広報リモート化の兆し。過去最高の新規登録とアクセス数をPR TIMESが更新、一方でプレスリリース数に11年3月以来のブレーキ

‐ 4月は「コロナ」「テレワーク」「在宅」プレスリリースに注目集まる ‐

株式会社PR TIMES

株式会社PR TIMES(所在地:東京都港区、代表取締役:山口拓己、東証一部:3922)が運営するプレスリリース配信サービス「PR TIMES」は、2020年4月の新規企業登録数が初めて月間1000社を超えて1132社、また同月のサイトアクセス数は前年の2.6倍にあたる4916万PV(ページビュー)を記録し、ともに過去最高を更新いたしました。一方で、プレスリリースの機会が全体としては減少傾向で、4月のプレスリリース配信件数は2011年3月以来9年1カ月ぶりに前年同月比で10%未満の増加に留まりました。
  • 新規企業登録数は初の月間1000社超で過去最高、一方で配信休止する企業も

「PR TIMES」の4月企業登録数が初めて月間1000社を超えて、1132社(2020年4月実績、前年同月比162.9%、前月比122.9%)となり、過去最高を更新しました。
4月7日の緊急事態宣言発令、そして16日の対象地域全国拡大を受けて、企業のテレワーク化が一層進むとともに、メディア記者もテレワーク化し、記者クラブでは会見・投げ込み自粛要請が出るなど、企業の情報発信・広報活動も急速にリモート化を迫られています。この流れを受けて、オンラインでプレスリリース配信しようと登録いただく企業が増える傾向が表れたものと考えられます。

一方で、配信休止せざるを得なかったり、休業関連プレスリリースに限定される等、業態によっては前向きな広報活動が難しい非常に苦しい時期ともなりました。プレスリリースの機会が全体としては減少傾向で、4月のプレスリリース配信件数は2011年3月以来9年1カ月ぶりに前年同月比で10%未満の増加に留まりました。

なおPR TIMESでは、4月7日の緊急事態宣言を受けて、長期契約ご利用企業様の中で店舗や施設を臨時休業している場合、休業期間中に休業に関わるプレスリリースしかないのであれば、最大1ヵ月間の契約期間を延長する措置をとることを先日決定して対象のお客様へご案内しています。さらに5月4日、緊急事態宣言を5月31日まで延長すると日本政府が決定したことに伴い、お客様の休業延長が確認された場合には、配信休止期間の期限を最長で5月31日まで延長することを決定いたしました。対象のお客様には順次ご案内してまいります。また、休業期間中において、休業や再開、休業中の代替サービスなどのプレスリリースは無償で利用提供することとしています。
 
  • 企業発の一次情報に注目集まる、4月サイトアクセス数は前年比2.6倍の4916万PV

「PR TIMES」の4月サイトアクセス数は4916万PV(前年同月比260.7%、前月比143.9%)を記録し、過去最高を大きく更新しました。年末年始からアクセス数の高い状態が継続していましたが、3月そして4月と続けて大きく過去最高を塗り替えることとなりました。
今、未曽有の事態に情報が必要とされており、各企業・自治体・団体が発表する一次情報にいち早く直接アクセスするという行動が広がっていることを示していると考えられます。


4月以前のアクセス数推移は、2019年12月 2727万PV(前年同月比169.0%)、2020年1月 2744万PV(前年同月比195.4%)、2月 2681万PV(前年同月比177.8%)、3月3429万PV(前年同月比174.4%)でした。
(Googleアナリティクス調べ)
 
  • 4月は「コロナ」「テレワーク」「在宅」関連プレスリリースに注目集まる
4月の「PR TIMES」キーワードランキングでは顕著に平時と異なる傾向が表れています。トップ10に「新型コロナウイルス」関連のワードが3つ、「テレワーク」関連が3つ、またそれらに付随する「オンライン」や「おうち時間」がランクインしました。

1位「新型コロナウイルス」、2位「コロナ」、3位「テレワーク」、4位「リモートワーク」、5位「オンライン」、6位「キャンペーン」、7位「コロナウイルス」、8位「おうち時間」、9位「在宅勤務」、10位「AI」。
平時の定番人気ワード「イベント」「新商品」などを抑えて上位が入れ替わる結果となったことからも、新型コロナウイルスやそれに伴い起こっている社会変化に対する情報が求められ、各社の発表に注目が集まったことがわかります。

※PR TIMESではプレスリリース毎に最大10個のキーワードを付けて配信することができますが、その中で「閲覧数が多い順の月間キーワードランキング」を毎月公開しています。
(2020年04月のプレスリリース キーワードランキング)※100位まで表示
https://prtimes.jp/topics/keywords/ranking/2020-04/

  • 4月にアクセスを集めたプレスリリース実例
4月にアクセスを集めた個別プレスリリースには、前述のキーワード傾向と同様に「コロナ」「テレワーク」「在宅」関連のものが多くありました。実例を挙げてご紹介いたします。

 

「新型コロナウイルス」関連ではマスク販売情報が常にアクセスを集めました。特に日本政府からの要請を受けて生産されたマスクは、一般向け販売開始の際に大きな注目が集まりました。また、発想の転換でマスクを代替するアイデア商品発売の発表も注目されました。
さらに感染拡大防止の観点だけでなく、ペット飼育者の不安に着目したプロジェクトはSNSで広くシェアされました。

 

 

・個人のお客様向け ECサイトでのマスク販売開始のお知らせ
(シャープ 2020年4月20日 13時14分)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000490.000012900.html

・ガーゼやクロスがマスクに早変わり『なんでもマスク』4月7日新発売!
(株式会社A.Y.Judie 2020年4月1日 16時50分)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000033217.html

・コロナ感染者のペットを無償でお預かりする「#StayAnicom」プロジェクトを始動!
(アニコム ホールディングス株式会社 2020年4月10日 15時05分)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000028421.html


テレワーク移行企業の割合調査やテレワークで活用できるクラウドツールなど、「テレワーク」関連のプレスリリース配信も多く見られました。中でもテレワーク支援と医療従事者応援を打ち出した発表は注目されました。

 

また、「在宅」生活を充実させようとするサービスにも注目が集まりました。利用者数が急増したオンライン飲み会や、ジム難民の救世主となったオンラインフィットネスも、大きなアクセスを集めています。


・「医療関係従事者応援 半額宿泊」、「テレワーク応援 5日間連続利用」開始
(アパホテルズ&リゾーツ 2020年4月3日 18時15分)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000332.000018265.html

・オンライン飲み会サービス『たくのむ』 PCで背景や顔を変えられるようになりました
(1010株式会社 2020年4月10日 13時10分)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000033336.html

・『令和版 ビリーズブートキャンプ』がLEAN BODYで配信開始!入隊者殺到で自宅フィットネスがブーム
(株式会社LEAN BODY 2020年4月13日 11時00分)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000025906.html


さらに、外出自粛から自宅で食事をとる機会が増加し、飲食店がテイクアウト開始を相次いで発表するなど、「業態転換」「販路開拓」を伝える発表にも注目が集まりました。地域ソウルフードの通販サイトオープンや、人気チェーン店のテイクアウト専用弁当の販売開始には大きなアクセスがありました。
また緊急事態宣言の発表直後に配信された、自宅で出来るヘアカラーの配信にもアクセスが集まるなど、外出せず在宅で済ませられるサービスが新たな選択肢として注目されました。


・北九州のソウルフード「資さんうどん」が、4月24日(金)17時(予定)自社通販サイト「資さんストア」をオープン‼オープン特典として5月末迄の期間限定で、激レア!資さんオリジナルエコバッグもプレゼント‼
(株式会社資さん 2020年4月24日 10時01分)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000037031.html

・とんかつ専門店「かつや」にテイクアウト専用「全力飯弁当」が店舗限定で登場!
(アークランドサービスホールディングス株式会社 2020年4月17日 10時00分)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000174.000032350.html

・在宅中も「WEB美容室」でプロのヘアカラーを。緊急事態宣言を受け「特別支援価格」延長決定。
(株式会社ストークメディエーション 2020年4月7日 17時12分)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000045402.html
 
  • 情報が必要とされる今、PR TIMESに出来ることを
「PR TIMES」は社会的な情報インフラとして大きな役割を担えると信じています。

「PR TIMES」では正確かつ受け手にとって有益な情報が配信されるよう、掲載基準を設けて厳正に対処しています。特に、新型コロナウイルス予防に効果的な物質は現在実証されておらず、医薬品以外において特定疾患に対する身体的効果効能を謳うことは薬機法にて禁止されております。そのため、「PR TIMES」では新型コロナウイルスの効果効能と紐づけた、もしくは想起される表現を禁止しています。
広報活動において重要なスピード感を実現するため、「PR TIMES」はご利用企業様がプレスリリースを即時配信できるシステムを採用していますが、配信後に当社スタッフがプレスリリース掲載基準に則り内容を審査しています。不適切な内容を発見した場合には、速やかに訂正や削除など対処しています。さらに内容や結果の重さ、再違反の可能性などを勘案してサービス利用停止などの措置をとっています。
「PR TIMES」 は第一に信頼され得る企業発表情報の集合体であることが重要だと考えておりますので、ご利用企業様に改めてご協力をお願いするとともに、引き続き厳正な対応を徹底してまいります。

そして、「PR TIMES」はお客様が伝えたい情報を届けられる存在であり続けたいと思っています。人の行動や頑張りの結晶を、その想いを紡いで発表するのが、プレスリリースです。平時ではない今だからこそ、顔を上げて懸命に行動し続ける身近にいるヒーローの情報を、届けられる存在でありたいと考えています。今、それぞれが悩みながらこの難局を乗り越えるべく行動する姿を、見守り、応援する人がいます。その情報を、待っている人がいます。華やかさなどは要りません。わたしたちは今一度事業を通じてひとつひとつの情報を届けていきたい考えです。
 

2020年5月1日、PR TIMESは、コロナ禍の飲食店・施設・教室等に、PRのプロから“次の一手”を提案し、その内容は公開して社会の共有資産にしようという「4 MEETSプロジェクト - 出会うPR -」を発足し、受付開始いたしました。休業せざるを得ない店や開店休業状態の小規模事業者と、担当企業の予算縮小やイベント自粛を受けて仕事を減らした広報PRのプロをつなぎ合わせ、今苦境にある方が一人でも多く前を向ける状態を目指すプロジェクトです。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000989.000000112.html

「4 MEETSプロジェクト - 出会うPR -」では、飲食店・施設・教室等の小規模事業者向けに、無料でPRのプロから提案を受けられる機会を用意します。フリーランスや小規模事業者のPRパーソンには、各事業者への提案を1件3万円(税別)の仕事としてPR TIMESから依頼します。事業者の相談とPRパーソンの提案は内容公開し、誰でも見られる社会の共有資産にします。そして、その提案を実際に発表する際には、PR TIMESでのプレスリリース配信を無償提供します。

今、PR TIMESに出来ることを考え、役割を担っていきたい考えです。今後もお客様と関係者の皆様にお力添えいただきながら、スタッフ一同でミッション「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」の実現に向け一丸となって邁進してまいります。


【「PR TIMES」について】

URL:https://prtimes.jp/
「PR TIMES」は、企業とメディア、そして生活者をニュースでつなぐインターネットサービスです。2007年4月のサービス開始より、報道機関向けの発表資料(プレスリリース)をメディア記者向けに配信する機能と、「PR TIMES」およびパートナーメディアに掲載する機能をセットで提供してまいりました。利用企業数は2020年4月に3万8000社に到達、国内上場企業39%に利用いただいています。情報収集のためメディア記者1万7000人に会員登録いただいています。サイトアクセス数も伸長しており、2020年4月に月間4900万PVを突破しました。配信プレスリリース本数も増加しており、2019年10月には過去最高の月間1万5000本を超えています。全国紙WEBサイト等含むパートナーメディア196媒体にコンテンツを提供しています。大企業からスタートアップ、地方自治体まで導入・継続しやすいプランと、報道発表と同時に生活者にも閲覧・シェアしてもらえるコンテンツ表現力を支持いただき、成長を続けています。(運営:PR TIMES)


【株式会社PR TIMES会社概要】

ミッション: 行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ
会社名  : 株式会社PR TIMES  (東証一部 証券コード:3922)
所在地  : 東京都港区南青山2-27-25ヒューリック南青山ビル3F
設立   : 2005年12月
代表取締役: 山口 拓己
事業内容 :- プレスリリース配信サービス「PR TIMES」(https://prtimes.jp/)の運営
 - 広報・PRの効果測定サービス「Webクリッピング」(https://webclipping.jp/)の運営
 - オンライン上で話題化を図るデジタルPRの戦略立案・実施
 - 動画PRサービス「PR TIMES TV」「PR TIMES LIVE」(https://prtimes.jp/tv)の運営
 - カスタマーリレーションサービス「Tayori」(https://tayori.com/)の運営
 - タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」(https://www.jooto.com/)の運営
 - スタートアップメディア「BRIDGE」(https://thebridge.jp/)の運営、等
URL     : https://prtimes.co.jp/
 

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会社概要

株式会社PR TIMES

7,459フォロワー

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URL
https://www.prtimes.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ 8F
電話番号
03-5770-7888
代表者名
山口拓己
上場
東証プライム
資本金
4億2066万円
設立
2005年12月