2022年度 賃貸契約者動向調査(首都圏)
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)の住まい領域の調査研究機関である『SUUMOリサーチセンター』(センター長:池本 洋一)は、人々の自分らしい人生を応援するために「住まいの価値」を提言・実証する研究を進めております。このたび、2022年度(2022年4月~2023年3月)に賃貸住宅へ入居した方の動向調査を実施いたしました。首都圏における賃貸契約者の動向を分析し、主な結果をまとめましたのでご報告いたします。
住まいの設備では「ピッキング対策の鍵」の満足度が上昇、満足度1位
現在ペットを飼っている人は2割弱だが、今後飼いたい人は4割を超える
調査トピックス
1.見学物件数は平均2.7件に再度低下、緩やかな減少傾向
・前年度微増したが、2022年度は再び低下した。
2.オンライン内見実施率は合計32.5%で、2年連続で増加
・内訳は、オンライン内見のみ実施者が22.7%、オンライン内見・対面での内見併用者が9.8%。
・オンライン上で行う賃貸契約(IT重要事項説明)の実際の利用率(14.9%)も前年度から上昇。
3.設備満足度は「24時間出せるゴミ置き場」と「ピッキング対策の鍵」が同率1位
・「24時間出せるゴミ置き場」が、7年連続満足度1位。加えて2022年度は、「ディンプルキーなどのピッキング対策の鍵」も同率1位となった。
・次に引っ越す際に絶対欲しい設備では、多くの設備のポイントが下がる中、セキュリティ関連は比較的変化が小さい。
4.現在ペットを飼っている人は18.2%、今後飼いたい人は44.5%
・属性別に見ると、ファミリー、リモートワーク実施者や、家賃が高い人ほど、今後ペットを飼いたい割合が高い。
・住まい探しが「満足できた」「スムーズに進められた」割合は、ペット飼育あり層ではやや低め。
5.魅力を感じるコンセプト賃貸住宅1位は、今回も「防災賃貸住宅」
・属性別に1位のコンセプトを見ると、男性社会人は「デザイナーズ賃貸住宅」、女性社会人と2人暮らしは「防災賃貸住宅」、ファミリーは「子育て世帯向け」、ペット飼育者は「ペットオーナー向け」。
調査概要
調査目的 2022年度(2022年4月1⽇〜2023年3月31日入居)に賃貸物件を契約した人の行動実態やニーズを把握すること
調査対象
【スクリーニング調査】
性・年代:18歳以上のマクロミルモニタの男女 排除業種:調査業、広告代理業
地域:北海道/東北/北陸/首都圏/関西/東海/中国/九州 ※一部地域除く
【本調査】
下記条件を満たすマクロミルモニタの男女個人
1. 現在の居住形態が「賃貸」である
2. 現在の「賃貸」住宅への入居時期が2022年4月1日~2023年3月31日である
3. 現在の「賃貸」住宅の物件選びに関与した 4. 回答者本人が調査業・広告代理業ではない
※令和2年度国勢調査の人口と、スクリーニング調査で得られた2022年度の賃貸契約者出現率から、性・年代・未既婚別(下表の12セグメント)の賃貸契約者数を各エリアごとに推計した。この賃貸契約者数の推計値に構成比が一致するよう、性・年代・未既婚別の比率調整(ウエイトバック)を行った。
【本リリース分析対象】
調査は全国で行っているが、本リリースは首都圏の集計結果を掲載している。
※契約者数推計値に構成比が一致するよう性・年代・未既婚別の比率調整を行っている。エリア間の推計値比も比率調整に反映されるため、補正前後で合計数が異なる。
調査方法
インターネットによるアンケート調査
調査期間
スクリーニング調査:2023年6月1日(木)~2023年6月23日(金)
本調査:2023年6月9日(金)~2023年6月27日(火)
有効回答数
スクリーニング調査:63,403サンプル(首都圏) 本調査:1,208サンプル(首都圏)
調査実施機関 株式会社マクロミル
詳細は下記リンクよりPDFをご覧ください
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20230929_housing_02.pdf
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