健康のカギは#毛細血管が握っている! 毛細血管が若返ると免疫力もアップ
『大丈夫!何とかなります 毛細血管は若返る』(主婦の友社)2020年3月6日発売
・毛細血管が若返ると、免疫力もアップ
・毛細血管は30代から衰え始めるが、生活の見直しで若返らせることができる
・質のよい睡眠は毛細血管の若返りに必須
・毛細血管にいいのはルイボスティー、シナモン、ヒハツ
主婦の友社は、2020年3月6日に『大丈夫!何とかなります 毛細血管は若返る』https://www.amazon.co.jp/dp/4074413205/ を発売いたします。
著者は、ハーバード大学やソルボンヌ大学などで教鞭をとり、多くの著書を持つ根来秀行先生です。
健康のカギを握るのは毛細血管
毛細血管が健康だと、病気予防と不調改善が叶います! 脳梗塞、心筋梗塞、がん、認知症などを予防し、腸内環境、高血圧、冷え、こり、だるさなどを改善します。
つまり、「病気になるか、ならないか」「老いるか、若々しさを保てるか」は毛細血管の健康状態に左右されるのです。
全身の血管の99%は毛細血管
今、世界中の先端医療が注目しているのは「毛細血管」です。
全身の血管の99%は毛細血管です。全身くまなくはりめぐらされ、細胞に酸素や栄養素を運び届け、二酸化炭素や老廃物の回収などを行います。つまり、毛細血管は全身の細胞と最前線でやりとりをする、血液循環や新陳代謝の主役なのです。
また、免疫力にもかかわります。ウイルスや細菌が感染した部位へ、免疫物質を運ぶ役割も担っているのです。血流が悪くなると、毛細血管が免疫物質を運ぶ力も低下するので、病気にかかりやすくなるし、病気にかかると治りにくくなります。ほかに、体温を調節する、ホルモンを運び、情報を伝えるという働きもあります。
毛細血管は30代から衰え始める
毛細血管は30代ぐらいから衰え始め、乱れた生活習慣などによって、その老化や劣化のスピードは加速します。毛細血管がつまる、減るなどして、その先の血管が消えた状態をゴースト血管といいます。
そうなると、体にはさまざまな悪影響が表れます。代表的なものは、免疫力の低下、胃や腸などの消化器の不調、脳梗塞や認知症のリスクが上がる、腎臓のトラブルや高血圧などです。
質のよい睡眠は毛細血管の若返りに必須
しかし、生活を見直すことで、毛細血管を若返らせることができるし、増やすこともできるのです。毛細血管トレーニングのポイントは、血流を上げる、血管をゆるめる、血管をゆるめたままの時間を確保するの3つです。
「血管をゆるめたままの時間を確保する」というのは、要はきちんと睡眠をとる、ということです。大事なのは、睡眠の質と時間です。毛細血管の健康のためには、午後11時または12時にはベッドに入り、できるだけ日付が変わる前に眠りにつくようにしましょう。そして睡眠時間は7時間確保することを心がけてください。
毛細血管にいい食材を積極的にとろう
ルイボスティー、シナモン、ヒハツは、老化、劣化した毛細血管を若返らせる、毛細血管を増やすものとして強くおすすめしたい食材です。毛細血管の内皮細胞にある受容体Tie2(タイツー)は、毛細血管を強くするスイッチです。ルイボスティー、シナモン、ヒハツには、このTie2を活性化するピペリンという物質が含まれているのです。
ルイボスは南アフリカ共和国のケープタウン近くのみに自生するマメ科の植物。その葉を乾燥して発酵させたお茶がルイボスティーです。毛細血管の若返りにとって大事な、活性酸素を中和するフラボノイドが豊富に含まれています。
さらに、動脈硬化、糖尿病、胃弱や便秘、ストレス緩和など、さまざまな健康効果があるといわれているのです。味や香りにあまりクセがなく、飲みやすいこと、カフェインレスであることも人気です。
シナモンはクスノキ科の常緑樹で、乾燥させた樹皮をスパイスとして使います。ビタミンB1、B2、ナイアシン、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛など栄養豊富で、漢方の生薬としても用いられます。抗酸化物質も含まれていて、毛細血管の老化、劣化予防に役立ちます。
ヒハツは、東南アジアが産地の黒コショウの原種ともいわれる植物です。ヒハツをとると、老化、劣化した毛細血管が修復されたり、新しいピカピカの毛細血管が生まれたりすることにつながります。血流をよくして血圧を下げる働きもあります。
使い方は、基本的にコショウと同じと考えればいいでしょう。ただし、毎食のようにとると、胃腸などに負担をかけてしまうので気をつけてください。
本書では、上記以外にも、毛細血管が若返るさまざまな方法を紹介しています。日常生活の過ごし方や、食事のとり方、食べ物の選び方のコツ、呼吸、睡眠、入浴方法、運動のコツなど、幅広く簡単なものばかり。興味を持ったものから、ぜひ取り入れてみてください。
著者紹介
根来秀行(ねごろ ひでゆき)
医師、医学博士
ハーバード大学医学部客員教授
東京大学大学院医学系研究科内科学専攻博士課程修了。東京大学医学部第二内科・腎臓内分泌内科・保健センター講師などを経て、現在、ハーバード大学医学部客員教授(Harvard PKD Center Collaborator、Visiting Professor)、ソルボンヌ大学医学部客員教授、杏林大学医学部客員教授、奈良県立医科大学医学部客員教授、事業構想大学院大学理事・教授。
専門は内科学、腎臓病学、抗加齢医学、遺伝子治療、長寿遺伝子、時計遺伝子、自律神経、睡眠医学など多岐にわたり、最先端の臨床、研究、医学教育の分野で国際的に活躍中。
書誌情報
タイトル:大丈夫!何とかなります 毛細血管は若返る
著者:根来秀行
発売日:2020年3月6日
価格:本体1,000円+税
ISBN:978-4074413201
https://www.amazon.co.jp/dp/4074413205/
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