千葉大生とZOZOの協同プロジェクト「ファッションとサステナビリティ」の2024年度報告会を実施

国立大学法人千葉大学

千葉大学環境ISO学生委員会(以下、学生委員会)は、2022年度より「ファッションとサステナビリティ」をテーマに、株式会社ZOZO(以下、ZOZO)と協同プロジェクトを実施しています。2025年3月28日(金)に、2024年度の実施報告会が行われました。

※プロジェクトの経緯や2023年度までの活動についてはこちら

今年度、本プロジェクトは4つの班に分かれて活動し、学生委員会が2月16日(日)に開催した「Chiba Winter Fes2025」にて各班の成果の実施・展示を行いました。

環境班

環境班では海洋ごみ問題に着目し、ビーチクリーン活動に実際に参加するとともに、Chiba Winter Fesでは、海洋ごみ問題の啓発活動を行いました。

・ビーチクリーン活動への参加

ZOZOが地域貢献と環境保護を目的に、2024年3月に開始したビーチクリーン活動「ZOZO Beach Clean Action」に学生たちが参加しました。

参加日:2024年4月14日、5月11日、7月6日、9月15日、10月19日

場 所: 幕張の浜「ZOZOマリンスタジアム~湯楽の里」前のビーチ

5月11日の様子

・紙芝居制作とワークショップ

ビーチクリーン活動への市民参加を促進することを目的に、海洋ごみ問題の影響や、3R(Reduce・Reuse・Recycle)、ビーチクリーンの重要性に関する紙芝居「ウミちゃん物語~大切な海を守ろう~」を制作しました。

<Chiba Winter Fes>

160人程度の子どもたちに紙芝居を上演することができました。また、ごみ分別体験ゲーム「エコフィッシング~海を守る釣り大会~」のワークショップを行い、多くの子どもたちが楽しんでいました。

制作した紙芝居の一部
紙芝居上演の様子
エコフィッシングゲーム:先端に磁石が付いた釣り竿で海に浮かぶゴミを回収する

<Let’s study SDGs>

小学校の放課後学童クラブ等でエコ教室を実施する「Let’s study SDGs」(環境ISO学生委員会の別プロジェクトが主催)にて、紙芝居を上演しました。

 日時:2025 年2 月17 日 15:30~16:30

 場所:千葉市立椎名小学校 理科室

ここではワークショップの内容が古着を活用したエコバッグ作成だったため、エコバッグがどのように環境に貢献するかの説明も加えて上演しました。クラブのスタッフの方からは「非常に手の込んだ紙芝居で子どもたちが興味を持って聞いていた」との感想をいただきました。

人権班

人権班では「ファッションにおける人権問題について自らの学びを深めると共に、1人でも多くの人に人権問題を自分事として考えてもらうこと」を目標に、まずはメンバーへのインプットとして勉強会を実施しました。各自が興味のある人権問題や取材する企業の取り組みについて調べて共有しあいました。その後、ZOZO生産プラットフォーム部と、BEAMS(株式会社ビームスホールディングス)および、THE BODY SHOP(ザボディショップジャパン株式会社)の2つのブランドを取材し、その内容をパネルにまとめてChiba Winter Fesで展示しました。

ZOZO生産プラットフォーム部への取材記事パネル
BEAMSへの取材記事パネル
THE BODY SHOPへの取材記事パネル
Chiba Winter Fesでの展示の様子

取り組んだ学生たちからは、「人権問題と一口に言ってもたくさんの種類があり、それぞれのメンバーの興味関心が違って、いい刺激になった」、「人権問題に取り組む企業の方に、公開されている情報だけでは分からない詳細なことまで聞けたのはとてもいい経験だった」、「自分の『好き』や『大事にしたい』をもっと突き詰めると、それが仕事になり、周りも応援したくなるということに気が付いた」といった感想が寄せられました。

ダイバーシティ班

ファッションを自己表現の方法の一つととらえ、ファッションを通じて誰もが「なりたい自分になれる」を実現できることを目指し、障がいのある人に着目して活動しました。

障がいを理由にファッションを楽しめない人がいることや、インクルーシブウェアについて広く知ってもらうため、まずは、千葉大学教育学部附属特別支援学校の教員に取材をしました。その内容とインクルーシブウェアについてまとめたパネルを、Chiba Winter Fesで展示しました。

Chiba Winter Fesでの展示の様子

インクルーシブウェアとは、障がいの有無や体型の違い、性別などに関係なく、誰もが便利に使える「インクルーシブデザイン」の考え方を取り入れた服です。ZOZOのサービス「キヤスク with ZOZO」の協力により、Chiba Winter Fesでは、両脇が裾までファスナーになって着脱しやすくなっているズボンのサンプルを展示しました。

地域班

地域班では西千葉周辺地域の方々が新たなことに挑戦できる「一歩踏み出せる」まちにしたいと思い、まずは、廃棄物の再利用をはじめるきっかけづくりとして、Chiba Winter Fesで親子連れ向けの「おうちで使えるおしゃれグッズづくりワークショップ」を実施しました。

ペットボトルランタンづくり

飲み終わったペットボトルを切って、好きな切り絵をアレンジして飾りつけ、LEDライトを入れて完成するランタンです。防災用にも使用できます。ワークショップはとても人気で用意していた50組分は午前中で終了しました。

ペットボトルを用いた的あてゲーム

ペットボトルと割りばしとゴムを使いキャップを飛ばして的あてをするゲームです。参加した子どもたちは夢中になって何度も挑戦していました。

活動報告会

2024年度の活動について、学生がZOZOへ報告する会が、2025年3月28日(金)に千葉大学にて行われました。1年間を通じてプロジェクトに参加した15名の学生には、ZOZOよりプロジェクト修了証が贈られました。

報告の様子

2024年度プロジェクト担当者の声

●学生チームの統括メンバー

法政経学部2年 川上竣太郎

プロジェクトが始動してから3年が経ち、2024年度は企画を一から考えることになりました。一からの企画立案は決して容易ではありませんでしたが、メンバーと何度も議論を重ねた結果、Chiba Winter Fesに出展し、より充実した活動を展開することができました。海洋ごみの現状や家庭ごみの分別をテーマとしたワークショップの実施に加え、人権問題への取り組みについて複数の企業に取材を行いました。私たちの活動が、自分たちにとっても、また社会にとっても、少しでも意義のあるものとなっていれば幸いです。

園芸学部 3年 小竹涼介

今年度のプロジェクトもあっという間に終わり、1年間の短さを改めて実感しています。

私はこのプロジェクトに3年間所属しましたが、自身の活動経験や他班の取り組みを見聞きする中で、「とりあえず1ヶ月で何か行動する」ことの重要性を学びました。特に4月から新しい活動を始める場合、なかなか具体化や実行に繋げられず、テスト期間の忙しさや長期休みの影響で活動が希薄になりがちです。一度何もしない期間が1ヶ月ほどできると、メンバーのモチベーションが低下し、そこから活動を再開する際のハードルが高まると感じました。こうした場面で、ZOZOの皆様が学生の意識や活動の継続を支えてくださり、何度も助けられました。

忙しい時期であっても、リーダーは「何もしない」のではなく、できる範囲で話し合いを行うなど、「とりあえず何か行動する」ことが大切だと思います。また、班員も日程調整の連絡にはすぐに回答する、リーダーの発言に積極的にリアクションをするなど、相互的な関係を築く努力をするべきだと学びました。改めまして、ZOZOの皆様には多大なるご協力を賜り、心より感謝申し上げます。これからのこの協同プロジェクトが、さらにより良いものになることを願っております。

●ZOZOの担当者

ZOZO CI本部 フレンドシップマネージメント部 鹿子聡美様
千葉大学との協同プロジェクトを実施する中で弊社が大切にしていることは、学生の主体性や探究心を最大限引き出すこと、そしてZOZOとだからこそチャレンジできる機会を提供することです。今年度は、上期:インプット、下期:アウトプットを中心とした活動のアイデア出しから企画実施までを行いました。Chiba Winter Fesでは全てのグループがワークショップや活動内容をまとめたパネル展示を実施して、多くの来場者の方に取り組みを知っていただくことができました。一年間伴走する中で、学生ならではの視点や発想に、サポーターの私たちも学ぶことがたくさんありました。今期の活動が今後の発展につながり、双方にとってより学びのある機会を創出できるようサポートしてまいります。

本件に関するお問い合わせ

​国立大学法人千葉大学 環境ISO事務局 

メール:kankyo-iso(アットマーク)office.chiba-u.jp

TEL: 043-290-3572

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会社概要

国立大学法人千葉大学

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URL
https://www.chiba-u.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33  
電話番号
043-251-1111
代表者名
横手 幸太郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2004年04月