デジタルホールディングス、エンファクトリー社とともに業種の枠を超えて、多様な視点を持つ人材育成を目的とした企業間複業活動「越境コンソーシアム」を開始

ブリヂストン、シミックホールディングス、富士通ラーニングメディア、パルコなど6社が参画

日本全国の企業のデジタルシフトをリードする、株式会社デジタルホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 グループCEO:野内 敦、以下、デジタルホールディングス)は、株式会社エンファクトリー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:加藤 健太、以下、エンファクトリー社)と共同で、多様な視点を持つ人材育成を目的とした企業間複業活動「越境コンソーシアム」を開始したことをお知らせいたします。

  • 「越境コンソーシアム」開始の背景
近年、VUCA※1や人生100年時代といったこれまでの価値観を見直す動きが進み、社会やビジネスも急速に変化し、企業の変革もより一層求められるようになっています。そのため、企業では既存事業の変革や新規事業の開発を推進するための人材の育成や能力開発の必要性がこれまで以上に高まっています。一方で、人材の育成や能力開発に必要不可欠な学習や実践の機会を自社内だけで創出することが困難な企業も少なくありません。これにより、注目を集めているのが、社内外を問わず多様なメンバーが集まり対話を重ね、課題解決を行うことで、常識や慣習の枠を超えた、多様な価値観に基づいた新たなスキルや可能性を育む、越境学習※2です。しかしながら、企業によっては情報漏洩のリスク対策やルール整備といった社内調整や副業による人材流出などの懸念があり、越境学習に取り組むことが難しいという課題もあります。
デジタルホールディングスとエンファクトリー社では、このような企業の越境学習への参加ハードルを下げ、人材の育成や能力開発に取り組める機会を創出するための企業間複業活動として「越境コンソーシアム」を企画し、開始するに至りました。

※1 VUCA:Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字を略称とした造語。近年、将来の予測が困難な状況を表す言葉として用いられている。

※2 越境学習:本プレスリリースでは、複業やパラレルワーク、プロボノ、出向など、社内と社外の場を横断することで、自己理解の促進や視野拡大、スキルアップが進む学習のことを指します。越境学習の効果が期待されるなか、複数の仕事を持つことを指す「複業」を企業間で行う企業間複業活動の取り組みが注目されています。
 
  • 「越境コンソーシアム」第一弾(トライアル)の概要
・目的:既存事業の変革や新規事業の開発を推進できる多様な視点を持った人材の育成や能力開発のための機会創出。
・狙い:異なる業種・職種からの多様な視点・意見に触れることによる、参画企業メンバー一人ひとりによる新たな価値創造。
・参画企業: 株式会社ブリヂストン、シミックホールディングス株式会社、株式会社富士通ラーニングメディア、株式会社パルコ、株式会社デジタルホールディングスなど計6社。
・参画条件:1業種1社まで(各企業からの募集メンバーの上限は5名まで)。
・課題内容:実際に企業が抱える中長期的な課題の解決をプロジェクト単位で設定。
・期間 :2022年9月まで計4期間でプロジェクトを実施。「オフィスの新しい活用法の検討」や「カルチャー浸透方法の検討」など、全期間で最大30件を想定。各プロジェクトの参加メンバーは要選考。
・特徴 :
①人事・HR系、営業、マーケティングなど、多様な職種からメンバーを集い、業種の枠を超えて人材が関わり合います。
②「原則6週間、実働45時間」と限られた時間で、所属する企業のなかでの慣習や固定概念を取り除き、メンバー同士が積極的に自己開示を行い、共に自身の能力開発に挑戦します。
③プロジェクト完了後は、所属する企業のなかで共有会を開催し、企業間複業活動で得られた新たな刺激や価値観の還元を目指します。

「越境コンソーシアム」構想イメージ「越境コンソーシアム」構想イメージ

越境コンソーシアムのプロセス(課題提示から最終レポートまでを半年間で4回実践)越境コンソーシアムのプロセス(課題提示から最終レポートまでを半年間で4回実践)


①越境コンソーシアムへの参画:説明会参加、Teamlancerエンタープライズ登録
②課題提示:プロジェクトのショートプレゼンテーション
③応募/選考:プロジェクト参加メンバーの決定
④プロジェクト進行:週次でのレポート提出・メンター主催のサロン参加
⑤プロジェクト完了:最終レポートの提出、所属企業での共有
 
  • 「越境コンソーシアム」の意義
デジタルホールディングスは、デジタル時代に合った働き方や多様なキャリア形成を支援し、より多くの自立人財を育む施策を実践しています。また、エンファクトリー社は、設立以来「専業禁止!」という人材ポリシーでメンバーのキャリア自律を応援しています。両社のこれまでの知見やノウハウを活用し、「越境コンソーシアム」の取り組みを通して、越境学習や企業間複業活動といった新しい取り組みが世の中により浸透し、組織の枠組みを超えた多様な共創の実現を目指してまいります。


■株式会社デジタルホールディングスとは
デジタルホールディングスは「新しい価値創造を通じて産業変革を起こし、社会課題を解決する。」をパーパスに掲げ、ヒト・モノ・カネ・情報というすべての経営資源の至るところで、IX(Industrial Transformation®=産業変革)実現に向けてデジタルシフトを推進する存在として経済発展に貢献します。日本のすべての企業の、人の、挑戦のインフラとなり、どこまでも希望が続いていく未来を実現します。

■株式会社デジタルホールディングス概要
社名:株式会社デジタルホールディングス
資本金:82億12百万円(2021年12月末現在)
代表者名:代表取締役社長 グループCEO 野内 敦
上場区分:東証プライム(証券コード 2389)
URL:https://digital-holdings.co.jp/

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会社概要

URL
https://digital-holdings.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区四番町6 東急番町ビル
電話番号
03-5745-3624
代表者名
野内 敦
上場
東証プライム
資本金
82億1200万円
設立
1994年03月