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メルクエレクトロニクス株式会社
会社概要

メルク、エレクトロニクス部門へ大規模投資を決定 成長目標の実現に向けて加速

メルクエレクトロニクス株式会社

• エレクトロニクス・ビジネスセクターのイノベーションと能力向上に向け今後5年間で30億ユーロの大規模投資を実施
• 大きな成長が見込まれるエレクトロニクス市場にフォーカスし、本投資を中核とする新しい成長プログラム「Level Up(レベルアップ)」を始動
• エレクトロニクス部門の2021年から2025年の年平均成長率(CAGR)目標を3~6%に設定
2021年9月20日付、ドイツ・ダルムシュタット発、世界有数のサイエンスとテクノロジーの企業であるMerck(以下メルク)は、エレクトロニクス部門のイノベーションと能力向上に向け、2025年末までに30億ユーロ以上の大規模な投資を行うことを計画しています。最先端の材料ソリューションの研究開発(R&D)に引き続き重点的な投資を行い、設備投資に20億ユーロ以上を投資する予定です。

9月9日のメルク・キャピタルマーケット・デーで発表された本投資計画はエレクトロニクス部門の「Level Up(レベルアップ)」成長プログラムに不可欠なものであり、これを通してデータ爆発やIoT、5G等のテクノロジートレンドを背景とした、革新的な半導体材料とディスプレイ材料に対する世界的な需要増に伴う成長機会の獲得を目指しています。また、2021年から2025年の間に年平均成長率(CAGR)3~6%の有機的成長を目指しており、2018年に着手した変革フェーズから実行・成長フェーズへの移行に伴い2回連続で予想売上高を上方修正しています。

メルクの経営執行委員兼エレクトロニクス・ビジネスCEOであるカイ・ベックマン(Kai Beckmann)は、次のように述べています。「当社は、『Level Up』成長プログラムを通じ、世界中の生産拠点の大幅な拡張や、研究開発とイノベーションの強化に取り組んでいます。半導体やOLED市場は急速に拡大しており、非常に魅力的な成長市場です。この勢いに乗って、当社は飛躍的に成長性を高めています」

メルクのエレクトロニクス部門は、2018年に着手した5年間の「Bright Future(ブライトフューチャー)」変革プログラムを経て、世界の電子材料市場のリーディングプレイヤーへと発展しました。ベックマンは次のように述べています。「『Bright Future』変革プログラムを予定より2年早く完了させたことで、当社のコミットメントを示すと共に、メルク全社とエレクトロニクス部門を現在思い描いている野心的な成長軌道に乗せるための土台が完成しました」

「Level Up」成長プログラムは、スケール、テクノロジー、ポートフォリオ、ケイパビリティという相互に補強し合う4つの重点項目に注力しています。エレクトロニクス材料、特に半導体に対する強い需要に応じて、これら4つの領域にさらなる投資を行うことで、エレクトロニクス部門の野心的な成長目標を達成するための土台を構築します。世界では、メルクの顧客企業による大規模な投資を背景に半導体やエレクトロニクス業界で大幅に生産能力が拡大しています。これをサポートするために、メルクのエレクトロニクス部門は「スケール」と「テクノロジー」を重点項目に掲げ、世界的な半導体チップ不足に対応する顧客のそばで、生産拠点やイノベーション拠点を拡張するための投資を行っています。また「ポートフォリオ」に関する取り組みとして、追加買収により魅力的な外部成長機会を追求するほか、「ケイパビリティ」に関しては、重要な社内戦略を開始・加速させます。その他にも、データ分析能力のさらなる活用、安全分野への投資拡大、そして有望な人材雇用を継続するための雇用主としての魅力向上にも取り組みます。

メルクのエレクトロニクス部門は、次世代のメモリーチップやプロセッサーに使用する革新的な材料とテクノロジーを提供しているほか、最先端ディスプレイ材料や、自動車、化粧品、印刷業界で使用する新しいエフェクト顔料を開発しています。同部門は米国、韓国、ドイツ、台湾、日本、中国にエレクトロニクス・テクノロジー・センターを設置しており、主要市場の戦略的な研究開発ネットワークを通してイノベーションパートナーとして世界中の顧客をサポートしています。

メルクの製品は、ほぼすべての電子機器に使用されています。現代のデータ駆動型社会においては、機能的で高性能な技術インフラが不可欠です。5Gやビッグデータなどの成長トレンドや、自動運転やIoTなどのアプリケーションの急速な進歩により、技術インフラのニーズは継続的に高まっています。また、パターニング、蒸着、平坦化、エッチング、洗浄、ドーピング、パッケージングといったウェハ処理に不可欠なすべての製造工程で、メルクの製品が使われています。メルクのシリコンバレーにおけるイノベーション拠点であるインターモレキュラーでは、人々の暮らしをより快適に、より楽しく、より生産的にする次世代のエレクトロニクスに革命を起こすため、先進的な材料のテストと開発を行っています。

メルクについて
Merck(メルク)はヘルスケア、ライフサイエンス、エレクトロニクスの分野における世界有数のサイエンスとテクノロジーの企業です。がんや多発性硬化症のためのバイオ医薬品を用いた治療法から、科学研究と生産に関する最先端システム、スマートフォンや液晶テレビ向けの液晶材料にいたるまで、約58,000人の従業員が人々の暮らしをより良くする技術の一層の進歩を目指しています。2020年は66カ国で175億ユーロの売上高を計上しました。

メルクは1668年に創業された世界で最も歴史の長い医薬・化学品会社で、創業家が今でも、上場企業が率いるグループの株式の過半数を所有しています。メルクの名称およびブランドのグローバルな権利は、メルクが保有しています。唯一の例外は米国とカナダで、両国ではEMDセローノ、ミリポアシグマ、EMDエレクトロニクスとして事業を行っています。

メルクエレクトロニクス株式会社について
メルクエレクトロニクス株式会社は、メルクのエレクトロニクス・ビジネスの日本法人として、液晶ミクスチャ等のディスプレイ向け材料の輸入販売および半導体製造向けと特殊化学品の研究開発、製造および販売を行っています。メルクのエレクトロニクス・ビジネスの詳細については https://www.merckgroup.com/jp-ja/company/who-we-are/electronics.html をご覧ください。

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種類
経営情報
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URL
-
業種
製造業
本社所在地
東京都目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー5F
電話番号
-
代表者名
ローマン・マイシュ
上場
未上場
資本金
-
設立
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