「〆おにぎり&おつまみおにぎりグランプリ」結果発表!
全国約427種類から人気投票でNO.1を決定!
投票総数約50万票の結果、「〆おにぎり」部門では「燻製具材のおにぎり」が、「おつまみおにぎり」部門では「生うにの炙りバター醤油おにぎり」がグランプリに輝きました。具材から調理方法、盛り付け方、食べ方まで各店舗のこだわりが詰まっており、お酒にもよく合うものが多くの票を集めました。また、「エリア部門賞」にランクインしたおにぎり(結果詳細は下記参照)は、地域の特色や文化を感じられる名産品を使用したおにぎりが目立ちました。
今回の結果について、お米料理研究家の“ごはん同盟”しらいのりこさんは、「見ているだけでワクワクするものが多く、アイデアとビジュアルの独創性が際立っていて、このお店に行くなら必ず注文したい!と思わせる一品ばかりでした。」とおにぎりの可能性の広さが伺えるコメント。日本人にとって馴染みの深い「おにぎり」は、具材や味付け次第で無限のアレンジが可能なため、お酒のおつまみや飲み会の締めくくりとしても、お楽しみいただけます。
■ 「〆おにぎり」グランプリ
〆おにぎりとは、飲み会の締めくくりとして、満腹感・満足感を得られるおにぎり。
【1位】燻製具材のおにぎり
店名:燻薫~kunkun~
住所:東京都小金井市東町4-37-23星川ビル
〈店主コメント〉
燻製の持つ風味を最大限に引き出せるよう仕上げ、一度食べるとまた食べたくなるおにぎりを目指し工夫を凝らしました。その結果、男女問わず30~50代の幅広い層から多くの注文をいただき、「お米とのバランスがよかったので、他の燻製具材でも食べてみたい」などお声をいただきました。
〈しらい のりこさんコメント〉
主張の強い燻製食材も、飲んだ後の〆のおにぎりにするのであれば話は別。ちょうどよいアクセントになりますね。おにぎりの定番具材のたらことサバも、スモークすることで新たな旨味が加わって、さらにおいしくなるのだと思います。出汁茶漬けで楽しめるのもニクイ演出。おにぎりも、お茶漬けも、両方食べたい人の気持ちがわかる〆の一品として完璧な構成はお見事!
■ 「おつまみおにぎり」グランプリ
おつまみおにぎりとは、お酒との相性抜群なアテの新定番。飲み会がさらに盛り上がるおにぎり。
【1位】生うにの炙りバター醤油おにぎり
店名:飲み喰い道楽 男魚魚(おっとっと)大倉山店
住所:神奈川県横浜市港北区大倉山1-18-26アサカビル1F
〈店主コメント〉
元々人気があり当店自慢の「うにおにぎり」をより沢山の方に知っていただきたくエントリーしました。ミョウバン不使用のウニとバター醤油のおにぎりの間につなぎ役として味噌を隠しており唯一無二のおいしさになっています。お客様に提供すると必ず驚いてくれるので、そのリアクションが嬉しく、盛り付けにもこだわっています。
〈しらい のりこさんコメント〉
生うにがドーンとのったインパクト大のごちそうおにぎりですね!口に入れたときの質感が近い白味噌の甘さが、うにの塩味を引き立てているのでしょう。さっと炙ったときの香ばしさが食欲をそそり、お酒がついつい進みそうです。
■エリア部門賞
※各エリアのグランプリは、店舗からエントリーいただいた該当地域にゆかりのあるおにぎり(使用食材等)を対象として受賞したものです。
【#北海道・東北エリア】明石おむすび 明石鯛の漬けおむすび
店名:鸞土
住所:兵庫県明石市西明石北町3-4-3ゼフィール1F
〈店主コメント〉
山形県産のつや姫を美味しく味わえるように、できるだけやわらく握るよう工夫しています。また、お米を研ぐ時はアルカリイオン水を使用し、最初はきつくよく洗いますが、負荷を与えないように優しく研いでいます。誰でもできる簡単な料理ですが、そうした工夫により「握り方をおしえてほしい」とお客様に言われることが多かったです。
〈しらい のりこさんコメント〉
潮の流れが急な明石海峡で育ち、身が引き締まって旨味も強い「明石鯛」をおにぎりにするとは!漬けにするとプリプリとした食感がより際立ちそうですね。タレの絶妙な味わいに、仕上げにふったゴマがよいアクセント。
【#関東エリア】燻製具材のおにぎり
店名:燻薫~kunkun~
住所:東京都小金井市東町4-37-23星川ビル
〈店主コメント〉
ほどよい甘みとふっくらした食感が特徴のお米に合うように、具材となる燻製も合わせて味付けと硬さを調整しています。食べ方のバリエーションが選べるので、味を変化させながら最後まで美味しく食べることができます。
※しらい のりこさんコメントは、「〆おにぎり」グランプリとのダブル受賞のため割愛します。
【#中部エリア】富山黒白昆布と宝石白海老のおにぎり
店名:なち流 桜山
住所:愛知県名古屋市昭和区下構町1-2-1
〈店主コメント〉
富山の名産品を贅沢に使ったおにぎりです。お米を昆布だしで炊き、見た目だけでなく味も楽しめるよう工夫しています。幅広い世代から支持されており、「おにぎりの枠を超えている。」とコメントいただき大変嬉しく思っています。
〈しらい のりこさんコメント〉
富山県の食文化に深く根付いている昆布をふんだんに使ったおにぎりですね。昆布の表面を削った黒昆布と、昆布の中を削った白昆布。トッピングには、こちらも富山県の名物である白エビが乗っていて、どこから食べるか迷ってしまいそうです。
【#近畿エリア】桑名蛤天むす
店名:伊勢ノ国食堂 しちり
住所:三重県桑名市東方90−2
〈店主コメント〉
名古屋名物の天むすと桑名名物のはまぐりを組み合わせました。海苔・お米も桑名産を使用しており、地産地消が特徴のおにぎりです。「蛤が大きく、食べ応えがある。」「自家製の甘だれとの相性が良い。」というお声をいただいております。
〈しらい のりこさんコメント〉
木曽三川の淡水と伊勢湾の海水とが混ざり合う栄養豊富な漁場で育った三重県桑名の蛤は、ふっくらと身が大きく、濃厚な味わいなのだとか。小さめサイズのおにぎりにサクサクの蛤の天ぷらをのっけて、おつまみにちょうどよさそう。
【#中国エリア】『人気No.12』ガンたま【ガンスたまごおにぎり】
店名:鉄板酒場 ぶいぶい
住所:広島県広島市中区流川町5-19カサブランカビル1F
〈店主コメント〉
「広島」を楽しんでもらえるよう、広島県産のコシヒカリと広島名物のガンス、そして広島県産の海苔を使用しています。20~30代の若い方を中心に支持を集めており、「おにぎりを目当てにきた。」と言ってくださるリピーターの方もいらっしゃいます。
〈しらい のりこさんコメント〉
魚のすり身に野菜などを混ぜ込んで揚げた広島名物の「がんす」を丸ごと挟んだ、オープン型のおにぎり。フライのサクサク衣と白いごはんは好相性なので、これは鉄板の組み合わせですね。卵焼きも入っていてボリューム満点!
【#四国エリア】焼おにぎりだし茶漬け
店名:創作串焼き 杢kin萄【もっきんどう】
住所:愛媛県松山市柳井町2丁目10−13
〈店主コメント〉
愛媛県松前町大間のお米を使用しています。大間は名水として有名な地域なこともあり、一味違う美味しいお米です。そのお米で握ったおにぎりを備長炭で焼き、出汁は愛媛県産のかつおだしをふんだんに使用しています。提供したい瞬間に「凄い!」という声をよく聞きます。もちろん、食べた時には「美味しい!」という声を沢山いただいております。
〈しらい のりこさんコメント〉
外はカリッと香ばしく、中はふっくらとした焼きおにぎりに、愛媛県産の鰹節からとった出汁をたっぷりと注いだ、潔くシンプルな一品。口の中でお米がほろりと崩れる食感はたまりませんね。飲みすぎた胃腸にやさしいの
は、とてもありがたいです。
【#九州・沖縄エリア】穴子おにぎり
店名:旬魚季菜 凪
住所:福岡県福岡市中央区舞鶴3-1-10
〈店主コメント〉
福岡県産の自然農法で作られているお米と津島沖の天然あなごを使用した、お米と穴子に拘ったおにぎりです。40代以上の男性から支持を集めており、穴子のおにぎりが珍しいというお声や特製タレが美味しいというお声が多いです。タレは天然穴子の骨と頭を焼いた出汁を使った凪特製のタレを使用しています。
〈しらい のりこさんコメント〉
穴子料理の専門店がつくるおにぎりと聞けば、もう、それだけでおいしそうです。大きめに刻んだ穴子の蒲焼きは食べ応え十分ですし、うまみたっぷりのタレをまとったごはんは一粒一粒がキラキラしています。
■しらい のりこさんについて
お米料理研究家、新潟県出身。
実家が米農家の夫、シライジュンイチとフードユニット「ごはん同盟」として活動中。
「お米を粒から液体まで応援する」をテーマに、お米料理、ごはんに合うおかず、日本酒に合うおつまみなどのレシピを提案、また、炊飯教室なども精力的に開催し、ごはんを美味しく炊く人、食べる人を増やすべく日々活動中。
近著に『スープジャーとおにぎり弁当』(成美堂出版)『ストウブで米を炊く』(誠文堂新光社)『ごきげんな晩酌 家飲みが楽しくなる日本酒のおつまみ65』(山と渓谷社)など、お米・日本酒関連の著書多数。
https://linktr.ee/shirainoriko
■受賞店舗一覧表
■「〆おにぎり&おつまみおにぎりグランプリ」開催概要
・開催期間:2024年9月1日(日)~11月30日(土)
・特設サイトURL :https://onigirifair.ricesmile.jp/
・表彰部門:
①「〆おにぎり」部門
…エントリーされた全〆おにぎりの中からグランプリを選出
②「おつまみおにぎり」部門
…エントリーされた全おつまみおにぎりの中からグランプリを選出
③「エリア部門賞」
…エントリーされた全〆おにぎり・おつまみおにぎりの中から、 ご当地の食材や郷土料理に纏わるおにぎりをエリアごとに選出(対象エリア:北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄)
■「おコメ食べて笑おうプロジェクト」概要
「おコメ食べて笑おう」は、企業・団体・大学・行政(以下、参加団体)が業界・業種の垣根を超えて連携し持続可能な循環型社会の実現に向け協働するプロジェクトです。2022 年12月にプロジェクトが立ち上がり、危機的状況に直面している「おコメ」をテーマとして、参加団体が連携し取り組んでいます。
特設サイト : https://ricesmile.jp/
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