採用活動や新入社員の受け入れにおいて、これまでの世代との違いや価値観の変化を「感じることがある」の回答が約7割。約6割は、人事制度を変更・変更予定。
株式会社学情(本社:東京都中央区)は、企業・団体の人事担当者を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「就職における価値観の変化」に関して調査しました。採用活動や新入社員の受け入れにおいて、これまでの世代との違いや価値観の変化を「感じることがある」と回答した企業が7割に迫りました。「自身が学んできたことや、保有している資格を活かしたいと考えている人が多い印象」「『仕事を通して成長できるか』や『社会にどう貢献できるか』を重視していると感じる」「研修内容やキャリアプランについて聞かれる機会が増えた」「自分のやりたいことや目標が明確で、それに向けて行動していると感じる」といった声が寄せられています。また、約6割の企業が「キャリアの自律」への関心の高まりを受け、受け入れ方法や人事制度を変更した、または変更を予定していることが分かりました。
【TOPICS】
(1)採用や新入社員の受け入れで、これまでの世代との違いや価値観の変化を「感じることがある」の回答が約7割
(2)「キャリアの自律」に対応し、受け入れ方法や人事制度を変更・変更予定の企業が約6割
(3)新入社員の受け入れ方法や人事制度で、変更・変更の検討をしていることは「研修制度」が最多
【調査の背景】
終身雇用が当たり前ではなくなりつつある今、働き手による「キャリアの自律」への関心が高まっています。新卒での就職を「ファーストキャリア」と表現する人も増え、転職を通して希望するキャリアの実現を目指す人も増加の傾向です。これから社会人になる学生は、どのような価値観を持っているのか、実際に学生と接する企業の人事担当者にアンケートを実施しました。
(1)採用や新入社員の受け入れで、これまでの世代との違いや価値観の変化を「感じることがある」の回答が約7割
採用活動や新入社員の受け入れにおいて、これまでの世代との違いや価値観の変化を「感じることがある」の回答が28.6%に上りました。「どちらかと言えば感じることがある」39.6%を合わせると、約7割の人事担当者が価値観の変化を感じるとしています。「自身が学んできたことや、保有している資格を活かしたいと考えている人が多い印象」「『仕事を通して成長できるか』や『社会にどう貢献できるか』を重視していると感じる」「研修内容やキャリアプランについて聞かれる機会が増えた」「自分のやりたいことや目標が明確で、それに向けて行動していると感じる」といった声が寄せられました。
(2)「キャリアの自律」に対応し、受け入れ方法や人事制度を変更・変更予定の企業が約6割
価値観の変化や「キャリアの自律」への関心の高まりを受けて、新入社員の受け入れ方法や人事制度を「変更した」と回答した企業は14.6%でした。「変更はしていないが、変更を検討している」43.9%を合わせると、約6割の企業が「キャリアの自律」への関心の高まりを受け、受け入れ方法や人事制度を変更した、または変更を予定していることが分かります。
(3)新入社員の受け入れ方法や人事制度で、変更・変更の検討をしていることは「研修制度」が最多
新入社員の受け入れ方法や人事制度について、変更を実施・検討していることは「研修制度」が60.6%で最多。次いで、「給与体系」45.1%、「配属方法」39.8%が続きました。
■調査概要
・調査期間:2024年8月30日~2024年9月13日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:企業・団体の人事担当者
・有効回答数:661件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
■株式会社学情とは
株式会社学情は、「つくるのは、未来の選択肢」をパーパスに、20代社会人・学生の転職・就職を支援するサービスを提供しています。一貫してキャリアの起点となる「初めての転職」「就職」を支援。これからを担う世代にひとつでも多くの選択肢を示すことで、働き手・企業・社会の未来に貢献していきます。
[東証プライム上場・経団連加盟企業/主な提供サービス:20代専門転職サイト「Re就活」、スカウト型就職サイト「あさがくナビ」、合同企業セミナー「転職博」「就職博」、転職エージェント「Re就活エージェント」]
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