子どもたちや子育て世代に対して、和食文化を伝える人材を全国に育成する「和食文化継承リーダー」研修応募受付開始
株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原章郎 以下、ぐるなび)は、農林水産省「令和5年度マーケットイン輸出ビジネス拡大支援委託事業のうち訪日外国人対応による輸出促進連携支援事業(食文化コンテンツ関連の人材の高度化委託事業)」を受託し運営事務局として、8月1日(火)から「和食文化継承リーダー」研修について、特設サイトより参加者の応募受付を開始します。
「和食文化継承リーダー」研修は子どもたちや子育て世代に対して、和食文化を伝える人材を各都道府県に育成するために実施しています。現場で和食文化を伝える際に参考となるテキストを使用したオンデマンド研修やグループワーク、実地研修を実施し、すべての課程を終えた方に対して、「和食文化継承リーダー」として様々な場で和食文化の継承に力を発揮していただくものです。
募集期間:2023年8月1日(火)~2024年1月11日(木)
受講対象者:幼稚園・保育所等の教諭・保育士・栄養士・小学校の教諭・栄養教諭・学校栄養職員・地域や各種メディアで和食文化継承活動を行っている方など
特設サイト:https://ouchidewashoku.maff.go.jp/training/
受講料:無料
和食文化継承リーダー取得の流れ
和食文化継承リーダーへの応援メッセージ
和食文化を体験し 継承していく場に 学校給食の活用を
世界の中で、うま味を中心に料理を構成したのは日本だけ。それが和食です。しかし近年、だしの味を知らない子どもたちが増えています。だしだけではありません。子どもたちが自分の住む地域の食材や郷土料理に接する機会が失われつつあることも、私は大変危惧しています。
和食を食べずに育った子どもたちは、大人になっても作ろうとしなくなり、いずれ和食文化は途絶えてしまいます。そうならないために私たち大人にできることは、子どもたちへの食育についてしっかりと考え、言葉で伝えるのではなく、和食文化の体験を増やしてあげることでしょう。だしの味が分からないのであれば、飲ませればいい。地域の食文化を知らないのであれば、郷土料理を食べさせればいい。食べ物を大切にしてもらいたいのであれば、子どもたちが自分で野菜を育てる機会をつくればいい。その現場として、学校給食をもっと活用できるはずだと私は考えます。
和食文化継承リーダーを目指す人の中には給食に携わる方も多いでしょう。皆さんには研修で得られる知識を活かし、保護者や地域の生産者、郷土料理を守り続けている人たち、そして全国にいるリーダーたちと積極的に連携していってもらいたいと思います。そして、みんなで「和食文化を子どもたちに伝えていく」という目標を共有しながら、様々な活動に取り組んでいただきたいです。ご活躍を大いに期待しています。
【プロフィール】
菊乃井三代目主人
株式会社菊乃井代表取締役
NPO法人日本料理アカデミー理事長
一般社団法人全日本・食学会理事長
「日本料理を正しく世界に発信する」「公利のために料理を作る」をライフワークとし、和食のユネスコ無形文化遺産への登録にも尽力した。「現代の名工」(2012年)、「文化庁長官表彰」(2017年)、「黄綬褒章」「文化功労者」(ともに2018年)など受賞多数。
募集期間:2023年8月1日(火)~2024年1月11日(木)
受講対象者:幼稚園・保育所等の教諭・保育士・栄養士・小学校の教諭・栄養教諭・学校栄養職員・地域や各種メディアで和食文化継承活動を行っている方など
特設サイト:https://ouchidewashoku.maff.go.jp/training/
受講料:無料
和食文化継承リーダー取得の流れ
和食文化継承リーダーへの応援メッセージ
和食文化を体験し 継承していく場に 学校給食の活用を
世界の中で、うま味を中心に料理を構成したのは日本だけ。それが和食です。しかし近年、だしの味を知らない子どもたちが増えています。だしだけではありません。子どもたちが自分の住む地域の食材や郷土料理に接する機会が失われつつあることも、私は大変危惧しています。
和食を食べずに育った子どもたちは、大人になっても作ろうとしなくなり、いずれ和食文化は途絶えてしまいます。そうならないために私たち大人にできることは、子どもたちへの食育についてしっかりと考え、言葉で伝えるのではなく、和食文化の体験を増やしてあげることでしょう。だしの味が分からないのであれば、飲ませればいい。地域の食文化を知らないのであれば、郷土料理を食べさせればいい。食べ物を大切にしてもらいたいのであれば、子どもたちが自分で野菜を育てる機会をつくればいい。その現場として、学校給食をもっと活用できるはずだと私は考えます。
和食文化継承リーダーを目指す人の中には給食に携わる方も多いでしょう。皆さんには研修で得られる知識を活かし、保護者や地域の生産者、郷土料理を守り続けている人たち、そして全国にいるリーダーたちと積極的に連携していってもらいたいと思います。そして、みんなで「和食文化を子どもたちに伝えていく」という目標を共有しながら、様々な活動に取り組んでいただきたいです。ご活躍を大いに期待しています。
村田 吉弘
【プロフィール】
菊乃井三代目主人
株式会社菊乃井代表取締役
NPO法人日本料理アカデミー理事長
一般社団法人全日本・食学会理事長
「日本料理を正しく世界に発信する」「公利のために料理を作る」をライフワークとし、和食のユネスコ無形文化遺産への登録にも尽力した。「現代の名工」(2012年)、「文化庁長官表彰」(2017年)、「黄綬褒章」「文化功労者」(ともに2018年)など受賞多数。
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