3大慢性痛は、肩こり・首こり・腰痛。痛みによる負の影響は、行動だけでなく気持ちにも⁉【慢性痛に関するアンケート】
主婦の友社「慢性痛に関するアンケート」で判明。慢性痛が日常生活に与える影響について。
年を重ねるほど、慢性痛に悩む人は増えていく傾向にあります。主婦の友社が今年5月に発売した『10秒で長年の痛みが消える!神経系ストレッチ』(兼子ただし著)は、慢性痛に悩む方に向け、痛みの原因である神経にアプローチすることで、本質的な痛みの改善を目指す「神経系ストレッチ」の方法をお伝えする一冊です。
本書がこのたび6度目の重版となったことから、あらためて慢性痛がある人のライフスタイルについてのアンケートを実施し、慢性痛が日常生活に与える影響について探りました。
【サマリー】
♦慢性痛で多いのは「1位 肩こり」「2位 首こり」「3位 腰痛」
♦99%の人が慢性痛をガマンしたことがある
♦慢性痛は行動制限にとどまらず、気持ちにも影響
♦慢性痛のある人の約7割は、通院経験あり
♦通院経験ある人の6割以上が、慢性痛が改善していないのに通院をやめてしまっている
♦生活の「質」を下げてしまう慢性痛
【調査概要】
□内容:慢性的な痛みについてのアンケート
□調査期間:2023年6月19日~30日
□調査方法:主婦の友社「@主婦の友」会員へネットアンケートを実施
□回答者:30~80代の男女75名
3大慢性痛は「肩こり」「首こり」「腰痛」
Q1.慢性痛がある痛みの場所は?(複数回答可)
慢性痛がある部分の上位は、1位「 肩こり」、2位「首こり」、3位「腰痛」。いまの日本人の3大慢性痛といっても過言ではないでしょう。次いで「手指の痛み・しびれ」、「膝痛」となっています。
99%の人が、慢性通をガマンしたことがある
Q2.慢性的な痛みをガマンしたことはありますか?
なんと99%の人が慢性的な痛みをガマンしたことがあると回答しました。痛みがありながらもガマンしながらだましだまし生活している人のなんと多いことでしょう。
慢性痛は行動制限にとどまらず、気持ちにも影響
Q3.慢性痛があることによる影響があったことは?(複数回答可)
慢性痛があることによって日常生活の行動に影響は大きく、なかでも「家事に支障」、「歩く・階段の上り下りに支障」、「仕事に支障」などの声が多くあがりました。慢性痛によって、普通にできていた行動が制限されてしまっています。
慢性痛の影響は行動面だけではなく、実は内面にもあるようです。「やる気がなくなってしまった」、「メンタルが落ち込んだ」といった声も多く、痛みがあることによって気持ち的にもマイナスの影響があることがわかりました。
行動と気持ちの両面に影響があることが、「家の中で横になってばかりいる」、「外出が減った」、「人と会わなくなった」「家族や友人に怒りをぶつけてしまった」といった声にあらわれています。
慢性痛のある人の約7割は、通院経験あり
Q4.慢性痛治療のために通院した経験はありますか?
あると答えた人が約7割にのぼりますが、ない人も3割いました。99%の人が慢性痛をガマンしていると回答していることもあるように(Q2)、慢性痛があっても何もケアしていない人も少なくないようです。
通院経験ある人の6割以上が、慢性痛が改善していないのに通院をやめてしまっている
Q5.慢性痛で通院したその後は?(通院経験ありの人のみ回答)
「少しよくなったが通院をやめてしまった(34%)」、「よくなっていないので通院をやめてしまった(28%)と回答した人が圧倒的に多い結果になりました。通院経験ある人の6割以上が、根本的に慢性痛が改善していないのに通院をやめてしまっています。慢性痛で通院しても、根本的には改善されていない人が少なくありません。
一方、「よくなった(10%)」「少しよくなって今も通院している(24%)」と改善効果を感じている人は3割程度にとどまりました。
生活の「質」を下げてしまう慢性痛
アンケートの結果から、慢性痛をかかえている人からこのような状況がみえてきます。
・通院しても改善しない
・痛みをガマンしながら暮らしている
・日常生活にマイナスの影響が出ている
慢性痛があることでQOL(Quality of Life)が著しく下がるということがわかります。それでは、痛みがなくなったらどんなことをしたいのでしょうか。
慢性痛があることで楽しめていない、やりたいことができていない
Q6.慢性痛がなくなったらしたいことは?
「旅行へ行きたい」(福岡県・50代・公務員)
「正座をする習い事をしたい(茶道、華道など)」(千葉県・70代・パート)
「登山がしたい」(東京都・50代・会社員)
「友人とのランチ。家の片づけ」(東京都・60代・主婦)
「思い切り孫と遊びたい」(千葉県・70代・主婦)
旅行や趣味、人と会うなど、アクティブに出かけたいという声がたくさんあがっていました。それだけ慢性痛があることで楽しめていない、やりたいことができないということなのでしょう。
ごく当たり前の暮らしをしたいと切に願う声も
「鎮痛剤に頼らない暮らしがしたい」(静岡県・60代・主婦)
「どこも痛くないという状態が思い出せるだけでも嬉しい」(東京都・50代・会社員)
「いつも痺れを感じているので、『そう言えば痺れがなおってる』と思いたい」(茨城県・50代・会社員)
「歩行器を使わない生活がしたい」(愛知県・80代・主婦)
「仰向けで寝られるようになりたい」(兵庫県・70代・会社員)
「安心して階段を昇りたい」(埼玉県・60代・会社員)
このように、ごく当たり前の暮らしをしたいと切に願う声も少なくありませんでした。
慢性痛を根本的に改善する注目の方法「神経系ストレッチ」
長年の慢性痛を改善する方法として、いま注目を浴びているのがストレッチトレーナーであり、理学療法士の資格も持つ兼子ただし氏が提唱している「神経系ストレッチ」。神経系ストレッチとは、一般的な筋肉を伸ばすストレッチとはまったく異なるストレッチ法です。
慢性痛の痛みを引き起こしているのは、実は「神経」。神経系ストレッチでは、圧迫されてズレた神経をつまみながら呼吸をし、ズレを正しい位置に戻すというものです。痛みの原因である神経にアプローチすることで、本質的な痛みの改善をめざします。
敬老の日の贈り物にもおすすめ
兼子氏の神経系ストレッチの方法をまとめたのが書籍『10秒で長年の痛みが消える!神経系ストレッチ』です。SNSなどで話題となり、発売から約3カ月で6刷が出来しました。
「長年の痛みやしびれの悩みをなくしたい」というメッセージが込められた本書。9月18日(月)は敬老の日。慢性痛に悩む家族やお世話になっている人へのプレゼントにもおすすめです。
タイトル:10秒で長年の痛みが消える! 神経系ストレッチ
著者:兼子ただし
定価:1,760円(税込)
刊行年月 : 2023年5月
発行 : 主婦の友社
サイズ・ページ数 : A5判、112ページ
ISBN:978-4-07-453776-1
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4074537761/
【楽天ブックス】https://books.rakuten.co.jp/rb/17494004/
電子書籍も同時発売
著者プロフィール
兼子ただし (かねこただし)
ストレッチトレーナー / 理学療法士
早稲田大学大学院スポーツ科学科修士号取得
2001年に日本初のストレッチ専門店『S S S』を開業し、ストレッチ業界のパイオニアとして、長年に渡り活躍。独自に開発したKanekoストレッチは、国士舘大学との共同研究や早稲田大学大学院にて研究を重ねるなど、その効果を科学的に追究している。
理学療法士としての研究から、慢性的な疼痛や痺れなどにアプローチする新たなストレッチとして、神経系ストレッチを開発。公式YouTubeチャンネルでは、病院では治らずに長年の痛みに苦しんでいる人々を瞬時のストレッチで救い、大きな話題となっている。
【ストレッチトレーナー / 理学療法士 兼子ただしch】https://www.youtube.com/@ssskaneko
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