11月22日の「いい夫婦の日」に考える 家事ストレスと分担実態から読み解く、夫婦円満の秘訣

定期的な話し合いや分担の棚卸しこそが“家族の満足度・協力関係向上のカギ” 幸せな家庭づくりのためのチェックリスト付き

パナソニック株式会社

パナソニック株式会社は、11月22日の「いい夫婦の日」にあわせて、現代の夫婦・家族が抱える“家事ストレス”の実態調査を実施しました。家庭で日常的に繰り返される家事の中でも”食後の後片付け”を「面倒だ」と感じる人は全体の6割以上にのぼり、その背景には「他の予定と両立しづらい」「体力的・精神的に負担を感じる」といった声が多く見られます。また、家事分担について家族や同居人と定期的に話し合っている家庭は3組に1組程度であり、さらに「家事負担を軽減するための工夫をしていない」と回答した人が約7割に達しました。こうした状況から、負担を感じながらも話し合いや工夫が後回しになり、ストレスが蓄積しているという実態が浮かび上がっています。

良好な夫婦関係のためには、お互いの協力・感謝の言葉・家事分担の見直しや「見えない家事」の可視化が欠かせません。今回の調査結果と行動チェックリストから、より幸せな家庭づくりのポイントを一緒に考えましょう。

【調査結果サマリ】

■食事関連の家事は多くの人にとって負担となっていることが明らかに

3人に1人にあたる35.3%が、日常的に行っている家事の中で「料理」と「食後の後片付け」といった食事に関連した家事を最も負担に感じていると回答。

■食後の後片付けを「面倒だ」と感じる人は6割以上

「食後の後片付け」をどう感じるか聞いたところ、実に6割以上が食後の片付けに“面倒感”を覚えている一方、「全く感じない」というポジティブな声は合計9.5%のみ。

■家事の分担について家族や同居人と話し合う機会のある家庭は3組に1組

全体の3分の2以上が家事分担について“ほぼ話し合いの機会がない”と回答しており、たとえ不満や偏りがあっても表面化しないまま継続してしまうケースが多いことが判明。

■家事ストレスを感じる理由は「他の予定と両立しづらい」と「体力的・精神的負担」がトップ

日常的に家事をしている人への「家事ストレスの主な理由」に関する質問では、20%が「他の予定と両立しづらい」「体力的・精神的に負担を感じる」と回答。

[調査概要]

・調査期間:2025年10月27日~2025年10月28日

・調査方法:インターネットリサーチ

・調査対象者:全国に住む、パートナーと二人暮らし、またはパートナーと子どもがいる18歳~69代の男女400名

・実査委託先:楽天インサイト株式会社

※調査結果を引用いただく際は「パナソニック調べ」を引用元として記載ください。

食事関連の家事は多くの人にとって負担となっていることが明らかに

3人に1人にあたる35.3%が、日常的に行っている家事の中で「料理」と「食後の後片付け」といった食事に関連した家事を最も負担に感じていると答えました。これは、掃除(26.3%)、ゴミ出し(7.0%)、洗濯(6.8%)、買い物(5.3%)と比較しても多いことがわかります。多くの人にとって、毎日欠かせない食事関連の家事が、実はその準備と後始末まで含めて非常に大きな負担になっているという実態が浮かび上がりました。また、洗濯や買い物の負担が少ないと感じている理由の背景には、洗濯機やデリバリーサービスなど家事を手助けする家電/サービスの普及があるのでは無いでしょうか。

食後の後片付けを「面倒だ」と感じる人は6割以上

「食後の後片付け」をどう感じるか聞いたところ、実に6割以上が食後の片付けに“面倒感”を覚えています。その一方で「全く感じない」というポジティブな声は合計9.5%のみとなっており、特に子育て世代では、食事の後も休む間もなく次の家事へ、といった“終わりの見えづらい家事ループ”も負担を高める要因となっているのではないでしょうか。

家事の分担について家族や同居人と話し合う機会のある家庭は3組に1組

家事の分担について話し合う機会に関する設問では、21.5%が「全くない」と回答。「ほとんどない」も47.5%となっており、全体の3分の2以上が家事分担について“ほとんど話し合いの機会がない”と回答しています。たとえ不満や偏りがあっても表面化しないまま継続してしまうケースが多いことが分かりました。家庭ごとにライフステージや家族人数が変わっても、分担の見直しや会話の場は十分とは言えない実態です。特に、夫婦・パートナーのどちらかに家事負担が偏っている世帯ほど話し合いも消極的になりがちで、“分担の不満”が積もったまま放置されることで家事ストレスが増大していくというサイクルの存在が推察されます。

また、家事の負担を軽減するために工夫していることについては、65.5%が「特になし/あてはまるものはない」と回答しています。この数字は、多くの家庭において、家事負担が顕在化しながらも、有効な解決策や対策を講じることができず、負担を感じたまま日々を過ごしているという現状を浮き彫りにしています。こうした状況が継続することは、家庭内の潜在的な不満の要因となり、結果として家族全体の満足度や協力関係の維持・向上に対する課題となり得ます。

定期的な対話の場を設け、現状の分担やルールを可視化・点検(棚卸し)し、必要に応じて柔軟に見直すことが“家族の満足度・協力関係向上のカギ”であることは、今後の家庭運営においてますます重要となるでしょう。

家事ストレスを感じる理由は「他の予定と両立しづらい」と「体力的・精神的負担」がトップ

日常的に家事をしている人への「家事ストレスの主な理由」に関する質問では、20%が「他の予定と両立しづらい」「体力的・精神的に負担を感じる」と回答。以降も18%が「家事の量や回数が多い」、17.6%が「すべて自分でこなしている」と続きました。上位4つの理由でポイント数に大きな開きがなかったことから、家事ストレスの原因には複数の要因が絡んでいることが、今回の調査で明らかになりました。

また、“無理な両立” “体力不足”も家事ストレスの大きな構成要素となっており、共働き世帯や子育て世代では家事の負担が複数の面から積み増している状況が明らかになりました。“自分で全部こなす”傾向は、家族やパートナーの無自覚が背景にある場合が多く、家事労働の“見える化”や、可視化・協力・感謝の仕組みづくりが不可欠です。家庭ごとの努力だけでなく、社会全体で家事分担への注目・支援が求められる時代となっています。

家事負担見直しチェックリスト

今回の調査結果によって明らかになった家事分担の現状や、日常的に感じている家事ストレスの主な要因をもとに、家事負担見直しのチェックリストを作成しました。

このチェックリストでは、各ご家庭の状況が“分担・協力・感謝・コミュニケーション”の視点からバランスよくできているかを点数化します。セルフ診断を通じて過度な負担や偏りが起きていないかを客観的に再確認し、より良い夫婦仲を築く会話のきっかけとしてご活用ください。

□ 自分の時間や大切な予定を諦めずに両立できていますか?【20点】

□ 家事に対して、心身ともにあまり負担に感じずに臨めていますか?【20点】

□ 家事の量や回数はあまり負担を感じずに、スッキリと終えられていますか?【18点】

□ 家事の分担について「協力できている」と納得感を持っていますか?【18点】

□ 家事のやり方や「ここまでやればOK」という基準が、夫婦で共有できていますか?【14点】

□ お互いに日頃から感謝の言葉を伝えあっていますか?【10点】

80点以上:とても良好

60点〜79点:改善の余地あり

59点以下:大きな見直しのきっかけを!

製品情報

チェックリストの結果を受け、大切なのは「家事の負担」そのものをどう減らしていくか、という視点です。家事ストレスについて振り返った今、特に「料理や後片付けが大変」「日々の手間やストレスを少しでも減らしたい」と感じた方も多いのではないでしょうか。そうした「料理後の片付け」の悩みを解消し、“自分時間”を生み出す身近なアイディアのひとつとして、いま注目を集めているのが食洗機の導入です。ここからは、家事負担を軽減し家族みんなの笑顔やゆとりを増やす、最新の食洗機商品をご紹介します。

洗剤の自動投入からコース選択までおまかせの食洗機

NP-TZ500

液体洗剤自動投入を設定すれば、あとは食器をセットしてスタートボタンを押すだけ。食器の汚れ具合をセンサーが検知し、その時々に最適な洗剤量と洗浄プログラムを自動で設定してくれるので、家事に慣れていない方でも、いつでもきれいな洗い上がりに。洗剤を計量する手間も、洗い方を毎回悩む必要もありません。ナノイーX機能搭載で、汚れた食器を入れた際の庫内のいやなニオイを抑えるので、まとめ洗いもしやすくなります。

https://panasonic.jp/dish/products/NP-TZ500.html

※<ナノイーXによる食洗機庫内のニオイの抑制> ●試験機関:パナソニック ホールディングス(株)プロダクト解析センター ●試験方法:汚れ付着食器を設置した食洗機庫内のニオイを6段階臭気強度表示法にて評価 ●消臭方法:ナノイーXを放出 ●ニオイ抑制の対象:食洗機庫内 ●試験結果:0.5時間後の臭気強度 カレー:自然放置4.0、ナノイーX送風1.7 /焼き魚:自然放置4.0、ナノイーX送風1.9。 試験成績書発行番号:カレー 1V332-180626-K01、焼き魚 1V332-180627-K01 ●ナノイーX送風の効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気の種類によって異なります。ニオイの感じ方には個人差があります。

分岐水栓の取り付け不要なタンク式。
買ってすぐ使えるスリムタイプの食洗機

NP-TSP1

タンク式の食洗機は、分岐水栓の取り付け工事が難しい水栓の方や、賃貸住宅にお住まいの方におすすめです。さらに、ドアが上に持ち上がるように開く「リフトアップオープンドア」により、シンク横などの狭い場所にもスマートに設置することが可能。

https://panasonic.jp/dish/products/NP-TSP1.html

※設置条件は事前に必ずご確認ください。

※分岐水栓とは、現在お使いの蛇口に水の出口をもう一つ増やすための部品です。

システムキッチンに組み込むビルトインタイプの食洗機

NP-45KD9AP

食洗機専用液体洗剤の投入も運転コースも自動でおまかせ。庫内のニオイを抑制、除菌するナノイーX搭載で、洗浄後はもちろん、まとめ洗い前の食器の保管も清潔にできます。手洗いでは難しい50℃以上の高温、高圧水流で汚れをしっかり洗い落とします。

https://sumai.panasonic.jp/dishwasher/9plusseries/index.html

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会社概要

URL
http://panasonic.jp/
業種
製造業
本社所在地
港区浜松町
電話番号
-
代表者名
臼井 重雄
上場
東証1部
資本金
-
設立
1935年12月