焼き魚の頭、パセリ、味噌汁の貝類の身…「外食で残しがちなもの」を調査 10月30日は食品ロス削減の日! 外食で「必ず残さず食べる」人は何%?
『ホットペッパーグルメ外食総研』が開催する「トレンド座談会」レポート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:牛田圭一)の外食市場に関する調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は、外食のプロフェッショナルを集め、外食トレンドを発表するための「トレンド座談会」を開催しています。今回は10月30日の食品ロス削減の日を前に、「外食での食べ残し」について20代~60代の男女1,035人にアンケート調査を実施した結果をレポートします。
■「外食で食べ残しがちなもの」1位は「焼き魚の頭」
ホットペッパーグルメ外食総研が挙げた「外食で残しがちなもの」18個の項目のうち、「味が苦手」「食べられるものだと思っていない」などの理由で「食べない」の回答が多かったものをまとめると、1位は「焼き魚の頭」で61.4%でした。2位以下には「レモン(しぼった後の果肉)」(55.3%)、「ミント(デザートなどにのっているもの)」(48.8%)、「パセリ」(45.9%)、「エビのしっぽ(天ぷらやフライなど)」(42.7%)が続きました。一方、「食べない」の回答が最も少なかったのは「ピザの端」(5.4%)で、「味噌汁の貝類の身」(9.4%)、「わかめ(刺身などのつけあわせ)」(11.4%)が続きました。
※「食べない」は「味が苦手だから食べない」「飾りだから食べない」「そもそも食べられるものだと思っていない」「(傷みかけなど)衛生面が不安なので食べない」「その他の理由で食べない」の計。そのほかの選択肢は「それ自体おいしいから食べる」「メインと一緒に食べるとおいしいから食べる」「もったいないから食べる」「食べるのが当たり前だから食べる」「栄養価が高いから食べる」「その他の理由で食べる」「わからない」
※n=1,035/各単一回答

■『ホットペッパーグルメ外食総研』所長からの解説
食べ残ししないと意識する人は90%以上! 改めての心がけを
今回の調査では10月30日の「食品ロス削減の日」を前に、「外食での食べ残し」について調査しました。すると、外食で「必ず残さず食べる」は52.3%、「できる限り残さず食べる」は39.3%と、何らかの意識をしている割合は90%以上という結果に。「残さず食べる」意識の高さが表れていると言えるでしょう。
外食で残しがちなものについての調査では、「焼き魚の頭」、「レモン(しぼった後の果肉)」は半数以上の人が「食べない」と回答。その理由は「味が苦手だから」のほかに「飾りだから」「そもそも食べられるものだと思っていないから」など、慣習的な選択肢を選ぶ人が多いことも分かりました。どこからが食品ロスになるのかは難しいところもありますが、「食品ロス削減の日」をきっかけに、改めて食品を無駄にしないよう心掛けていきたいですね。

『ホットペッパーグルメ外食総研』所長 田中直樹
■外食で「必ず残さず食べる」52.3%、「できる限り残さず食べる」39.3%
「あなたは外食をする際、できるだけ食べ残しをしないように意識していますか?」という質問では、「必ず残さず食べる」が最も多く52.3%、「できる限り残さず食べる」が39.3%で続き、「特に意識していない」は8.4%でした。
※n=1,035/単一回答

■『ホットペッパーグルメ外食総研』トレンド座談会とは
シーズンごとに“今”はやりの外食トレンドを発表する、リクルートの外食のプロフェッショナル集団による座談会。アンケート調査や、レストランの現場から“生の声”を聞き、「外食のリアル」を語ります。メンバーは、飲食トレンドの数値化・可視化を行う『ホットペッパーグルメ外食総研』の研究員をはじめ、女子トレンド、高級店トレンドなど、さまざまな分野のスペシャリストで構成されます。
調査概要
■調査期間:2025年6月13日(金)~2025年6月15日(日)
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査対象:全国20代~60代男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
■有効回答数:1,035件(男性517件、女性518件)
▼リクルートについて
▼本件に関するお問い合わせ先
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像