【横浜市】サムスン電子株式会社、みなとみらい21地区に最先端研究拠点新設を決定
このたび、大手の半導体メーカーであるサムスン電子株式会社が、横浜市西区の「みなとみらい21地区」に半導体の次世代パッケージング技術の研究拠点を新設することを決定しました。
研究拠点の概要
・設置予定先
横浜市西区(みなとみらい21地区)
・稼働開始時期
令和6年度(予定)
・研究開発の概要
サムスンの新たな研究拠点「アドバンスド・パッケージ・ラボ(Advanced Package Lab、以下APL)」は、合計2,000坪の面積に技術研究ができる施設やオフィスなどを構え、2024年度開設を予定しています。投資規模は今後5年間で400億円(約3,500億ウォン)を上回ると予想されます。
先端パッケージ技術は、半導体業界が迎えつつある微細化の限界を突破するための方法の一つとして注目されています。異なる半導体を水平および垂直につなげるヘテロジニアス(異種)・インテグレーション(集積化)を使い、小さなパッケージによりたくさんのトランジスタを集積し、1つのパッケージにさまざまな機能を実装できるようにします。
・会社概要
社 名 サムスン電子株式会社
代表者 最高経営責任者(CEO)韓宗熙(ハン・ジョンヒ) 慶桂顕(キョン・ゲヒョン)
創 業 1969年
本 社 大韓民国 京畿道水原市霊通区三星路129 (梅灘洞 416)
事業内容 総合電機機器の生産
従業者数 121,404名(2022年12月末時点)
山中 竹春 横浜市長 コメント
半導体の世界的メーカーであるサムスン電子株式会社様が、半導体の最先端研究拠点として、みなとみらい21地区を選んでくださったことを、心から歓迎いたします。アクセスに優れ、多くの研究者・技術者、企業・大学が集積する、横浜のビジネス環境のポテンシャルを高く評価いただいたものと、キョン ゲヒョンCEOをはじめ関係者の皆様に感謝しております。
新たな研究拠点の設立により、世界的に注目されている半導体関連企業の集積につながることで横浜経済が一層発展し、持続的に成長していくことを期待しています。
横浜市は今後も、市内企業の皆様をしっかりとお支えし、横浜、そして日本の持続的な成長に貢献してまいります。
慶桂顕(キョン ゲヒョン) サムスン電子CEO コメント
サムスン電子が先端パッケージ事業と技術を強化していく中、横浜市にパッケージ研究拠点を開設することを発表できてうれしいです。サムスンは技術研究を続け、半導体全般のリーダーシップを強化していきたいと考えております。
横浜はパッケージ関連企業が多く、優秀な大学と人材もあるため、業界、大学、研究機関などと協力するのに適した場所の一つです。最適な立場で研究活動を展開していくことができ、うれしく思っており、研究拠点の開設をサポートしてくださる横浜市に感謝いたします。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像