5社に1社は、キャリア採用と新卒採用を同割合で計画。「キャリア採用の人数を増やす」の回答が3割超。
【TOPICS】
(1)キャリア採用と新卒採用の割合は、「5:5」が最多
(2)「キャリア採用の人数を、前年度より増やす予定」と回答した企業が3割超
(3)キャリア採用において、採用人数を増やす年齢層は、「20代(26~29歳)」が最多
【調査の背景】
生産年齢人口の減少や人手不足を背景に、キャリア採用を拡大する企業が増加しています。今年度の企業の採用計画について調査しました。
(1)キャリア採用と新卒採用の割合は、「5:5」が最多
今年度の採用活動における、キャリア採用と新卒採用の割合は、「5:5」が22.4%で最多となりました。5社に1社は、キャリア採用と新卒採用を同割合で計画していることが分かります。「キャリア採用より、新卒採用の割合が多い」と回答した企業は45.1%、「キャリア採用のほうが、新卒採用より割合が多い」と回答した企業が30.6%となりました。
(2)「キャリア採用の人数を、前年度より増やす予定」と回答した企業が3割超
キャリア採用の人数について、「前年度よりも増やす予定」と回答した企業が32.2%に上りました。3割以上の企業が、キャリア採用の人数を増やす予定であることが分かります。「前年度と特に変更なし」41.8%を合わせると、約8割の企業が、2023年度の採用人数と同程度、またはそれ以上での採用を予定しており、キャリア採用が拡大傾向であると言えます。
(3)キャリア採用において、採用人数を増やす年齢層は、「20代(26~29歳)」が最多
キャリア採用において、採用人数を増やす年齢層は、「20代(26~29歳)」が70.2%で最多となりました。次いで、「30代」57.9%、「20代(~25歳以下)」45.5%と続きます。20代を中心に、若い世代の採用を増やしたいという意向がうかがえます。
■調査概要
・調査期間:2024年4月15日~2024年5月2日
・調査対象:企業・団体の人事担当者
・有効回答数:376社
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
■株式会社学情とは
東証プライム上場・経団連加盟企業。法人株主として朝日新聞社・大手金融機関が資本出資。2004年から、「20代通年採用」を提唱。会員数230万人の「20代向け転職サイト5年連続No.1・20代専門転職サイト〈Re就活〉」(2019年~2023年 東京商工リサーチ調査 20代向け転職サイト 第1位)や、会員数40万人の「オリコン顧客満足度(R)調査 学生満足度2年連続No.1・スカウト型就職サイト〈あさがくナビ(朝日学情ナビ)〉」(※2022年~2023年 オリコン顧客満足度(R)調査 逆求人型就活サービス 就活支援コンテンツ 第1位)を軸に、業界で唯一20代の採用をトータルにサポートする大手就職・転職情報会社です。
また日本で初めて「合同企業セミナー」を開催し(自社調べ)、合同企業セミナーのトップランナーとして、20代来場数No.1の「20代・30代対象の合同企業セミナー〈転職博〉」(2020年 自社調べ 転職イベントにおける20代来場数 第1位)や、就職イベント来場数2年連続No.1「合同企業セミナー〈就職博〉」(2023年~2024年 東京商工リサーチ調査 就職イベント 来場数 第1位)を運営。2019年には外国人材の就職・採用支援サービス「Japan Jobs」を立ち上げるなど、若手人材の採用に関する多様なサービスを展開しています。
[創業/1976年 資本金/15億円 加盟団体/一般社団法人 日本経済団体連合会、公益社団法人 全国求人情報協会]
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