20代キャリア採用で感じるZ世代の特徴、「ワーク・ライフ・バランス重視」が8割超。応募者との接触率向上策は「迅速な選考案内」が断トツ【企業・転職希望者調査】
株式会社学情(本社:東京都中央区)は、企業・団体の人事担当者を対象に、経験者や第二新卒など20代のキャリア採用についてインターネットアンケートを実施しました。20代キャリア採用で感じる「Z世代」ならではの価値観や特徴は「ワーク・ライフ・バランス重視」が突出して多く8割超に上りました。「柔軟な働き方を求める傾向」「タイパ(タイムパフォーマンス)重視」が続き、働き方に関わる項目が上位に並びました。「業務内容より福利厚生面を重視して会社選びをしている」「『入社後にこうなりたい』より『企業が自分に何をしてくれるのか』を重視」「自分の時間が大事」など、自分重視の傾向を指摘する声が多く寄せられました。応募者との接触率向上の取り組みについては、「迅速な選考案内」が8割近くで断トツの1位。求職者にも好印象を持つ企業の対応を尋ねたところ、トップは同じでしたが「会社説明会」も重視していることが分かりました。企業とずれが目立ったのは「選考連絡時に応募情報で興味を持った点を伝える」の選択肢。企業側の17.5%に対し、求職者は29.2%が選びました。「あなたのこの点に興味あり」を伝えると求職者に響くようです。
【TOPICS】
(1)20代キャリア採用で感じるZ世代の価値観や特徴は「ワーク・ライフ・バランス重視」が8割超で突出
(2)応募増の取り組みは「求人情報の記載内容見直し」がトップ、次いで「採用HP見直し」
(3)応募者との接触率向上策は「迅速な選考案内」が断トツ 求職者は説明会も重視
【調査の背景】
新卒一括採用での人材獲得競争が激しくなる中、20代を対象としたキャリア採用(経験者採用)を強化する企業が増えています。20代は、1990年代半ばから2010年代前半に生まれた「Z世代」にあたります。企業がこの世代のキャリア意識をどのように捉えているのかや、積極採用のために取り組んでいることについて調査しました。
(1)20代キャリア採用で感じるZ世代の価値観や特徴は「ワーク・ライフ・バランス重視」が8割超で突出

20代を対象とした採用活動で感じる「Z世代」ならではの価値観や特徴について尋ねたところ(複数回答可)、「ワーク・ライフ・バランス重視」が突出して多く、81.6%に上りました。「柔軟な働き方を求める傾向」47.6%、「タイパ(タイムパフォーマンス)重視」31.6%が続き、働き方に関わる項目が上位に並びました。「情報リテラシーが高い」「スキルアップや成長への意欲が高い」といった能力や仕事への意欲についての項目を選んだ企業は2割前後にとどまりました。
具体的に感じることを尋ねると、「ワーク・ライフ・バランスのライフが重要でワークへの責任感が低い」「業務内容より福利厚生面を重視して会社選びをしている人が多い」「会社(業務)の魅力より、いかに自由に働けるかが求められている」「『入社後にこうなりたい』より『企業が自分に何をしてくれるのか』を重視しているように感じる」「コンプライアンス重視、休暇の取りやすさの質問多数」「あまりお金に執着せず、自分の時間が大事」など、自分重視の傾向を指摘する声が多数寄せられました。「就活のキーワードに『成長』をあげる者が増えた」との声の一方、「成長意識が希薄、反応が鈍い、社会規範意識が薄い」との意見もありました。
(2)応募増の取り組みは「求人情報の記載内容見直し」がトップ、次いで「採用HP見直し」

20代キャリア採用での応募数向上のために取り組んでいること・取り組みたいこと(複数回答可)については、「求人情報の記載内容見直し」が54.5%で最多で、過半数の企業が選びました。次いで「自社採用ホームページの見直し」43.6%、「これまでに使用していない採用サービスの活用」41.8%、「募集条件の見直し(給与や福利厚生の見直し)」37.8%が続きました。
具体的な取り組みを尋ねると、「年間休日を増やす、給料アップ」や「福利厚生の見直し」のほか、「採用ホームページの変更」「動画コンテンツの作成」「HP、SNSの強化」「YouTubeの活用」といった声が多くあがりました。
(3)応募者との接触率向上策は「迅速な選考案内」が断トツ 求職者は説明会も重視

20代キャリア採用での応募者との接触率向上のために取り組んでいること・取り組みたいことを企業に尋ねるとともに、20代求職者にも応募した企業の対応で好印象を持つものについて聞きました(いずれも複数回答可)。企業の取り組みでは、「迅速な選考案内」77.8%が断トツの1位で、次いで「面接前のカジュアル面談」39.3%、「会社説明会の実施」38.5%が僅差で続きました。これに対し、20代求職者は「迅速な選考案内」61.0%がトップで、2位「会社説明会の実施」36.4%、3位「面接前のカジュアル面談」31.2%。企業とは2・3位が入れ替わり、会社説明会へのニーズが高いことが分かりました。
企業の取り組みと求職者のニーズでずれが大きかったのは「選考連絡時に応募情報で興味を持った点を伝える」の選択肢。企業側の17.5%に対し、求職者は29.2%と3割近くが選びました。企業が「あなたのこの点に興味あり」を伝えれば、求職者に響き、その後の選考に進んでくれる可能性が高くなりそうです。
■調査概要
・調査期間:2026年3月16日~同年4月10日(企業調査)、2026年4月5日~同年4月15日(求職者調査)
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:企業・団体の人事担当者、20代の転職希望者(20代向け転職サイト「Re就活」来訪者)
・有効回答数:295件(企業調査)、154件(求職者調査)
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
■株式会社学情とは
東証プライム上場・経団連加盟企業。2004年から、「20代通年採用」を提唱。会員数280万人の「(20代が選ぶ)20代向け転職サイト7年連続No.1・20代専門転職サイト〈Re就活〉」(2019年~2025年 東京商工リサーチ調査 20代向け転職サイト 第1位)や「30代向けダイレクトリクルーティングサービス〈Re就活30〉」、会員数60万人の「スカウト型就職サイト〈Re就活キャンパス〉」を軸に、20代・30代の採用をトータルにサポートする大手就職・転職情報会社です。
また日本で初めて「合同企業セミナー」を開催し(自社調べ)、「転職博」や「就職博」など、若手人材の採用に関する多様なサービスを展開しています。
[創業/1976年 資本金/15億円 加盟団体/一般社団法人 日本経済団体連合会、公益社団法人 全国求人情報協会、一般社団法人 日本人材紹介事業協会、日本就職情報出版懇話会、公益財団法人 森林文化協会]
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
