「CPR TRAINING BOTTLE」を使用した300人一斉のCPR訓練を実施

32社合同フットサル大会「ウイングアークカップ2018」で、サントリー 天然水のペットボトルで緊急時の対応を仲間と楽しく学ぶ

一般社団法人ファストエイド(東京都文京区)は、12月1日にフットサル施設「フロンタウンさぎぬま」(川崎市宮前区)にて開催された32社合同フットサル大会「ウイングアークカップ2018」において、大会参加者300人以上の方を対象に、CPRトレーニングボトルを使用したCPR(心肺蘇生)の訓練を行いました。CPRのインストラクターは、日本体育大学の救急救命士を目指す学生有志、看護師の有志団体「看護師ーず」の看護師が担当しました。

 


この訓練は、スポーツ中の心停止への安全管理の一環として、ウイングアークカップを主催者のウイングアーク1st株式会社とファストエイドとの連携により実現しました。訓練は、フットサル中の心停止への対応を想定したクイズによる普及啓発と、CPRトレーニングボトルを使用したCPR(心肺蘇生)の実技訓練での構成で実施しました。

また、訓練の質を管理するため、日本体育大学の救急救命士を目指す学生のみなさん、一般の方々に健康への関心を高める活動を行っている看護師の有志団体「看護師ーず」の看護師の方々に実技の指導をご担当いただき、大会参加者300人一斉という大規模な訓練を実施することができました。
 

 


CPR訓練の様子の動画

https://youtu.be/0XoBVonXRI8

当日の様子については、本日12月5日14時からFMヨコハマ(84.7MHz)の番組「 E-ne!~good for you~」に代表理事の小澤が出演し、放送されました。こちらのリンクより本日から1週間の間、radiko.jpで聞くことができます。
http://qq1q.biz/ObS6


『CPR TRAINING BOTTLE』とは、CPRの際に胸を押すのに必要な力が、空のペットボトルを押す力と、ほとんど同じであることに着目し、ペットボトルを活用した世界初のCPR訓練用キットです。モーションキャプチャーと荷重計を使用し、精密測定にて変形特性を検証したサントリー天然水のペットボトルを使用しています。


CPRトレーニングボトルは、ゴミになってしまう使用済みの飲料水のペットボトルを再利用して、人の命を救うCPRの訓練を安価かつ手軽に行うことを特徴としています。また、訓練活用後のペットボトルは柔らかくなり、ひねって捨てる事でゴミとしての体積を大きく減らすことができます。

訓練キットは紙とペットボトルで構成され、軽量で体積も少ないため搬送しやすく低価格です。そのため、こうした大人数でのフットサル大会のようなスポーツイベントや音楽イベント、フェスなどにて、同時に大人数のCPR訓練を行うことに適しています。

また、音楽に合わせて明るく楽しくCPR訓練を行うことで学習意欲を向上し、また正しいリズムでのCPRを覚えやすい訓練を実施することができます。胸骨圧迫のみのシンプルなCPR訓練により、いざという時に手順の迷いを少なくできるため、CPRの実行可能性を上げることができます。

当日は合わせて無料の共助型iPhone救命アプリ「Coaido119」(http://www.coaido119.com/)のパンフレットを配布、いざという時の救命現場にCPR(心肺蘇生)が行われることを目指し、知識・実技と情報システム面から体制づくりを行いました。

ファストエイドでは今後、このような大規模イベントでの「CPRトレーニングボトル」の活用を推進していきます。

 

 


『CPR TRAININIG BOTTLE』は、日常で手に入れられるペットボトルを用いたCPR訓練キットです。
『CPR TRAINING BOTTLE』では現在「サントリー天然水」(サントリー南アルプスの天然水、サントリー奥大山の天然水、サントリー阿蘇の天然水)の550ml、2Lペットボトルを推奨しています。
「サントリー天然水」ブランドは年間約1億ケース販売されており、スーパー、コンビニ、自販機などで全国どこでも手に入れることができます。

 


『CPR TRANING BOTTLE』で推奨しているペットボトルの空き容器を使用することで、いつでもどこでも誰でもCPR訓練ができる環境を作ることができます。
https://cpr-training-bottle.com/

使用方法を解説した動画を見ながら指示通りに動くことで、気軽にCPR訓練を体験できます。詳細は以下の動画を御覧ください。
動画:https://www.youtube.com/watch?v=doBZqVIVpcU 
※『CPR TRAINING BOTTLE』はこれまでCPR訓練を体験していない方に向けたファーストステップの訓練キットです。心停止に対する救命処置である胸骨圧迫による心肺蘇生法を学習することができます。より詳しく学びたい方は消防署などで開催されている救命講習を受講ください。


■日本では年間7万人以上が突然の心停止で亡くなっています
119番通報をしてから救急車が現場に到着するまで、全国で平均8.5分かかります。心停止してからの救命率は1分経過するごとに7〜10%下がります。(※1)しかし発見から救急車の到着まで絶え間無くCPRを続けることで、脳や心臓の壊死を遅らせることができます。CPRをしない場合に比べて救命率は約2.5倍に高まることがわかっています。(※2)
一方で、現状では突然の心停止現場において、居合わせた市民によるCPRが43.9%の割合で実施されていません。また、57.3%の人が応急手当に自信がないと回答しています。(※3)


■CPRの普及が今こそ必要な背景
日本では大規模なスポーツイベントの開催や、訪日外国人の急速な増加により、日本だけでなく世界から多くの人が集中する機会が増えています。

例えば、大規模マラソン大会のコース付近では道路封鎖や広範囲にわたる交通規制等によって、救急車現場到着時間及び病院搬送時間が通常より遅延します。そのため、救急救命士による現場処置や医師による病院での本格的な治療の開始が遅れ、急病患者の予後の悪化や心停止の患者の死亡率が上昇する危険性が危惧されています。(※4)
また日本で行われる大規模イベント開催時には、日本人だけではなく訪日外国人を含めた多くの人が密集します。訪日外国人の総数は2018年の1〜4月の累計人数が約1051万人と前年同期を約140万人上回り、15.4%増加しています。(※5)マラソン大会だけではなく、交通の混雑による救急車到着時間及び病院搬送時間が遅延するリスクの増加が予測されています。

大規模スポーツイベントをはじめとして、世界から多くの人が集中し、市民による救急対応の重要性は高まっています。海外から日本に来るお客様へのおもてなしとして、誰もがCPRできるまちをつくるために、CPRの迅速な普及啓発が必要という観点から、簡単に短時間でCPRの習得ができる『CPR TRAINING BOTTLE』のキットの開発を進めてきました。

※1 2007年 Lancet誌 369号掲載 SOS-KANTO スタディグループ(駿河台日本大学病院 長尾建医師ら)
※2 総務省消防庁 平成28年 救急救助の現況
※3 内閣府 救急に関する世論調査
※4 N Engl J Med 2017; 376:1441-1450 ”Delays in Emergency Care and Mortality during Major U.S. Marathons”April13,2017
※5 日本政府観光局 (JNTO) 発表統計


■一般社団法人ファストエイド概要

 

●名称:一般社団法人ファストエイド
●Webサイト:https://www.fastaid.co/
●主たる事務所:東京都文京区本郷3丁目40-10 三翔ビル本郷7F  小野田髙砂法律事務所内 social hive HONGO
●設立日:平成29年12月20日
●事業目的:本法人の事業の目的は、緊急事象に関わる課題の解決に、テクノロジーとデザインの力を活用しながら、社会の安心安全に寄与することとする。
●事業概要
(1)緊急対応の必要性の啓発と提言
(2)緊急対応力向上のためのプロダクトの社会実装及び販売
(3)緊急対応に関する調査・課題抽出・研究開発
(4)監督官庁及び関係団体との連携
(5)講演会・講習会の開催
(6)その他本法人の目的を達成するための事業

共同代表理事:小澤 貴裕、玄正 慎
理事:小野田 峻  
監事:仁村 大祐
※一般社団法人ファストエイドは、「非営利型一般社団法人」です。

一般社団法人FastAidホームページ:https://www.fastaid.co/
CPRトレーニングボトルプロジェクトページ:https://cpr-training-bottle.com/
共助型iPhone救命アプリ「Coaido119」 : http://www.coaido119.com/
日本体育大学 学校における緊急災害時の対応:http://emergencyfirstaidinschool.com/seminar-list/schedule
看護師ーずFacebookページ:http://qq1q.biz/ObEl

お問い合わせはこちらのフォームよりお願いいたします。
https://www.fastaid.co/contact/

 

  1. プレスリリース >
  2. FastAid >
  3. 「CPR TRAINING BOTTLE」を使用した300人一斉のCPR訓練を実施