なぜこのグラフは納得できるのか? 日本トップレベルのデータを扱う専門家が、ビジネス・リサーチで差がつくデータ分析の入門から実践までを伝授
小西葉子『答えはデータの中にある リサーチャーが永く使えるビジュアル分析手法』2025年2月20日発売
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、2025年2月20日に、データ分析を用いて「仮説」を構築する方法論・思考法を明かす 『答えはデータの中にある リサーチャーが永く使えるビジュアル分析手法』を刊行します。
データ分析の専門家が教える「統計のセンス」の磨き方
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データの持つ力を最大限に引き出すには? 計量経済学の専門家であり、消費動向から企業が持つ情報まで多様なデータを扱ってきた小西葉子氏は、「データの意味を理解し活用するためには、ただ数値を処理するのではなく、視覚的アプローチが重要」と説きます。
データ分析の有効性が浸透し、普通のビジネスパーソンやリサーチャーでも日常的に膨大なデータを扱うようになりました。しかし、「データがあるのに、適切な意思決定ができない」「数値を処理しても、新しい発見がない」といった課題を抱える人は少なくありません。
本書では、「思考のためのグラフ」を描くことで、データの中から隠れた変化を見抜く力を具体的に解説。統計的思考の基礎から、データの粒度を変えることで新たな視点を得る手法、さらにインバウンドや消費トレンドの分析といった実例まで網羅し、AI時代に求められる「データを正しく読む力」を養います。
最終章では、すぐにマネできる「効果的なアンケート調査の極意」を収録。数多くのアンケート調査を主導してきた著者の知見を特別に明かします。
データによるエビデンスがますます重視される現代のビジネス・リサーチの現場に必要な、実践的な一冊です。
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【主な目次項目】
第1章 魅力的なグラフを描くための準備
まずはデータの特徴を知る
2種類以上のデータ同士の関係を知る
説得力のあるグラフを描くための統計的思考
気づける人は「じゃない方」を考える
第2章 粒度を操れば見えてくる
見たいもののために集計粒度を変える
基礎的操作だけで季節性を可視化する
第3章 データを組み合わせて解像度を上げる
食事の実態を明らかにする
コロナ禍の宿泊業を分析する
ペットと住まいについて考える
第4章 人の動きを把握する分析
大きな構造変化が起こったときの分析
クラスタリング分析
第5章 人の行動を変えるための分析
ふるさと納税改善の余地を探す
「反実仮想」で確度を高める
第6章 データが少ない分野での戦い方
デジタル経済の実態をつかむには
見えにくい自然災害への備え
第7章 効果的なアンケート調査の極意
いいアンケート、いまいちなアンケート
調査の質が上がる工夫 ほか
【書誌情報】
書名:答えはデータの中にある リサーチャーが永く使えるビジュアル分析手法
著者:小西葉子
発売:2025年2月20日
定価:1,980円(本体1,800円+税)
ページ数:216ページ
ISBN:9784041097595
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャルサイト:
https://www.kadokawa.co.jp/product/322004000020/
Amazonページ:
https://www.amazon.co.jp/dp/4041097592
【プロフィール】
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小西葉子(こにし・ようこ)
独立行政法人経済産業研究所(RIETI)上席研究員。2003年名古屋大学経済学研究科博士後期課程修了(博士号取得)。専門は計量経済学。統計学の手法を用いて民間ビッグデータの整備・活用を推進し、統計的手法を用いた経済変動や需要・供給の分析、エビデンスに基づく政策立案(EBPM)を研究。
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