くらしアプライアンス社と(株)nanoniが人的資本経営に及ぼすフェムテックの影響を検証
パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社(以下、くらしアプライアンス社)は、「経済産業省令和5年度フェムテック等サポートサービス実証事業」の検証の一環として、株式会社nanoni(以下、nanoni)とともに、ビューティ・パーソナルケア事業部(以下、BCBD)内の社員1,100名を対象に「フェムテック活用が人的資本経営に及ぼす影響に関する実証実験」を実施しました。5カ月間の実証を通じて、女性の健康課題に対する男性社員の理解度が15~20%上昇したほか、女性社員のキャリア意識や働きがいのエンゲージメントが7%上昇するなど、性差に関わらずコミュニケーションの活性化や社員の意識変革に繋がるという、フェムテック活用による効果が得られました。
2022年にnanoniが発表した調査(※)によると、国内の60%以上の企業が「女性の健康課題」に対して課題を意識しておらず、「健康経営銘柄」「なでしこ銘柄」など国から認定を受けた企業でもなかなか現場レベルにまで対策や課題意識が浸透しきれていないという現状が明らかになっています。くらしアプライアンス社も例外ではありません。
くらしアプライアンス社は、より高い価値創出の実現に向けて、社員一人ひとりが持つ多様な個性を最大限に活かすという考えからDEIを推進し、さまざまな活動を展開しています。さらに、長年にわたって国内のビューティ・パーソナルケア市場をけん引してきたからこそ実現できる「女性特有の健康課題の解決を目指したフェムテックサービス」の開発を進めています。その一環で、フェムテックに重点を置きつつも多様な人材が活躍できる社内環境づくりを支援するnanoniのダイバーシティ推進サービス「carefull(ケアフル)」に注目。nanoniと共に、フェムテック活用が人的資本経営に及ぼす影響に関する実証実験を実施するに至りました。
くらしアプライアンス社は、今回の実証で得られた知見を生かして、社員一人ひとりが活躍する「人が生きる経営」の実現を加速させるとともに、くらしアプライアンス社ならではの“女性特有の健康課題の解決を目指したフェムテックサービス”という新たな価値創出に繋げていきます。
※経済産業省実証事業「フェムテック利用動向調査 2022」:株式会社nanoni
https://www.femtech-projects.jp/assets/pdf/project_report_33.pdf
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース]くらしアプライアンス社と(株)nanoniが人的資本経営に及ぼすフェムテックの影響を検証(2024年4月18日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn240418-3
<関連情報>
・carefull公式サイト
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