ムラサキウニ蓄養試験結果取りまとめ及び 小学生向け学習動画「藻場ってなに?」を作成しました!
鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(委員長:鳥取県漁業協同組合 代表理事専務 大磯一清)では、現在、鳥取県沿岸全域で問題となっているムラサキウニによる食害を主な要因とする藻場衰退を切り口に、海で起きている様々な問題を学ぶことで、一人ひとりに何ができるか考え、より多くの人に行動をおこしてもらえるよう活動しています。
このたび、下記のとおり、ムラサキウニ蓄養のノウハウ向上に向けた試験を実施した結果の取りまとめと、磯焼け問題について小学生が気軽に学べる動画および資材を作成しましたのでお知らせします。
この取り組みは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

記
1 ムラサキウニ蓄養試験結果取りまとめ -効果的な給餌方法の確立に向けて-
ムラサキウニの蓄養に適したエサの種類や飼育密度の試験結果を取りまとめ、県下漁協および栽培漁業協会に配備する予定です。
目的:蓄養を希望する漁業者へ提供・サポートする体制を整える
対象:蓄養を希望する漁業者
2 小学生向け学習動画「藻場ってなに?」および資材
磯焼け問題について小学生が気軽に学べる「藻場ってなに?」動画(イラストを中心とした15分程度)および資材(①教員等が詳細を確認できる補助教材、②児童が学んだことを書く「気づき」シート)の電子ファイルなどを、鳥取市内の小学校・義務教育学校に配布する予定です。
目的:小学校の児童に鳥取の海(藻場)のこと、ウニのことを伝えて考えるきっかけとして、豊かな海のめぐみを将来に引き継ぐ
対象:小学校高学年(小学校高学年から環境学習や地域学習を開始するため)
<団体概要>
団体名称:鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会
(公益財団法人 鳥取県栽培漁業協会)
活動内容:鳥取県漁業協同組合、鳥取県、農林中央金庫らが官民一体となり、藻場の衰退の要因となっているムラサキウニの商品化をモデルケースとした海の豊かさの啓発等により、地域とともに鳥取の豊かな海を取り戻すことを目的に活動。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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