令和版・理想の忘年会調査 会社・仕事関係の忘年会に参加したい? 行きたいお店・時間帯・目的ランキングも発表

『ホットペッパーグルメ外食総研』が開催する「トレンド座談会」レポート

株式会社リクルート

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:牛田圭一)の外食市場に関する調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は、外食のプロフェッショナルを集め、外食トレンドを発表するための「トレンド座談会」を開催しています。今回は「忘年会」について20代~60代の男女1,035人にアンケート調査を実施した結果をレポートします。

■調査サマリ

■「会社・仕事関係の忘年会」に「参加したい・計」は36.9%、若手の方が参加意欲が高い傾向

■「友人知人との忘年会」に「参加したい・計」は74.6%、全年代で約7~8割という結果に

■会社・仕事関係の忘年会で行きたいお店は居酒屋のほか和食、中華、喫茶店・カフェも

└0次会(1次会の前に軽く集まる会)~2次会は全て「居酒屋」が1位。「和食料理店(寿司・割烹など)」は0次会・1次会の両方で2位、「中華料理店(餃子酒場なども含む)」は1次会で3位に。「喫茶店・カフェ」は0次会で3位、2次会で5位

■会社・仕事関係の忘年会の望ましい時間帯は「18時~19時ごろ開始、21時ごろ解散」

└2位には「12時~13時ごろ開始、14時~15時ごろ解散」が入り、「忘年会はランチ帯」派も

■会社・仕事関係の忘年会の目的は「親睦」がメインだが、料理目当ての一面も

■『ホットペッパーグルメ外食総研』所長からの解説

忘年会の希望も多様化の時代に それぞれに合った忘年会の“最適解”を探ってみてください

室町時代や明治時代から始まったという説もある「忘年会」文化。令和の現代ではどんな形の忘年会が求められているのか、調査してみました(結果は2ページ目以降参照)。

会社・仕事関係の忘年会について、「参加したい・計」は36.9%と約3分の1という結果に。ただ、年長者よりも若手の方が参加意欲が高い傾向が見て取れ、こういった場を求める人がいることは確かです。また、友人知人との忘年会について「参加したい・計」は74.6%と高く、年末に友人と食事に行きたいと考えている人は多そうです。

会社・仕事関係の忘年会で行きたいお店は0次会~2次会まで全て居酒屋が1位と人気の強さを見せました。一方で特に0次会や1次会では和食、中華、喫茶店・カフェを支持する人もいました。時間帯については「18時~19時ごろ開始、21時ごろ解散」が人気でしたが、2位にはランチの時間帯が入りました。

今回の結果から、会社・仕事関係の忘年会人気が高いとは言えない状況が見て取れます。忘年会についての希望も多様な昨今。お店・時間帯・参加する目的のどこを切り取っても「これをやっておけば間違いない」という“正解”はありません。ただ、いつの時代も変わらないのは「今年が終わる前にあの人に会っておきたい」という気持ち。それぞれに合った忘年会の“最適解”をぜひ探ってみてください。

『ホットペッパーグルメ外食総研』

所長  田中直樹

■「会社・仕事関係の忘年会」に「参加したい・計」は36.9%、若手の方が参加意欲が高い傾向

「会社・仕事関係の忘年会」について、各年代の参加意欲は図の通り。「参加したい」と「どちらかというと参加したい」を合わせた「参加したい・計」は30代(43.0%)が最も高く、20代(41.8%)が続きました。最も低いのは50代(31.8%)で、60代(32.0%)が続いており、若い世代の方が会社・仕事関係の忘年会への参加意欲が高いことがわかりました。

※単一回答

※四捨五入の関係で図の数値を足しても文章内の数値になるとは限らない

※全体から「このような忘年会はなさそう」の回答を除いて集計

■「友人知人との忘年会」に「参加したい・計」は74.6%、全年代で約7~8割という結果に

「友人知人との忘年会」について、各年代の参加意欲は図の通り。「参加したい」と「どちらかというと参加したい」を合わせた「参加したい・計」は60代(79.9%)が最も高く、40代(76.9%)が続きました。20代で69.9%、30代で75.5%、50代で70.1%と全年代で友人知人との忘年会への参加意欲の高さがうかがえました。

※単一回答

※四捨五入の関係で図の数値を足しても文章内の数値になるとは限らない

※全体から「このような忘年会はなさそう」の回答を除いて集計

■会社・仕事関係の忘年会で行きたいお店は居酒屋のほか和食、中華、喫茶店・カフェも

「会社・仕事関係の忘年会で行きたいのはどんなお店ですか?」という質問で、0次会~3次会までの回答で多かったものTOP5は表の通り。0次会~2次会は全て「居酒屋」が1位で、特に1次会では過半数が支持する結果になりました。3次会では「カラオケ」が31.0%で1位に。飲み会の〆をイメージしてか、「ラーメン・そば・うどん等の専業店」(23.7%)が2位になりました。

「和食料理店(寿司・割烹など)」は0次会・1次会の両方で2位になり、人気が高いことがわかります。また、「中華料理店(餃子酒場なども含む)」も1次会で3位(19.2%)に入るなど、中華料理店での忘年会も一定の支持層がいることがわかりました。「喫茶店・カフェ」は0次会で3位(19.1%)、2次会で5位(14.4%)に入っており、短時間での利用やクールダウンに使いたいと考えている層がいそうです。

※各複数回答

※「この会には行きたくない・あてはまるものはない」の回答を除いて集計

※提示した選択肢:居酒屋、バー・バル・ワインバー・ビアホール・パブ、カラオケ、スナック・ナイトクラブ・キャバレー、和食料理店(寿司・割烹など)、中華料理店(餃子酒場なども含む)、レストラン・食堂・ダイニング・洋食店、フレンチ・イタリアン料理店、アジアン料理店、焼肉・ステーキ・ハンバーグ等の専業店、お好み焼き・鉄板焼き等の専業店、すき焼き・しゃぶしゃぶ等の専業店、鍋料理店(おでん含む、すき焼き・しゃぶしゃぶを除く)、ファミリーレストラン・回転寿司、ラーメン・そば・うどん等の専業店、ファストフード(ハンバーガー・サンドイッチ等)、喫茶店・カフェ、ホテルや各種会場、この会には行きたくない・あてはまるものはない

■会社・仕事関係の忘年会の望ましい時間帯は「18時~19時ごろ開始、21時ごろ解散」

「会社・仕事関係の忘年会の時間帯についてはいつが望ましいですか?」という質問で、最も多かった回答は「18時~19時ごろ開始、21時ごろ解散」で、61.5%と圧倒的な割合でした。一番オーソドックスな時間帯はここといって間違いないでしょう。ただ、2位には「12時~13時ごろ開始、14時~15時ごろ解散」(11.5%)が入り、「忘年会はランチ帯で」という人も一定数いることがわかりました。

※n=1,035/単一回答

■会社・仕事関係の忘年会の目的は「親睦」がメインだが、料理目当ての一面も

「会社・仕事関係の忘年会に参加する目的はなんですか?」という質問では、「同僚と親睦を深める」(25.0%)が1位でした。そのほか「日頃仕事で関わりのある人と親睦を深める」(21.7%)は2位、「自分が所属している部や課などの人との親睦を深める」(19.6%)が3位と社内での親睦を深める目的がトップ3を占め、7位~10位にも同様の目的がランクインしました。一方で4位には「普段食べられない贅沢な料理を食べる」、6位には「思い切り食べる」が入っており、料理目当ての一面もありそうです。

※n=1,035/複数回答

※「忘年会には参加しない」はランキングから除く

■『ホットペッパーグルメ外食総研』トレンド座談会とは

シーズンごとに“今”はやりの外食トレンドを発表する、リクルートの外食のプロフェッショナル集団による座談会。アンケート調査や、レストランの現場から“生の声”を聞き、「外食のリアル」を語ります。メンバーは、飲食トレンドの数値化・可視化を行う『ホットペッパーグルメ外食総研』の研究員をはじめ、女子トレンド、高級店トレンドなど、さまざまな分野のスペシャリストで構成されます。

【アンケート調査概要】

■調査期間:2025年10月31日(金)~2025年11月1日(土)

■調査方法:インターネットリサーチ

■調査対象:全国20代~60代男女(株式会社マクロミルの登録モニター)

■有効回答数:1,035件(男性517件、女性518件)

▼リクルートについて

https://www.recruit.co.jp/

▼本件に関するお問い合わせ先

https://www.recruit.co.jp/support/form/

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会社概要

株式会社リクルート

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区丸の内1丁目9番2号
電話番号
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代表者名
牛田 圭一
上場
未上場
資本金
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設立
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