス名称を変更
■ 連携する食品情報管理サービス事業者の皆様からのコメント
「BtoBプラットフォーム 規格書」とデータ連携する各事業者の皆様より、連携効果や祝辞、今後の展望についてのコメントをいただきました。
JFEシステムズ株式会社(MerQurius)
スマートソリューション事業本部 食品システム事業部 営業部 部長 菊池 祐希 氏
シニアセールスマネージャー 大村 眞義 氏/セールスマネージャー 小原 和己 氏より
『BtoBプラットフォーム 規格書』の20周年を心よりお祝い申し上げます。インフォマート社の長年にわたるご尽力と革新への取り組みに深く敬意を表します。JFEシステムズも、MerQuriusを通じて食品業界の品質保証業務を支援し、共に成長してまいりました。今後もさらなる発展をお祈り申し上げます。
また、当社も引き続き両システムの連携強化を進めるとともに、互いの特徴を活かした新サービスの提供などを通じて共に食品業界へ貢献したいと考えています。
株式会社ジャパン・インフォレックス(FDB)
常務取締役 総合企画部長 阿部 清光 氏より
『BtoBプラットフォーム 規格書』の20周年、心よりお祝い申し上げます。
インフォマート社の革新的なサービスが業界内の多くのユーザー様の業務効率化に大きく貢献され、20年の月日を経て斯様なご実績を挙げられておりますこと、ご同慶の至りです。次の20年においても新たな発想と絶え間ないご尽力をもってさらなるご発展が成就致しますよう、お祈り申し上げます。
『BtoBプラットフォーム 規格書』が品質系情報の業界標準ツールとして一層浸透すると共に、情報の精度向上やシステム技術の革新により、ユーザー様の業務効率化と信頼性向上がさらに進むことを希望しております。引き続き、サプライチェーン全体への品質系情報授受の標準化と省力化に向けて共に取り組んでまいります。
東京システムハウス株式会社(TOREPAS)
フードテックサービス部 部長 俵積田 宏太 氏より
20周年、心よりお祝い申し上げます。貴社がこれまで築き上げてこられた信頼と実績に感銘を受けております。貴社の未来が、より一層素晴らしいものとなりますよう心から願っております。当社では、商品情報だけでなく契約書関連も連携したいなどのご要望をいただいています。今後、TOREPASと連携する仕組み、機能を増やしたいと考えています。
株式会社エフシージー総合研究所(食品大目付そうけんくん)
取締役 企画開発部長・暮らしの科学部長 相良 和彦 氏より
この度は『BtoBプラットフォーム 規格書』提供開始20周年をお迎えとのこと、誠におめでとうございます。高い利便性と信頼性で多くのお客様に愛されてのことと存じます。今後もより一層のご発展をお祈り申し上げます。
質と効率性の向上を図るインフォマートのシステムと食の安心・安全を担保する当社のシステム間で、今後も様々な相互補完を行い、顧客・消費者に更なる価値の提供を目指してまいります。
■ 当社 上席執行役員 杉山 大介よりコメント
「BtoBプラットフォーム 規格書」は、サービス提供の開始から20周年を迎えました。これもひとえに、日頃よりご利用いただいているお客様、連携企業の皆様のご支援の賜物と、心より御礼申し上げます。
2005年のサービス開始以来、私たちは食品業界の「食の安心・安全」を支えるべく、商品規格書のデジタル化と業界全体の効率化に取り組んでまいりました。商品情報を統一されたフォーマットで総合管理できる本サービスは、業界における規格書関連業務の課題解決とともに、企業間取引の標準化とコスト削減にも寄与し、現在では1万社を超える企業様にご活用いただいています。
今後も、食品業界における、より多くの企業様の業務負担軽減と正確な情報流通の実現に貢献し、サービスの価値向上に努めてまいります。
▼「BtoBプラットフォーム 規格書」の導入事例はこちら
https://www.infomart.co.jp/case/index.html?categories=kikaku
■ サービス概要

「BtoBプラットフォーム 規格書」は、商品規格書情報をデジタル化し、外食・卸・メーカーの各企業間で、提出依頼・作成・提出、仕様変更までを総合管理できるクラウドサービスです。
業界標準の統一フォーマットで管理するため、双方に無駄な作業が発生せず、コスト削減・業務効率化が実現します。業界内でニーズの高いアレルギー・原産国の情報を管理するツールとして、食品業界の「食の安心・安全」をサポートします。(2025年9月現在で1万社以上が利用しています。)
URL:https://www.infomart.co.jp/kikaku/index.asp
■ インフォマートについて
1998年の創業以来、企業間取引における請求・受発注等の業務効率化を実現するクラウドサービスを提供・運営しています。主力サービスの「BtoBプラットフォーム」は、120万社以上が利用。プラットフォーム内の総流通金額は年間62兆円以上。
会社名:株式会社インフォマート(東証プライム市場:2492)
代表者:代表取締役社長 中島 健
代表取締役副社長 木村 慎
本社所在地:東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング13階
設立:1998年2月13日
資本金:32億1,251万円(2025年6月末現在)
事業内容:BtoB(企業間電子商取引)プラットフォームの運営
従業員数:794名(連結)、764名(単体)(2025年6月末現在)
URL:https://corp.infomart.co.jp/
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