インテック、碧海信用金庫の金融教育セミナーでVR空間を提供
メタバース技術を利用し、地域DXを推進
■実証実験の背景
新たな営業手法を模索していた碧海信用金庫に対し、インテックはバーチャル空間を活用して、その反応や効果などの結果を蓄積、分析することが碧海信用金庫の業務の高度化や地域DX※1につながると考え、今回の実証実験の実施に至りました。実証実験は、安城商工会議所が主催する「安城まちゼミ」※2内で、碧海信用金庫が開催した金融教育セミナー「バーチャル空間で学ぶ金融知識」にて、インテックが提供したメタバース技術を利用したVR空間で行いました。
※1 地域DX(地域経済のデジタル・トランスフォーメーション):リモート対応や分野間連携をはじめデジタル技術の力を徹底的に活用し、新たな地域経済づくりに取り組むこと。
※2 安城まちゼミ:地域の企業が講師となり、その分野の専門知識や情報などを教えてくれる少人数制の講座のこと。
詳細は安城商工会議所ホームページを参照ください。(https://anjo-matizemi.jp/)
■実証実験の内容
参加者である安城市の中高生は、碧海信用金庫の会議室に用意されたPCからVR空間に入室し、ゲーミフィケーション※3を取り入れた金融教育セミナーを受講しました。VRの環境構築においては、インテックが用意したVRアプリケーションとテンプレート空間を利用しています。バーチャル空間を活用し、蓄積されたデータをデジタルマーケティングにつなげるための実証実験として、VR空間内でのUX(ユーザー体験)や、3D空間固有の価値といった観点で効果検証を行い、業務への活用において有用性を確認しました。
※3 ゲーミフィケーション:クイズや競争といったゲームの要素を取り入れることで、学習効果を高めること。
■実施結果および参加者の反応
今回の実証実験は、コミュニケーションの活性化につながることや、受動的ではなく能動的に参加することができるVR空間に対して、楽しさや親しみを感じられる点が高評価となりました。初対面でも様々な人との交流や、関係性構築の手段としてバーチャル空間を利用できると考えられ、碧海信用金庫内での活用可能性が広がる結果となりました。
■今後の展開
今回、バーチャル空間で実施した実証実験で得られた知見並びにそのシステム基盤・実施プロセスは、他の地域や金融機関でも展開が可能であり、デジタル技術で地域創生につながる支援を行うことで、地域DXの実現を目指します。インテックは、今後も最新技術の活用により、地域の課題解決を支援する事業展開や新たな価値提供に取り組んでまいります。
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株式会社インテックについて(https://www.intec.co.jp/)
お客様の経営戦略に沿った情報化戦略の立案からシステムの企画、開発、アウトソーシング、サービス提供、運用保守まで、IT分野において幅広く事業を展開しています。インテックは、1964年の創業以来培ってきた技術力をもとに、AI、RPA等のデジタル技術の活用や、新たな市場の創造にも積極的に挑戦しています。常にオープンな姿勢で、人、企業、社会を技術でつなぎ、自らも変革しながら「豊かなデジタル社会の一翼を担う」企業としてお客様に新しい価値を提供してまいります。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
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株式会社インテック バンキングビジネス事業本部 事業企画部 担当:松田
E-Mail:bb_pr@intec.co.jp
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