ハラスメントの9割は言葉選びで防げる~2020年6月「パワハラ防止法」が施行~
テレワークは文字でのやりとりが中心となり、ハラスメントの証拠が残ります
新型コロナウィルスの影響で、テレワークを実施する企業が急増中です。そのため、社内コミュニケーション中心が、メールやチャットワーク、スラックなどの「書き言葉」になり、文字の量が会話の量よりも急激に増えています。自分は何気なく送ったつもりでも相手を傷つけたり、不快にさせてしまう言葉が、受信者の心とデバイスの履歴両方に残る危険があります。
株式会社インプレッション・ラーニング(本社:東京都中央区 代表:藤山晴久)では企業向けにパワハラやセクハラ防止研修を行っておりますが、昨年、20~60代の男女1千人に調査したところ、8人に1人が「SNSによるセクハラやパワハラを受けた」という結果が明らかになりました(*)。コロナうつ患者も急増しており、いつも以上に配慮が必要です。弊社では30万人以上への研修実績により、パワハラの9割がNGワードをポジティブワードに変換することで防げることを実証してきました。6月施行の「パワハラ防止法」にも備え、言葉がけの工夫を促進していきましょう。
「今回のミスは、小学生じゃないんだから、もう少しちゃんと考えるべきです。
いつも失敗ばっかりなんだから、勘弁してほしい。とにかく早くやり直して、出すように!」
【本文】ポジティブ変換キー使用後
今回は失敗しましたね。(グッとこらえて事実に共感する)……1】共感の変換キー
あともうひと息でした。……2】着眼点の変換キー
◯◯の部分を修正して、夕方までに報告できますか?……3】指摘の仕方の変換キー
Aさん、これで挽回しよう!……5】支援の変換キー
■送信前に脳内チェックのひと呼吸! 5つのポジティブ変換キーを押してみよう
感情的な文章を送り、パワハラに当たる言葉を使うと、相手を傷つけ訴訟問題にも発展する危険性がありますが、言葉をかえるだけで、驚くほどコミュニケーションがよくなり、お互いが気持ちよく働けるようになります。
1】共感の変換キー
同感ではなく、共感する。まずは、相手の言い分を聞き、事実だけに焦点を当てて、事実を受け入れる。
2】着眼点の変換キー
ミスや悪いところばかりに目を向けるのではなく、上手くいっているところを意識的に目を向ける。
3】指摘の仕方の変換キー
感情的に指摘したり、自分の経験を押し付けたり、上から目線で指摘したりしない。修正点だけを指摘し、改善されたあとのイメージも共有する。
4】ねぎらいの変換キー
「ありがとう」「お疲れさま」などの感謝の言葉をかけることも大切。ポイントは、自分から先に伝えること。メールであれば、冒頭に書くのがいい。
5】支援の変換キー
物理的な距離が離れていても、あなたの仕事をいつでもバックアップしますということが伝わり、部下に相談されるような信頼関係をつくることが狙い。メールの最後には「頑張ってね」「期待しています」「信じてるよ」といった、応援の言葉を入れる。何のために「頑張ってね」などの言葉を使うのかがあると、より伝わる。
新入社員は、入社後自宅待機の中で新人研修をweb受講し、一人不安を抱えながら過ごしていたり、ベテラン社員も不安と疲労からネガティブな感情が増長し、自分自身の感情を上手くコントロールができずに、相手を攻撃したり、普段なら軽く受け流す相手の言葉に過度に反応したりする例が出ています。
言葉を選び、相手を励ましつつやる気を引き出すことで、社内だけでなく、プライベートでもよりよいコミュニケーションをとることができます。オンラインや、テレワークで直接会う機会が少ない今こそ相手を思いやるポジティブ変換キーを使っていきましょう。
【調査概要】(*)
調査名: 職場のSNSハラスメントに関する調査
調査手法:インターネットリサーチ/調査地域: 全国47都道府県/有効回答数:1,000サンプル
調査対象:20~69歳の男女、役職については部長以下/調査期間 : 2019/5/30~2019/6/5
調査主体:株式会社インプレッション・ラーニング
【会社概要】
会社名:株式会社インプレッション・ラーニング
所在地:東京都中央区京橋1-14-9 依田忠ビル5F
代表者:藤山晴久
設立:2009年
URL:https://www.impression-ilc.jp/
事業内容:ハラスメント研修 講師 派遣(パワハラ、セクハラ、マタハラ)、コンプライアンス研修、新入社員会計研修、新任管理職会計研修、次世代リーダー会計研修、BSアプローチ、BSアプローチ会計学習法、人材開発、人材育成セミナー、企業研修、コンプライアンス研修
■具体例:パワハラ文例と、ポジティブ変換キー使用後の文例
「今回のミスは、小学生じゃないんだから、もう少しちゃんと考えるべきです。
いつも失敗ばっかりなんだから、勘弁してほしい。とにかく早くやり直して、出すように!」
【本文】ポジティブ変換キー使用後
今回は失敗しましたね。(グッとこらえて事実に共感する)……1】共感の変換キー
あともうひと息でした。……2】着眼点の変換キー
◯◯の部分を修正して、夕方までに報告できますか?……3】指摘の仕方の変換キー
Aさん、これで挽回しよう!……5】支援の変換キー
■送信前に脳内チェックのひと呼吸! 5つのポジティブ変換キーを押してみよう
感情的な文章を送り、パワハラに当たる言葉を使うと、相手を傷つけ訴訟問題にも発展する危険性がありますが、言葉をかえるだけで、驚くほどコミュニケーションがよくなり、お互いが気持ちよく働けるようになります。
1】共感の変換キー
同感ではなく、共感する。まずは、相手の言い分を聞き、事実だけに焦点を当てて、事実を受け入れる。
2】着眼点の変換キー
ミスや悪いところばかりに目を向けるのではなく、上手くいっているところを意識的に目を向ける。
3】指摘の仕方の変換キー
感情的に指摘したり、自分の経験を押し付けたり、上から目線で指摘したりしない。修正点だけを指摘し、改善されたあとのイメージも共有する。
4】ねぎらいの変換キー
「ありがとう」「お疲れさま」などの感謝の言葉をかけることも大切。ポイントは、自分から先に伝えること。メールであれば、冒頭に書くのがいい。
5】支援の変換キー
物理的な距離が離れていても、あなたの仕事をいつでもバックアップしますということが伝わり、部下に相談されるような信頼関係をつくることが狙い。メールの最後には「頑張ってね」「期待しています」「信じてるよ」といった、応援の言葉を入れる。何のために「頑張ってね」などの言葉を使うのかがあると、より伝わる。
新入社員は、入社後自宅待機の中で新人研修をweb受講し、一人不安を抱えながら過ごしていたり、ベテラン社員も不安と疲労からネガティブな感情が増長し、自分自身の感情を上手くコントロールができずに、相手を攻撃したり、普段なら軽く受け流す相手の言葉に過度に反応したりする例が出ています。
言葉を選び、相手を励ましつつやる気を引き出すことで、社内だけでなく、プライベートでもよりよいコミュニケーションをとることができます。オンラインや、テレワークで直接会う機会が少ない今こそ相手を思いやるポジティブ変換キーを使っていきましょう。
【調査概要】(*)
調査名: 職場のSNSハラスメントに関する調査
調査手法:インターネットリサーチ/調査地域: 全国47都道府県/有効回答数:1,000サンプル
調査対象:20~69歳の男女、役職については部長以下/調査期間 : 2019/5/30~2019/6/5
調査主体:株式会社インプレッション・ラーニング
【会社概要】
会社名:株式会社インプレッション・ラーニング
所在地:東京都中央区京橋1-14-9 依田忠ビル5F
代表者:藤山晴久
設立:2009年
URL:https://www.impression-ilc.jp/
事業内容:ハラスメント研修 講師 派遣(パワハラ、セクハラ、マタハラ)、コンプライアンス研修、新入社員会計研修、新任管理職会計研修、次世代リーダー会計研修、BSアプローチ、BSアプローチ会計学習法、人材開発、人材育成セミナー、企業研修、コンプライアンス研修
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