「就業体験があるインターンシップ」に参加を希望する学生が98.2%。「働くイメージを明確にできる」「その仕事が自分に合っているか確認したい」の声

株式会社学情（本社：東京都中央区）は、2027年３月卒業（修了）予定の大学生・大学院生を対象に、インターンシップ、オープン・カンパニーについてインターネットアンケートを実施しました。就業体験があるインターンシップに「参加したい」と回答した学生が98.2％に上り、ほとんどの学生が就業体験に意欲を示しました。「具体的な仕事内容を理解し働くイメージを明確にできる」「やりがいや仕事に必要なスキルを学びたい」「その仕事が自分に合っているか確認したい」「ギャップをなくすため」「内定に有利になる」といった声が寄せられました。また過半数の学生が、インターンシップは「リアル」で参加したいと回答。「会社の雰囲気や仕事の内容を自分の目でしっかりと確かめたい」「リアルのほうが社員の方と話しやすく、自分のことをより知ってもらえる」「業務内容のイメージがつかみやすい」といった声が上がりました。

【TOPICS】

（1）「就業体験があるインターンシップに参加したい」との回答が98.2％

（2）インターンシップは過半数の学生が「リアル」で参加したいと回答

（3）「就業体験を伴わないオープン・カンパニーに参加したい」との回答は90.3%

（4）３人に１人がオープン・カンパニーは「リアルとオンライン両方参加したい」

 

【調査の背景】

2025年卒採用から、「長期休暇中に実施」「開催日数５日以上」「実施期間の半数超は職場での就業体験が必要」などの一定の条件下で、インターンシップと採用の連携が可能になったほか、企業セミナーやグループワークなどのプログラムを実施する「オープン・カンパニー」のカテゴリーが新設されました。ルール変更３年目、27年卒の学生にインターンシップとオープン・カンパニーへの参加意向を聞きました。

 

（1）「就業体験があるインターンシップに参加したい」との回答が98.2%

　就業体験があるインターンシップへの参加意欲を尋ねたところ、「参加したい」と回答した学生が98.2％に上り、ほとんどの学生が参加したいと考えていることが分かりました。「具体的な仕事内容を理解し自分が働くイメージを明確にできる」「やりがいや仕事に必要なスキルを学びたい」「その仕事が自分に合っているか確認したい」「ギャップをなくすため」「企業と関わりが持てる」「内定に有利になる」といった声が寄せられました。

 

（2）インターンシップは過半数の学生が「リアル」で参加したいと回答

　インターンシップの形式について「リアル」と「オンライン」のどちらに参加したいかを聞くと、「リアル」との回答が27.7％、「どちらかと言えばリアル」28.2％を合わせると計55.9%で、過半数の学生がリアルでの参加を希望しています。「リアルとオンライン両方」の回答は37.0％でしたが、「オンライン」「どちらかと言えばオンライン」は計7.1%にとどまりました。「会社の雰囲気や仕事の内容を自分の目でしっかりと確かめたい」「リアルのほうが社員の方と話しやすく、自分のことをより知ってもらえると思う」「業務内容のイメージがつかみやすい」「オンラインだと緊張感がないから」といった声が上がりました。

（3）「就業体験を伴わないオープン・カンパニーに参加したい」との回答は90.3%

　企業セミナーやグループワークなど、就業体験を伴わないオープン・カンパニーについては、「参加したい」と回答した学生が90.3％に上りました。「まだ業界や職種で悩んでいるので、就業体験より色々な企業のセミナーをたくさん受けてみたい」「インターンシップの日程が合わない企業に関してはオープン・カンパニーに参加したい」「他の就活生と交流できる」「インターンシップよりハードルが低い」「就職に役立つ経験ならなんでもしてみたい」といった声が寄せられました。

（4）３人に１人がオープン・カンパニーは「リアルとオンライン両方参加したい」

　オープン・カンパニーで希望する参加形式については、「リアル」と回答した学生が20.9％、「どちらかと言えばリアル」22.6％を合わせると、計43.5%の学生がリアルでの参加を希望しています。「リアル」を希望する学生の割合はインターンシップ（55.9％）よりも12.4ポイント低い値。「オンライン」「どちらかと言えばオンライン」（計22.1％）は、インターンシップ（7.1％）よりも15.0ポイント高く、「リアルとオンライン両方」は34.4%と３分の１を占めました。「就業体験がないならどちらでも構わない」「リアルでもオンラインでも、とにかく情報収集をしたい」といった声が上がりました。

■調査概要

・調査期間：2025年５月８日～2025年５月24日

・調査機関：株式会社学情

・調査対象：スカウト型就職サイト「Ｒｅ就活キャンパス（※2025年3月1日より、あさがくナビからブランドリニューアル）」へのサイト来訪者

・有効回答数：621件

・調査方法：Web上でのアンケート調査

※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0％にならない場合があります。

■株式会社学情とは

株式会社学情は、「つくるのは、未来の選択肢」をパーパスに、20代・30代の社会人、学生の転職・就職を支援するサービスを提供しています。一貫してキャリアの起点となる「初めての転職」「就職」を支援。これからを担う世代にひとつでも多くの選択肢を示すことで、働き手・企業・社会の未来に貢献していきます。

[東証プライム上場・経団連加盟企業／主な提供サービス：20代専門転職サイト「Ｒｅ就活」、30代向け転職サービス「Ｒｅ就活30」、スカウト型就職サイト「Ｒｅ就活キャンパス」（※2025年3月1日より、あさがくナビからブランドリニューアル）、合同企業セミナー「転職博」「就職博」、転職エージェント「Ｒｅ就活エージェント」]