TIS、新人事制度を2023年4月より導入
評価・報酬制度の見直し、基本給の最大17%アップなど社員が自律的な行動を起こしチャレンジできる環境を整備
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、基本給の最大17%アップを含む報酬・評価・等級制度などを全面的に刷新した新人事制度を2023年4月より導入することを発表します。
TISインテックグループは、グループ基本理念「OUR PHILOSOPHY」のもと、ステークホルダーとの価値交換性を高め、事業活動を通じた社会課題の解決と社会要請に対応した経営高度化を通じ、持続可能な社会への貢献と持続的な企業価値向上を目指すサステナビリティ経営を推進しています。
この中で、グループビジョン2026の実現に向けた「構造転換」を果たすため、現在の中期経営計画(2021-2023)においては、デジタル技術を駆使し、ステークホルダーとの共創を通した社会課題解決を推進することを目標として掲げ、それを担う最重要の経営資本である人材の成長による付加価値向上に注力しています。特に従来のSIビジネスの域にとどまらず、DXへの的確な対応のためには、ステークホルダーへの価値提供を向上させる「フロントライン強化」を進め、その遂行にあたってより自律的・能動的に取り組んでいくことが重要です。このような人材の成長がサービス事業創造、DXコンサル力強化などの構造転換を加速させることに繋がっていくと考えています。
TISでは以前から人材を最重要の経営資本として、人材に対する先行投資を積極的に推進してきました。現中期経営計画における人材戦略では「働く意義」「働く環境」「報酬」の3つの軸で社員エンゲージメントを高める人材投資を進めており、2023年4月に導入する新人事制度によって「働く意義」と「報酬」の改革をさらに推し進めます。
<新人事制度のコンセプト>
「報酬」においては、グループビジョン2026の実現に向けた構造転換の進展によって生み出される高い付加価値に相応しい競争力のある報酬水準を実現してまいります。事業を牽引する高度人材と未来を担う若手層に重点投資し、最大で17%、平均で6%アップとなる基本給の引き上げを行います。これにより、期待を上回る高いパフォーマンスの発揮を促し付加価値向上に繋げるとともに、優秀な外部人材の獲得に向けてより魅力的な報酬を提示することが可能となり、『企業競争力の向上を通じた企業成長の加速』を目指します。またこのような、社員が成果を生み出すための先行投資を、TISは今後も積極的に行っていきます。
これからも、企業価値創造の源泉であり、最重要の経営資本と位置付ける人材の価値を高めるために積極的な投資を行い、会社と社員と社会の高付加価値化の善循環を生みだすことで当社のさらなる成長と企業価値を向上し、より豊かな社会の実現を目指していきます。
■新人事制度の概要
新人事制度では、主に以下3つを改定します。
① 評価制度
評価制度では、社員の「より自律的な行動」を促すため、半期目標設定時のMust/Will/Canのすり合わせによる組織目標の自分事化や、グループ基本理念「OUR PHILOSOPHY(OP)」に基づいたコンピテンシー評価を導入します。
また、社員一人ひとりが継続的に挑戦し続けられるよう「安心して挑戦できる」環境を構築します。
<刷新のポイント>
・ 組織目標の意味を自分事化しより自律的な行動に繋げるため、Must(期待役割)/Will(志)/Can(能力)を半期ごとに上長とすり合わせ、目標設定を実施
・ OPの体現に向け、期待する行動を「OPコンピテンシー評価」として設定し評価
・ 挑戦を後押しするため、業績評価はプロセスを成果自体と分けて評価項目設定し、成功に至らずとも挑戦の過程を評価
・ すべての評価を絶対評価とし、一人ひとりの多様なパフォーマンス発揮に即した評価と処遇を実現
・ 定期的な対話によるパフォーマンス発揮のための支援や能力/キャリア開発を行い、目標達成の確度を高めるとともに、評価の納得感を向上
<評価制度の全体像>
報酬制度では、社員一人ひとりへの先行投資による人材成長促進や、内外の優秀人材確保のため、基本給を最大17%、平均約6%アップする報酬水準の引き上げを行います。また、報酬も「安心して挑戦できる」体系への変更を実施します。
<刷新のポイント>
・ 報酬のベースである「基本給水準」自体を平均6%アップし、人材価値向上による付加価値向上を促進
・ 特に、事業を牽引する高度人材と若手層へ重点投資し(最大17%アップ)、大卒初任給も25万円に引上げる
・ 基本給は評価による影響をやや抑えつつ、賞与は個人評価を反映する比率を高めメリハリのある体系とし、安心して挑戦できる環境を構築
③等級制度
等級制度では、期待役割を明確化するため、多階層化していた等級をシンプルな体系に変更します。さらにマネジメント職(事業部長・部長層)は、各ポジションに求める人材要件を明確化したジョブディスクリプション(職務記述書、JD)を策定してジョブ型の要素を取り込み、マネジメント職の育成・配置・採用等に活用します。
<刷新のポイント>
・ より期待役割を明確化するため、役割差異の不明確な等級は統合しシンプルな等級体系に
・ 上位職種では職務・役割基準であるが、下位等級では役割×能力の等級体系とし多様な経験による成長を促進
・ マネジメント職は職務等級とし、ポジションごとに求める人材要件をジョブディスクリプションに明確化することで、社員の自律的キャリア形成支援、適所適材を推進する
<等級制度の全体像>
スペシャリスト職:高度な専門家として、事業戦略を策定・推進
スーペリアスペシャリスト職:希少性の高い専門性と高い市場価値を保有し、事業戦略を策定・推進
プロフェッショナル職:専門分野のプロジェクト推進、課題解決の施策立案をリード
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
この中で、グループビジョン2026の実現に向けた「構造転換」を果たすため、現在の中期経営計画(2021-2023)においては、デジタル技術を駆使し、ステークホルダーとの共創を通した社会課題解決を推進することを目標として掲げ、それを担う最重要の経営資本である人材の成長による付加価値向上に注力しています。特に従来のSIビジネスの域にとどまらず、DXへの的確な対応のためには、ステークホルダーへの価値提供を向上させる「フロントライン強化」を進め、その遂行にあたってより自律的・能動的に取り組んでいくことが重要です。このような人材の成長がサービス事業創造、DXコンサル力強化などの構造転換を加速させることに繋がっていくと考えています。
TISでは以前から人材を最重要の経営資本として、人材に対する先行投資を積極的に推進してきました。現中期経営計画における人材戦略では「働く意義」「働く環境」「報酬」の3つの軸で社員エンゲージメントを高める人材投資を進めており、2023年4月に導入する新人事制度によって「働く意義」と「報酬」の改革をさらに推し進めます。
<新人事制度のコンセプト>
「働く意義」においては、社員の自律的な行動を促し、会社と個人の価値交換性の高度化を促進するマネジメント基盤として、“Must/Will/Canフレーム”を導入します。また、グループ基本理念「OUR PHILOSOPHY(OP)」をベースとした「OPコンピテンシー評価」、マネジメント職へジョブディスクリプション(職務記述書:JD)を導入し、より目指す姿の理解・浸透を図ります。社員一人ひとりが会社の企業理念・目指す方向性に共感し、会社と自分の目標の重なりを大きくすることで『働きがいと成長を実感しながら活躍できる会社』を目指します。
「報酬」においては、グループビジョン2026の実現に向けた構造転換の進展によって生み出される高い付加価値に相応しい競争力のある報酬水準を実現してまいります。事業を牽引する高度人材と未来を担う若手層に重点投資し、最大で17%、平均で6%アップとなる基本給の引き上げを行います。これにより、期待を上回る高いパフォーマンスの発揮を促し付加価値向上に繋げるとともに、優秀な外部人材の獲得に向けてより魅力的な報酬を提示することが可能となり、『企業競争力の向上を通じた企業成長の加速』を目指します。またこのような、社員が成果を生み出すための先行投資を、TISは今後も積極的に行っていきます。
これからも、企業価値創造の源泉であり、最重要の経営資本と位置付ける人材の価値を高めるために積極的な投資を行い、会社と社員と社会の高付加価値化の善循環を生みだすことで当社のさらなる成長と企業価値を向上し、より豊かな社会の実現を目指していきます。
■新人事制度の概要
新人事制度では、主に以下3つを改定します。
① 評価制度
評価制度では、社員の「より自律的な行動」を促すため、半期目標設定時のMust/Will/Canのすり合わせによる組織目標の自分事化や、グループ基本理念「OUR PHILOSOPHY(OP)」に基づいたコンピテンシー評価を導入します。
また、社員一人ひとりが継続的に挑戦し続けられるよう「安心して挑戦できる」環境を構築します。
<刷新のポイント>
・ 組織目標の意味を自分事化しより自律的な行動に繋げるため、Must(期待役割)/Will(志)/Can(能力)を半期ごとに上長とすり合わせ、目標設定を実施
・ OPの体現に向け、期待する行動を「OPコンピテンシー評価」として設定し評価
・ 挑戦を後押しするため、業績評価はプロセスを成果自体と分けて評価項目設定し、成功に至らずとも挑戦の過程を評価
・ すべての評価を絶対評価とし、一人ひとりの多様なパフォーマンス発揮に即した評価と処遇を実現
・ 定期的な対話によるパフォーマンス発揮のための支援や能力/キャリア開発を行い、目標達成の確度を高めるとともに、評価の納得感を向上
<評価制度の全体像>
② 報酬制度
報酬制度では、社員一人ひとりへの先行投資による人材成長促進や、内外の優秀人材確保のため、基本給を最大17%、平均約6%アップする報酬水準の引き上げを行います。また、報酬も「安心して挑戦できる」体系への変更を実施します。
<刷新のポイント>
・ 報酬のベースである「基本給水準」自体を平均6%アップし、人材価値向上による付加価値向上を促進
・ 特に、事業を牽引する高度人材と若手層へ重点投資し(最大17%アップ)、大卒初任給も25万円に引上げる
・ 基本給は評価による影響をやや抑えつつ、賞与は個人評価を反映する比率を高めメリハリのある体系とし、安心して挑戦できる環境を構築
③等級制度
等級制度では、期待役割を明確化するため、多階層化していた等級をシンプルな体系に変更します。さらにマネジメント職(事業部長・部長層)は、各ポジションに求める人材要件を明確化したジョブディスクリプション(職務記述書、JD)を策定してジョブ型の要素を取り込み、マネジメント職の育成・配置・採用等に活用します。
<刷新のポイント>
・ より期待役割を明確化するため、役割差異の不明確な等級は統合しシンプルな等級体系に
・ 上位職種では職務・役割基準であるが、下位等級では役割×能力の等級体系とし多様な経験による成長を促進
・ マネジメント職は職務等級とし、ポジションごとに求める人材要件をジョブディスクリプションに明確化することで、社員の自律的キャリア形成支援、適所適材を推進する
<等級制度の全体像>
マネジメント職:組織を統括し、経営資源の最適化を図る
スペシャリスト職:高度な専門家として、事業戦略を策定・推進
スーペリアスペシャリスト職:希少性の高い専門性と高い市場価値を保有し、事業戦略を策定・推進
プロフェッショナル職:専門分野のプロジェクト推進、課題解決の施策立案をリード
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
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※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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