楽天とヴィッセル神戸、2023シーズンのホームゲーム3試合における資源の循環性に関する外部調査「サーキュラリティ評価」の結果を公開

- 3月2日(土)のJ1リーグホーム開幕戦含む、2024シーズンのホームゲームでのサステナビリティ関連の取り組みを推進 -

楽天グループ株式会社

 楽天グループ株式会社(以下「楽天」)と楽天ヴィッセル神戸株式会社(以下「ヴィッセル神戸」)は、2023シーズンの「ヴィッセル神戸」ホームゲーム3試合において実施した、資源の調達から廃棄までの循環性(サーキュラリティ)に関する外部調査「サーキュラリティ評価」の結果を本日公開しました。

 「サーキュラリティ評価」は、WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)(注1)に加盟する30のグローバル企業により策定された「CTI」(Circular Transition Indicators: サーキュラー移行指数)をもとにした、企業の取り組みにおける資源の循環性を測定するための評価方法です。本取り組みでは資源循環プラットフォームサービスの開発・運営や資源循環コンサルティング事業を展開するレコテック株式会社が調査を行い、2023シーズンの「ヴィッセル神戸」ホームゲーム3試合における資源調達(インフロー)から廃棄(アウトフロー)までの一連の流れを項目ごとに数値化しました。そのうえで、調達した資源全体に対し再生可能な資源の割合を示す「サーキュラー・インフロー率」と、排出した資源全体に対し再生可能な資源が実際に回収された割合を示す「サーキュラー・アウトフロー率」を算出するとともに、これらの加重平均(注2)により全体の循環性を数値化した「マテリアル・サーキュラリティ率」を算出しました。なお、楽天とヴィッセル神戸は本取り組みの結果をもとに、「ヴィッセル神戸」の明治安田J1リーグホーム開幕戦となる2024年3月2日(土)より、「AFCチャンピオンズリーグ」を除く2024シーズンホームゲームでのサステナビリティ関連の取り組みを推進します。

 今回の「サーキュラリティ評価」の結果は、「サーキュラー・インフロー率」が61%、「サーキュラー・アウトフロー率」が73%、「マテリアル・サーキュラリティ率」が66%となりました。それぞれの割合に寄与する取り組みとして、2023シーズンのホームゲームでは、再生可能エネルギーの導入によるCO2排出量の削減やLED照明の導入による省エネ化を行いました。また、ごみを分別して収集する「ECO STATION by Rakuten」を「ノエビアスタジアム神戸」の場外エリアに設置することにより、分別の啓発活動とリサイクルの推進に取り組みました。2024シーズンのホームゲームでは、これらの活動を継続したうえで、「ECO STATION by Rakuten」にて回収した生ごみの堆肥化やペットボトルキャップのリサイクル、「ECO STATION by Rakuten」のスタジアム場内エリアへの導入を行う予定です。

 なお「サーキュラリティ評価」ならびに「ヴィッセル神戸」ホームゲームにおける取り組みは、楽天が「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」をテーマに行う活動の一環として、活動指針のひとつである「Green for Future」のもと取り組んでいます。2023年には、楽天が冠協賛した「東北楽天ゴールデンイーグルス」の「楽天スーパーナイター」や「ヴィッセル神戸」の「Rakuten SUPER MATCH」で排出されるCO2について、同指針のもとカーボン・オフセットを実施しました。


 楽天とヴィッセル神戸は今後も「ヴィッセル神戸」のホームゲームにおいて、資源の好循環を図ることで、これからもスポーツを楽しめる豊かな環境の維持に寄与すべく取り組んでまいります。

 

(注1)WBCSDウェブサイト: https://www.wbcsd.org/(英語のみ)

(注2)それぞれの割合について、重さも加味して割り出す平均値


2023シーズン「ヴィッセル神戸」ホームゲーム3試合の「サーキュラリティ評価」概要

■調査対象イベント
・2023年3月4日(土)開催 明治安田生命J1リーグ 第3節 ガンバ大阪戦

・2023年3月8日(水)開催 JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第1節 名古屋グランパス戦

・2023年3月11日(土)開催 明治安田生命J1リーグ 第4節 浦和レッズ戦

※上記3試合の平均値を算出し評価を実施


■評価結果

サーキュラー・インフロー率: 61%

※[再生可能なインフロー(持続可能な方法で栽培、採取されたバイオマス資材)の質量 + 非バージンインフロー(新品ではなくリユース品やリサイクル素材で調達された資材)の質量] / すべてのインフローの質量の合計 × 100

サーキュラー・アウトフロー率: 73%

※製品と素材に完全な資源循環可能性があり、かつそれが実際に回収され資源循環が実現されたアウトフローの質量の合計 / すべてのアウトフローの質量の合計 × 100

※アウトフローは、来場者が持ち込む物品に由来する廃棄物も含みます

マテリアル・サーキュラリティ率: 66%

※サーキュラー・インフロー率とサーキュラー・アウトフロー率の加重平均


■「サーキュラリティ評価」結果詳細ページURL

https://corp.rakuten.co.jp/event/betterfuturetogether/circularity/


■「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」について
楽天は、スポーツをきっかけに、多くの方の「もっと良い未来」を創っていくことを目的に、「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」をテーマにした活動を行っています。また、スポーツに関わる様々な局面でスポーツを自分らしく楽しみ、多様性・公平性・インクルージョンを創り出す「Sports for Everyone」と、気候変動への負の影響を減らすことで、これからもスポーツを楽しめる、豊かな環境を生み出す状態を創り出す「Green for Future」という指針に基づいた活動を行っています。
URL: https://corp.rakuten.co.jp/event/betterfuturetogether/

以 上

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本社所在地
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三木谷浩史
上場
東証プライム
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設立
1997年02月