コロナ打撃フレンチレストランが作る「鶏のから揚げ」スタート2月8日(ニワトリの日)にご当地から揚げ“湘南あげ鶏”
売上激減のミシュラン掲載フレンチ店が「ご当地から揚げ」に活路コロナ打撃の生産者と、地元レストランが協力し新商品開発
湘南や横浜を拠点にレストラン事業を展開する「有限会社エスプリ・デキップ(神奈川県平塚市)」は、小田原で400年「農」に携わる畜産農家「オサダファーム」とコラボし、進化系ご当地から揚げ“湘南あげ鶏”を開発し、2021年2月8日(ニワトリの日)午後2時8分に初お披露目、店頭で発売を開始します。
緊急事態宣言下でステイホームが唱えられる中、平塚のフレンチレストラン アッシュ×エムのテイクアウトの目玉として、東京ドーム4個分の緑に囲まれた広大な敷地でゆとりある平飼い行い自由に駆け回り、飼料に抗生剤や成長剤などの薬剤を一切使用せず、ストレスフリーで健康的に育てられたオサダファームの“湘南どり”を使ったから揚げを開発。こだわりはシェフオリジナルの特製シーズニングや、フレンチシェフならではの最新調理技術を駆使した“進化系から揚げ”に仕上げました。
コロナ禍に苦しむレストランが地元生産者とタッグを組み、余剰在庫を活かした新商品開発に挑戦します。
使う材料は地場産の鶏肉“湘南どり”。 TVや新聞、雑誌などの各種メディアでも紹介されるこだわりの品質が評価され、地元のホテルや飲食店、また都内の星付きレストランなどからの引き合いが多くなり、販路拡大を図り生産量を増やし始めた矢先に、コロナの影響で急に需要が激減。そこで始めるのが、地元レストランと生産者がタッグを組んで作る“進化系ご当地から揚げ”です。
いったい何が“進化系”か? ミシュランにも紹介されるフレンチレストランが、真空調理や低温長時間加熱調理などの最新の調理理論や技術を用いて、日本人の国民食とも言えるテイクアウトの定番“から揚げ”に挑戦し、2月8日の「ニワトリの日」に合わせてデビューを図ります。
大人数での会食や新年会、歓送迎会などの需要が見込めないこのコロナ渦中にあっても、店として生き残りを賭け何とか売上確保を図るために、他にはないオリジナルで特徴的な商品を打ち出すことで集客を狙います。またこの“湘南あげ鶏”は冷凍品や半調理品として販売が可能なので、拡大する“おうち時間”需要を取り込むためのテイクアウトやお取り寄せグルメ商品としても活路を見出す目論見です。
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