結婚式などを開くなら、一番こだわる点は「費用を抑えて参加しやすく」(43.5%)

~開催費用・日程・会場・料理、セレモニーに対する意識の違いが年代で明確に~

タメニー株式会社

カジュアルウェディングプロデュース「スマ婚」及びウェディングフォトブランド「studio LUMINOUS」(運営会社:タメニー株式会社、代表取締役社長 :佐藤茂、証券コード :東証グロース6181)は、20~59歳の未婚男女で結婚関連のセレモニーを開きたいと答えた211人に対して「結婚式」に関するアンケート調査を実施しましたので、お知らせいたします。

<調査背景>

前回の調査では、結婚式などのセレモニーに出席する機会が減少し、そういったセレモニーは人生で数えるほどしか経験できない“特別なイベント”になりつつあることをご紹介しました。

そうした中でも、「セレモニーを開きたい」と考えている人は全体の30.4%を占め、一定の割合を維持しています。

一方で、セレモニーにかけられる予算は年々厳しくなっているようです。

結婚しても「無理にセレモニーを開かない」という選択肢もある今、「セレモニーを開きたい」と考える人には、どのような理由があるのでしょうか。

今回は、「セレモニーを開く理由」や「開くとしたら重視したいこと」について、アンケート調査を行いました。

<調査結果サマリ>

・複数のセレモニー開催に関心? 披露宴、フォトウェディングなどを「開きたい」割合、前年を上回る 

・セレモニーを開く理由、20代「自分らしさ」「祝ってほしい」、30代「記憶に残る1日を」、40代「感謝・披露のため」、50代「義務感から」

・セレモニーを開くなら、「費用を抑えて」(43.5%)、「交通の便が良い会場」(42.9%)

・47.5%の20代が平日セレモニーを希望

■複数のセレモニー開催に関心? 披露宴、フォトウェディングなどを「開きたい」割合、前年を上回る

Q. あなたが開きたい結婚関連のセレモニーは、どんなタイプのものですか。(n=211)※必須・複数回答

結婚関連のセレモニーとしては、代表的な挙式、披露宴をはじめ、二次会、1.5次会、フォトウェディングなど、さまざまなスタイルのセレモニーが登場してきています。結婚したらどんなセレモニーを開きたいか、2023年からの調査結果をまとめてみました。

開きたいセレモニーの人気順は、「挙式」(64.5%)、「披露宴」(53.6%)、「リゾート挙式」(32.2%)、「二次会」(31.3%)、「フォトウェディング」(30.3%)、「1.5次会」(16.1%)となりました。

リゾート挙式は前年から2.1ポイント減となりました。お金がかかるリゾート挙式は現実的ではないと考える人は増えたのかもしれません。一方、それ以外のセレモニーでは、前年よりも開きたい割合が微増となりました。挙式だけでなく披露宴やフォトウェディングといったセレモニーも組み合わせて開催したいというニーズも広がりつつあると考えられます。

■セレモニーを開く理由、20代「自分らしさ」「祝ってほしい」、30代「記憶に残る1日を」、40代「感謝・披露のため」、50代「義務感から」

Q. あなたがセレモニーを開きたいと考えている理由は何ですか。(n=195)※必須・複数回答

続いて、セレモニーを「開きたい」と回答した人に、なぜセレモニーを開きたいのか、その理由を尋ねてみました。その結果を集計したのが次のグラフです。

「自分の記憶に残る1日をつくりたいから」(56.9%)という理由を挙げた人が最も多く、次いで「両親や家族へ感謝を伝えるため」(36.9%)、「大切な人たちに祝ってほしいから」(35.9%)、「結婚という人生の節目を形にするという義務感から」(35.4%)、「たくさんの人たちに祝ってほしいから」(33.3%)といった理由が上位に入りました。

さらに年代別に詳しく見ると、どの世代でも最も多かった理由は「自分の記憶に残る1日をつくりたいから」でした。

20代は、「大切な人たちに祝ってほしいから」(38.5%)、「たくさんの人たちに祝ってほしいから」(37.2%)といった祝ってほしいという気持ちが他の年代と比べて強い傾向が見られました。

30代になると、「両親や家族へ感謝を伝えるため」(40.4%)、「結婚という人生の節目を形にするという義務感から」(40.4%)といった自分たちの内面的な動機が20代に比べて強まります。

40代では、「両親や家族へ感謝を伝えるため」(58.3%)、「ウェディングドレスや白無垢などの衣装を着たいから」(44.4%)全項目の中で上位にあがりました。

50代では、「結婚という人生の節目を形にするという義務感から」(45.8%)、「大切な人たちに祝ってほしいから」(33.3%)が他の年代よりも多いという結果となりました。

■セレモニーを開くなら、「費用を抑えて」(43.5%)、「交通の便が良い会場」(42.9%)

Q. あなたがセレモニーを開くなら、どんなところに気を配りたいですか。(n=191)※必須・複数回答

セレモニーを「開きたい」人たちがいざセレモニーを主催するとなったら、どんなところに気を配って企画することになるのでしょうか。セレモニー主催者がこだわりそうな点をいくつか挙げて、気を配りたい点を選んでもらいました。

「費用を抑えて、少なめのご祝儀・会費で参加しやすくする」(43.5%)、「交通の便が良い会場を選ぶ」(42.9%)、「おいしい料理や飲み物を用意する」(38.2%)、「遠方から参加する人には宿泊先を手配したり交通費を支援する」(32.5%)、「参加者に楽しんでもらえる演出やBGMを用意する」(29.8%)などが上位に並びました。

この結果を、20代(n=76)と30代(n=56)、40代(n=35)、50代(n=24)と年代別に比べてみると、次のグラフのようになりました。

20代は、「遠方から参加する人には宿泊先を手配したり交通費を支援する」(38.2%)が全項目の中で最も多く、ついで「費用を抑えて、少なめのご祝儀・会費で参加しやすくする」(32.9%)、「交通の便が良い会場を選ぶ」(32.9%)が続きました。なお、「遠方から参加する人には宿泊先を手配したり交通費を支援する」はどの世代よりも多い結果となりました。

30代は、「交通の便が良い会場を選ぶ」(48.2%)が最も多く、ついで「費用を抑えて、少なめのご祝儀・会費で参加しやすくする」(46.4%)、「おいしい料理や飲み物を用意する」(44.6%)が続きました。

40代は、「費用を抑えて、少なめのご祝儀・会費で参加しやすくする」(62.9%)が最も多く、ついで「おいしい料理や飲み物を用意する」(57.1%)、「交通の便が良い会場を選ぶ」(48.6%)と続きました。なお、「費用を抑えて、少なめのご祝儀・会費で参加しやすくする」はどの世代よりも多い結果となりました。

50代は、「交通の便が良い会場を選ぶ」(54.2%)が最も多く、ついで「費用を抑えて、少なめのご祝儀・会費で参加しやすくする」(41.7%)、「連休中やその前後など、参加しやすい日に開催する」(33.3%)が続きました。

なお、「交通の便が良い会場を選ぶ」はどの世代よりも多い結果となりました。

■47.5%の20代が平日セレモニーを希望

Q. あなたがセレモニーを開くなら、どちらかと言えば、どんなタイプのセレモニーにしたいですか。(n=195)※必須

どのようなセレモニーを望んでいるのか、世代による考え方の違いをより深掘りするため、2つの意見をいくつか挙げて、どちらの意見が自分の考えに近いかを選んでもらいました。

まずは、セレモニーの開催費に関する考え方についてです。

参加者にご祝儀や会費を負担してもらうことで、主催者側の費用負担を軽減できますが、反対に、できるだけ主催者が費用を負担し、参加者の出費を抑えたいと考える人もいます。

今回の調査では、「主催者である自分たちの負担が少なくなるように、ご祝儀や会費に期待したい」という意見(A)を選んだ人の割合が、どの年代でも多い結果となりました。

近年の物価高の影響等で自身の金銭的負担を少なくしたいと考える方が増えているのかもしれません。

次に、結婚式などの開催日についての考えを聞きました。

「開催費用を抑えるため、できれば平日などに実施したい」という意見(A)を支持する割合が、全体的に高くなっています。

特に20代では、「Aに賛成」(15.4%)と「ややAに賛成」(32.1%)を合わせると、約半数の47.5%が費用を抑えるための平日開催に前向きでした。

30代・40代でも、「費用を抑えて平日でも開催したい」という意見(A)の方が支持を集める結果となりました。

一方で、50代だけは傾向が異なり、「費用が高くなっても、連休中やその前後など、参加しやすいタイミングで開催したい」という意見(B)を支持する人の方が多い結果となりました。具体的には、「Bに賛成」(16.7%)と「ややBに賛成」(16.7%)で、あわせて33.4%がBの考え方に共感しています。しかし、最も多かったのは「どちらとも言えない」(37.5%)であり、価値観が多様化している世代であることもうかがえます。

「結婚式は土日祝に開催するもの」というこれまでの常識が、若い世代に限らず、変わりつつあるのかもしれません。形式にとらわれない結婚式スタイルの広がりが、開催日への価値観にも変化を与えているのかもしれません。

次は、会場までの交通の便に関する考え方について聞いてみました。

特に20代と50代では、考え方に違いが見られました。

20代では、「交通の便が悪くても、自分たちの気に入った会場で開催したい」という意見(A)を支持した人(「Aに賛成」「ややAに賛成」の合計)は32.1%、「交通の便がよく、参加者が来やすい会場で開催したい」という意見(B)を支持した人(「Bに賛成」「ややBに賛成」の合計)は28.2%と、若干Aが上回りましたが、最も多かったのは「どちらとも言えない」39.7%でした。

この結果から、20代は明確にどちらかの意見を支持しているというよりも、まだ判断が定まっていない、もしくは会場選びに対して強いこだわりを持っていない層が多いと考えられます。

一方、50代では、Aに「賛成」と答えた人は0%でした。

対してBの意見を支持した人は合計で58.4%にのぼり、参加者の来やすさ=交通の便を重視する姿勢が顕著でした。

このように、若い世代では判断を保留する傾向が見られるのに対し、年齢が上がるにつれてゲストへの配慮をより強く意識した選択をしていることがわかります。

セレモニーで提供する料理や飲み物についても質問しました。

ここでも、20代と50代で考え方に違いが見られました。

20代では、「主催者である自分たちが気に入った選りすぐりの料理や飲み物を提供したい」というAの意見を支持する割合が46.2%と多く、自分たちの好みを反映させたいという意識がうかがえます。料理や飲み物でも、自分たちらしさを表現したいと考えているのかもしれません。

一方、50代では、「参加者がいろいろと選べるように、料理・飲み物のバリエーションを豊富にしたい」というBの意見を支持する人が45.9%と多く、ゲストの満足度や配慮を重視する傾向が見られました。

このように、若い世代は自分たちの「好き」や「こだわり」を形にすることを意識し、年齢が上がるにつれてゲストの多様なニーズに応えたいという考え方が強くなるのかもしれません。

年代ごとに大切にしたいことは異なるかもしれませんが、どの世代も「その日一日を大切な人たちと過ごしたい」という思いは共通しています。自由と配慮のバランスをとりながら、自分たちらしい無理のないセレモニーを大切にしたい、そんな価値観が今後も広がっていくのではないでしょうか。

「結婚式」に関する調査

調査方法:インターネット調査

調査対象:20~59歳 未婚男女で「セレモニーを開きたい」と回答した211人

集計期間:2025年5月16~23日

※各項目の数値は小数第二位を四捨五入しているため、各項目の合計が100%とならない場合がございます。

<タメニー株式会社 会社概要>

商 号:タメニー株式会社

証券コード:東証グロース6181

代 表 者:代表取締役社長 佐藤 茂

事業開始:2006年9月

所 在 地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル3階

U R L :https://tameny.jp/

<婚活領域>

・結婚相談所「パートナーエージェント」

・婚活パーティー「OTOCON」

・アプリ完結型結婚相談所「パートナーエージェントApp」

・マッチングアプリ「スマ婚デート」

・婚活事業者間会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」

・結婚相談所連盟「婚活アライアンスパートナーズ」

<カジュアルウェディング領域>

・結婚式プロデュース「スマ婚」

・挙式お披露目パーティープロデュース「ラフスタ」

・ウェディングフォト「studio LUMINOUS」

・結婚式二次会プロデュース「2次会くん」

<地方創生/QOL領域>

・地方自治体向け婚活支援システム「parms」

・地方自治体の婚活支援センター(受託運営)

・地方自治体の婚活支援イベント・セミナー(受託開催)

・保険代理店「Tameny×保険クリニック」

・成婚後サポートサービス「アニバーサリークラブ」

【本件に関するお問い合わせ先】

タメニー株式会社 広報担当:平田・横田

TEL:03-5759-2700 FAX:03‐5759‐2701

Mail:public@tameny.jp

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業種
サービス業
本社所在地
東京都品川区大崎1-20-3 イマス大崎ビル3階
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03-5759-2700
代表者名
佐藤 茂
上場
東証グロース
資本金
4400万円
設立
2006年09月