PR TIMES、過去最高の四半期売上高と営業利益(2020年度第2四半期 四半期決算を発表)

- 上期の業績予想を大きく上振れて着地するも、不透明なコロナ禍に通期予想は据え置き -

株式会社PR TIMES

プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己、東証一部:3922)は20201013日(火)、2020年度20212月期)2四半期20206月~8月)の四半期決算を発表いたしました。
 
INDEX
(1)2020年度第2四半期 四半期決算
(2)2020年度第2四半期 サービス動向
(3)トピックス&参考情報
(4)「Q&AでPR TIMESを知る」公開とIRお問い合わせ対応変更

 

  • 12020年度第2四半期 四半期決算
2020年度上期業績は、売上高 17億4100万円(前年同期比 126.7%・前半期比 114.8%)、売上総利益 14億7900万円(前年同期比 126.8%・前半期比 116.8%)、営業利益 6億3100万円(前年同期比 183.1%・前半期比 293.7%)、当期純利益6億100万円(前年同期比 369.1%・前半期比 380.0%)、全てにおいて上期としては過去最高を更新いたしました。
また、今年4月14日に開示しております上期の業績予想に対して、当初想定より緊急事態宣言の発令期間が伸びたものの、大きく上振れて着地いたしました。対予想比で、売上高は114.9%、営業利益は252.5%、経常利益は254.5%、当期純利益は166.4%となっております。

※2020年3月1日付で子会社のマッシュメディアを吸収合併したため、2020年度より従来の連結決算から単体決算へと移行しております。


上期業績予想に対して大きく上振れた要因は、次のように考えております。先般から、新型コロナウイルス感染拡大による影響で、今年2月以降、企業のプレスリリースの機会が減少しているとお伝えしておりましたが、5月25日の緊急事態宣言解除に伴い、プレスリリース件数の成長率がコロナ禍以前の水準まで回復いたしました。
第1四半期のプレスリリース件数4万2926件から大幅に増加し、第2四半期のプレスリリース件数は過去最高の5万3477件となっております。しかしながら、第1四半期に続き第2四半期も「マスク」「消毒液」「テレワーク」といった新型コロナウイルスから起因する内容のプレスリリースが増加しております。第1四半期はそれらの合計で6747件(総プレスリリースに対して15.7%)だったところ、第2四半期は合計で9125件(総プレスリリース件数に対して17%)を占めております。
テレワーク関連は中長期的なトレンドになりえると思われますが、「マスク」「消毒液」については一時的なトレンドと考えております。そのため、下半期以降もプレスリリース件数が同程度の成長を続けるかは不透明な状況です。


2020年度 第2四半期の業績は、売上高 9億2100万円(前年同期比131.7%)、営業利益 3億5400万円(前年同期比245.2%)、当期純利益 2億2000万円(前年同期比796.4%)となりました。売上高と営業利益は前四半期比、前年同期比ともに増収増益を達成いたしました。
また前四半期比で、売上高は 112.5%、営業利益は127.7%、当期純利益は 57.6%となっております。


売上高は 9億2100万円(前年同期比131.7%)と、コロナ禍にあっても堅調に成長基調を継続しており、2四半期連続で過去最高の四半期売上高を更新しております。


四半期営業利益は3億5400万円(前年同期比245.2%)と、売上高同様に順調に推移しており、こちらも2四半期連続で過去最高を更新しております。


四半期広告宣伝費は7700万円となりました。日本経済新聞 全国版朝刊に全15段二面にわたり企業広告を掲載しております(掲載日:8月24日)が、前年同期比・前四半期比でともに減少しております。
広告宣伝への投資は予定通りに進行しております。


当社では積極的かつ規律ある投資により、事業成長と利益拡大のいずれも目指しています。
第2四半期は売上高成長率が 31.7%となり、3四半期ぶりに 25%を超えました。営業利益率は 38.4%と過去最高を更新し、売上高成長率と営業利益率の合計でも 70.1%と過去最高を更新しております。


2020年度業績予想に対する進捗状況についてご説明いたします。
売上高は通期予想 33億5700万円に対し、進捗率は 51.9%、営業利益は通期予想 7億5700万円に対し、進捗率は 83.5%と順調に進捗しております。
通期予想を上回ることが期待される進捗ですが、前述の通り、新型コロナウイルスに起因するプレスリリースがプレスリリース総数の17%を占めており、下半期も同程度の成長が続くかは不透明な状況です。そのため、通期予想は据え置きとさせていただいております。

 
  • 22020年度第2四半期 サービス動向
事業ハイライトについてご説明いたします。
PR TIMES(ピーアールタイムズ)の2020年8月末時点の利用企業数は、4万3516社。国内上場企業のうち41.8%の企業に利用いただくまでになりました。プレスリリース件数は2020年7月に月間1万8980件と過去最高を更新し、プレスリリース素材は2020年7月に画像が月間9万5164点、動画が月間1763点と過去最高を更新いたしました。
また、プレスリリースの配信メディアリストは1万2274媒体、情報収集のために会員登録するメディアユーザー数は1万8757名、プレスリリースを転載するパートナーメディアは198媒体になりました。
サイト閲覧数は、2020年5月に過去最高の月間5221万PVを記録し、PR TIMESのFacebookの公式アカウントのいいね数は12万7541、Twitterのフォロワー数は17万615となっております。


続いて、PR TIMESのサービスの状況を推移でご説明いたします。
利用企業数は2020年8月末時点で、4万3516社となり、前年同期比で1万1105社増、前四半期比で3576社増となっております。また8月末時点で、国内上場企業のうち、41.8%が利用するまでに至っています。


この第2四半期の新規利用企業社数は3576社、前年同期比で67.8%増となっており、2四半期連続で過去最高を更新しております。


2020年度第2四半期は、5万3477件のプレスリリースを配信いただき、過去最高を更新しております。緊急事態宣言の解除に伴い、成長率はコロナ禍以前の水準まで回復しており、前年同期比で37.2%増、前四半期比で24.6%増となりました。


PR TIMESのプレスリリースに掲載いただく画像や動画の数ですが、画像が前年同期比35.7%増の26万4959点、動画が61.3%増の4840本でした。プレスリリースのリッチコンテンツ化がより一層進んでいます。


続いて、その他3つのサービスラインの動向もご紹介します。まずひとつめは、Webクリッピングです。
2017年1月にサービスを開始して3年7か月を経て、ユーザー数は1万を突破し、1万345名となりました。前年同期比で3775名増、前四半期比で1246名増となっております。プレスリリース配信サービス「PR TIMES」を活用いただいている企業・団体様をはじめ、多くの広報ご担当者様の効果測定に活用いただいており、広報・PRおよび、その効果測定のニーズの高まりにつれて、利用数も増加しております。


Saas型タスク・プロジェクト管理ツールのJooto(ジョートー)は、ユーザー数は23万4562名で、前年同期比で5万3237名増、前四半期比で1万3018名増となりました。


カスタマーサポートツールのTayori(タヨリ)は、ユーザー数は3万7195名となり、前年同期比で1万1001名の増加、前四半期比で2818名の増加となりました。
3つのサービスともにユーザー数は伸びているものの、有料課金率は極めて低く、投資フェーズが続いております。

  
  • 3トピックス&参考情報
PR TIMES:立命館アジア太平洋大学(APU)と連携協定
2020年9月30日に、立命館アジア太平洋大学(APU)と学生起業の広報強化等を目的とする連携協定を締結いたしました。APUはライフネット生命保険を創業した出口治明氏が学長を務めており、外国人留学生が全体の半数を占め、「THE世界大学ランキング日本版2020」では東京を除く私立大学で3年連続で1位を獲得している大分県別府市の私大です。
APUでは、2018年7月に学長直轄プロジェクトとしてAPU起業部を立ち上げ、多様なキャリア支援の一環として学生起業を支援しております。新事業はまず認知してもらうことが重要ですが、起業家が広報スキルを備えていることは少なく、大学としても具体的な広報支援策は課題となっていました。
そこで、この度、PRのノウハウを持つ当社とAPUが連携し、PRノウハウを伝えるオンライン特別講義の開催、起業学生向け「PR TIMES」初期無料プラン提供、APU自身の「PR TIMES」活用による活動の対外発信を通じて、学生起業をPRで後押しする環境を構築していくこととなりました。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001023.000000112.html

PR TIMES:地方地域展開の拡大
2020年9月に七十七銀行、四国銀行と提携いたしました。PR TIMESのマーケティングの取り組みとして、日本全国各地域から、その地域を越えて、人の心を揺さぶるようなニュースが数多く配信されることを目指して、各地方地域で業務提携を進めております。本日10月13日時点で、地方地域の情報流通のための提携は合計29例となっています。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001015.000000112.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001020.000000112.html

PR TIMES STORY 2020101日から有料化
「PR TIMES STORY」は、開発秘話や創業ストーリーなど企業・団体内に秘められた背景や裏話を当事者が自ら公式発表できる広報サービスとして2020年5月にサービス開始いたしました。限られた一部の組織や人物のみが注目を集めていた情報環境から、より多くの組織や「人」にスポットが当たり、社会の共有資産としてストーリーが活用される場を目指しています。「PR TIMES」でプレスリリース配信実績のある企業については、「PR TIMES STORY」の利用料を9月末まで無料としておりましたが、10月1日以降の発信について無料提供を終了し、1件発信につき3万円にて提供することにいたしました。
 数あるストーリーの中でも、メディアからの注目度も高く、生活者の共感に繋がりやすいストーリーとして、「開発秘話」「創業ストーリー」「誕生秘話」「急成長した商品やサービスの裏側」「コロナ禍における奮闘」を5つの特定テーマとし、本テーマに関してのストーリー発信を2020年12月31日まで無料とする、「ストーリー発信プロジェクト」も開始しております。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001022.000000112.html

コーポレート:株式会社ismを買収
2020年10月1日付で、Webメディア制作や企業PR支援等を行う株式会社ismの全株式を取得し、完全子会社化しております。ism(イズム)は、「もっと、わたしらしく」のビジョンのもと、「女性の働くを楽しくする」ことに繋がる事業を展開し、働く女性向けコミュニティー「ism」を運営しています。Webコンテンツのマーケティング支援、企業のオウンドメディア運営支援、企業の広報パートナーとしてPR支援等を行う、2017年4月創業のスタートアップ企業です。
PR TIMESは2018年4月に「BRIDGE」を、同年10月には「U-NOTE」を事業譲受するなどメディア事業を強化し、プレスリリース配信に留まらない企業ニュースの流通拡大を進めています。
PR TIMESとismは協業実績があり、両社メンバーによる共同プロジェクトとして2020年2月に開設したPRナレッジメディア「PR TIMES MAGAZINE」は、初めてPR活動を担当する方にもわかりやすい、広報の教科書のような存在を目指して、PRノウハウ等の記事更新を続けています。
 わたしらしく、自社らしくありたいと願う個人や企業・団体を情報発信で支えてきたismと、人の心を揺さぶるニュースをより多く、より広く届けるべく情報発信プラットフォーマーとして成長を続けるPR TIMES。「行動者に寄り添い、個人をエンパワーメントする」という同じ目標に向かって歩む同士であると、共に仕事を通して強く確信し、この度当社に加わることとなりました。
女性向けライフスタイルマガジン「ism magazine」の運営は引き続き行い、伴走を必要とする「PR TIMES」ご利用企業様の広報支援やWebマーケティング支援などPRパートナー事業の強化、PR TIMES運営メディアのコンテンツ制作体制の強化、働く女性向けコミュニティーとのシナジー効果の最大化に取り組んでまいります。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001018.000000112.html

コーポレート:日経新聞に企業広告を掲載
2020年8月24日の日本経済新聞 全国版朝刊に、PR TIMESが考えたPRへの問いと決意を表す2つの企業広告「たとえ読まれなくても、ぜんぶ書く」「PR、14の使命」を、それぞれ全15段同日二面にわたって掲載いたしました。
PRは、企業を取り巻くステークホルダーとの関係構築の考え方や活動などと一般的に言われますが、その概念が奥深いがゆえに、端的に言い表すのが難しく、解釈の幅が広い言葉です。全ての企業・自治体・団体が活動するうえで欠かせない思想であり、特に社会とのつながりや信用が問われる現代において、その重要性はますます高まっています。
誰しも変化することを余儀なくされ、コミュニケーションの本質が問われる今だからこそ、私たちが考えているPRの可能性と覚悟を、言葉にしてお伝えすることとしました。「PR、14の使命」は、PR TIMES自身の決意表明であり、そしてお客様のPRが前進する触媒になれたらという願いでもあります。
2020年、変わらなければならない今、変わることのない本質を私たちの言葉で綴りました。PRとは何なのか?私たちの考えるPRの使命を読んでいただき、皆さんそれぞれがPRについても思いを巡らせていただけたらと思います。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001013.000000112.html
 
  • 4Q&APR TIMESを知る」公開とIRお問い合わせ対応変更
Q&APR TIMESを知る
https://tayori.com/q/ir-qa
PR TIMESは、当社の理念に共感していただき、事業や組織の成長に貢献してくださる株主を増やしていきたいと考えています。そこで、当社のことをもっと知っていただくために、当社コーポレートサイトのIRページ内にある「よくあるご質問」をリニューアルし、名称も「Q&AでPR TIMESを知る」へと変更いたしました。日頃のIR活動で株主・投資家の皆様からいただいたご質問を基に、当社の様々な情報をQ&A形式でご紹介しています。

株主・投資家の皆様から頂いたご質問を「Q&AでPR TIMESを知る」に反映させるため、IRへのお問い合わせにつきましては、電話による応対を制限し、文字で記録が残る入力フォームによる応対を中心に行ってまいります。大変恐れ入りますが、インターネットをご利用できない場合を除き、IRについてのお問い合わせは以下URLのお問い合わせフォームよりお願いいたします。

お問い合わせ
URL:https://prtimes.co.jp/contact/
※お問い合わせ内容は「IRについて」をご選択ください。

■電話応対方法の変更
適用開始日   :2020年10月13日(火)〜
IR担当の受付日時:毎週月曜日 12:00〜15:00、決算発表の翌日 12:00〜15:00
※IR以外の電話対応はこれまでと変更ありません。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001027.000000112.html


わたしたちは今一度事業を通じてひとつひとつの情報を届けていきたい考えです。



※本プレスリリースおよび決算発表説明資料の端数処理につきましては、百万円単位未満の表示は切り捨て、%(パーセント)の表示は小数点第1位未満四捨五入を原則としております。
本プレスリリースおよび決算発表説明資料に記載した意見や予測は、資料作成現時点における当社の見解であり、その情報の正確性を保証するものではりません。
実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があることをご了承願います。


【株式会社PR TIMES会社概要】
ミッション:行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ
会社名  :株式会社PR TIMES  (東証一部 証券コード:3922)
所在地  :東京都港区南青山2-27-25ヒューリック南青山ビル3F
設立   :2005年12月
代表取締役:山口 拓己
事業内容 :- プレスリリース配信サービス「PR TIMES」(https://prtimes.jp/)の運営
- ストーリー配信サービス「PR TIMES STORY」(https://prtimes.jp/story/)の運営
- 広報・PRの効果測定サービス「Webクリッピング」(https://webclipping.jp/)の運営
- クライアントとメディアのパートナーとして広報・PR支援の実施
- 動画PRサービス「PR TIMES TV」「PR TIMES LIVE」(https://prtimes.jp/tv)の運営
- カスタマーリレーションサービス「Tayori」(https://tayori.com/)の運営
- タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」(https://www.jooto.com/)の運営
- スタートアップメディア「BRIDGE」(https://thebridge.jp/)の運営、等
URL   :https://prtimes.co.jp/

 

 

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会社概要

株式会社PR TIMES

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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ 8F
電話番号
03-5770-7888
代表者名
山口拓己
上場
東証プライム
資本金
4億2066万円
設立
2005年12月