コロナ禍の1年 働く人の心情変化を調査
リモートワークが主流になり、ポジション間、世代間での「働く感情」に変化の兆し~人と組織の変革を支援するコンサルティング会社 株式会社ジェイフィールによる調査レポート~
人と組織の変革を支援するコンサルティング会社株式会社ジェイフィール(社長:高橋克徳 本社所在地:東京都渋谷区 以下ジェイフィール)は2021年1月、コロナ禍で変化した「コミュニケーション・組織・感情」に関わるアンケートを実施しました。
人と組織の変革を支援するコンサルティング会社 株式会社ジェイフィール
コロナ禍の1年 働く人の心情変化を調査
リモートワークが主流になり、ポジション間、世代間での「働く感情」に変化の兆し
人と組織の変革を支援するコンサルティング会社株式会社ジェイフィール(社長:高橋克徳 本社所在地:東京都渋谷区 以下ジェイフィール)は2021年1月、コロナ禍で変化した「コミュニケーション・組織・感情」に関わるアンケートを実施しました。
この調査の一部は最初の緊急事態宣言が発令された2020年4月にも行われ、コロナ禍の約1年の間に働く人達の間に起こった感情の変化が浮き彫りになっています。
リモートワークが主流となり、自分時間も充実し、生き生きと働く30代、曖昧な指示命令に嫌気がさしている20代若手社員。変化する環境に何とか奮闘するも孤立し疲弊する40-50代管理職、など世代間ギャップや、リモートワークの対応に遅れが見え社員の忠誠心が離れていく中堅企業など企業規模別の悩みなども判明いたしました。
そして、どの企業も新人育成には大きな課題を感じており、「新人とは一緒に働いている感覚がない・薄い」と答えた人が50%以上とショッキングな結果も出ております。
新型コロナウイルスの感染拡大から約1年。雑談や会議などの日頃のコミュニケ―ションから、人事評価、若手育成など様々な場面での変化を余儀なくされた全ての働く人は、今後「何」に注力していけばよいのか。そんなヒントが見つかる調査結果を発表いたします。
【調査概要】
■調査形式 インターネット調査
■調査地域 全国
■調査対象者
(①~⑤and条件)
①従業員数300人以上の民間企業の従業員
②正社員
③入社3年以上
④オフィスワーク勤務者
⑤最近1年以内のテレワーク経験者(週3日以上のテレワークが通算6ヶ月以上続いている方)
■サンプル数 合計310名
部長相当:29名
課長相当:39名
係長相当:80名
一般社員:162名
■実査期間 2021年1月7日(木) ~8日(金)
■職種
回答結果①コロナウイルス感染拡大による労働者の感情変化(2020年4月調査、2021年1月調査比較)
感染拡大当初は環境の変化をチャンスに捉えようとする気持ちがあったが、収まらぬ感染拡大による社会的、経済的不安から「不安感」「あきらめ感」が主体に。「苛立ち感」はテレワークによるコミュニケーション不足の弊害か?
【自分の感情としてあてはまるもの(複数回答)】 2020年4月調査(N=287)
【自分の感情としてあてはまるもの(複数回答)】 2021年1月調査(N=310)
回答結果②マネージャー層、係長/一般社員層との感情ギャップ
係長/一般社員層は上司や同僚に対して不信感を募らせている傾向にあるが、マネージャー層はこの苦難を共に乗り越えようとする連帯感や、周囲から必要とされている存在実感も強く感じている。一方で、自分一人でやらなければという燃え尽き感もあり、責任感の強い日本のマネージャー層の孤立奮闘ぶりが伺える。
回答結果③年代別 テレワークで感じていること
30代は新しい人とのつながりや、学習機会を増やすなど、テレワークの環境下をうまく活用している様子が伺えた。全世代を通じて「雑談など気軽な会話がしづらくなった」「新しくジョインした人とのつながり方が分からない」など、非対面ならではの弊害も出始めていることが伺え、今後のコミュニケーション改善が求められる結果となった。
従業員規模が小さい会社ほど、コミュニケーション頻度(特に上司・部下間)が十分でないことが分かった。
一方、従業員数1万人以上の大企業では、今後の仕事や会社の将来について未来の話し合いが上司、部下の間で出来ており、この環境下でどう変化していくべきか先手を打っている事が伺える。
回答結果⑤年代別今後必要とするマネジメント
若手ほど、「ジョブ管理」と「明確な指示命令」への期待が高かった。これは、上司のタスク設定やゴール設定があいまいなまま業務を依頼していて、若手社員が具体的な指示を欲しているものと推察される。又、「多様性を受け入れること」項目も高くなっており、その人らしさを活かしたマネジメントが求められているのではないかと思われる。
全体的に「一緒に働いている感覚がない、薄い」と答えた人が50%とコロナ禍の1年を象徴する回答となった。又、マネージャー層は新人の経験値やスキルセットに問題を感じており、リモートワーク下での新しい新人育成方法が求められていると推測される。
・その他のアンケート結果は下記に公開しております。
https://www.j-feel.jp/note/0ohcerea6j7
・上記アンケートについて、各種コンサルティング・マネージャー・新人教育研修に関するお問い合わせはこちら
https://ma.j-feel.jp/inquiry.html
■株式会社ジェイフィール
https://www.j-feel.jp/
個人に感情があるように組織全体に波及した感情、気分を「組織感情」と定義し、「組織感情をマネジメント」する企業向け研修を約250社、延べ10,000人に実施。ベストセラー「不機嫌な職場」(講談社現代新書(1926))を始め、「ワクワクする職場をつくる」(実業之日本社)など、組織活性に関する書籍を多数出版。「仕事が面白い、職場が楽しい、会社が好きだ」と本気で思える人たちが増え、その人たちの知恵や想いが連鎖し、社会全体に波及していくことを目指して活動中。
「組織感情」©はジェイフィールの登録商標です
株式会社ジェイフィール(HP:https://www.j-feel.jp/)
渋谷区渋谷3-3-2 渋谷MKビル6F
s-wada@j-feel.jp/ 080-3362-3209(担当:和田)
コロナ禍の1年 働く人の心情変化を調査
リモートワークが主流になり、ポジション間、世代間での「働く感情」に変化の兆し
人と組織の変革を支援するコンサルティング会社株式会社ジェイフィール(社長:高橋克徳 本社所在地:東京都渋谷区 以下ジェイフィール)は2021年1月、コロナ禍で変化した「コミュニケーション・組織・感情」に関わるアンケートを実施しました。
この調査の一部は最初の緊急事態宣言が発令された2020年4月にも行われ、コロナ禍の約1年の間に働く人達の間に起こった感情の変化が浮き彫りになっています。
リモートワークが主流となり、自分時間も充実し、生き生きと働く30代、曖昧な指示命令に嫌気がさしている20代若手社員。変化する環境に何とか奮闘するも孤立し疲弊する40-50代管理職、など世代間ギャップや、リモートワークの対応に遅れが見え社員の忠誠心が離れていく中堅企業など企業規模別の悩みなども判明いたしました。
そして、どの企業も新人育成には大きな課題を感じており、「新人とは一緒に働いている感覚がない・薄い」と答えた人が50%以上とショッキングな結果も出ております。
新型コロナウイルスの感染拡大から約1年。雑談や会議などの日頃のコミュニケ―ションから、人事評価、若手育成など様々な場面での変化を余儀なくされた全ての働く人は、今後「何」に注力していけばよいのか。そんなヒントが見つかる調査結果を発表いたします。
【調査概要】
■調査形式 インターネット調査
■調査地域 全国
■調査対象者
(①~⑤and条件)
①従業員数300人以上の民間企業の従業員
②正社員
③入社3年以上
④オフィスワーク勤務者
⑤最近1年以内のテレワーク経験者(週3日以上のテレワークが通算6ヶ月以上続いている方)
■サンプル数 合計310名
部長相当:29名
課長相当:39名
係長相当:80名
一般社員:162名
■実査期間 2021年1月7日(木) ~8日(金)
■職種
◼職種
回答結果①コロナウイルス感染拡大による労働者の感情変化(2020年4月調査、2021年1月調査比較)
感染拡大当初は環境の変化をチャンスに捉えようとする気持ちがあったが、収まらぬ感染拡大による社会的、経済的不安から「不安感」「あきらめ感」が主体に。「苛立ち感」はテレワークによるコミュニケーション不足の弊害か?
【自分の感情としてあてはまるもの(複数回答)】 2020年4月調査(N=287)
※21個の設問のうち、TOP5を記載。
【自分の感情としてあてはまるもの(複数回答)】 2021年1月調査(N=310)
※21個の設問のうち、TOP5を記載。
回答結果②マネージャー層、係長/一般社員層との感情ギャップ
係長/一般社員層は上司や同僚に対して不信感を募らせている傾向にあるが、マネージャー層はこの苦難を共に乗り越えようとする連帯感や、周囲から必要とされている存在実感も強く感じている。一方で、自分一人でやらなければという燃え尽き感もあり、責任感の強い日本のマネージャー層の孤立奮闘ぶりが伺える。
回答結果③年代別 テレワークで感じていること
30代は新しい人とのつながりや、学習機会を増やすなど、テレワークの環境下をうまく活用している様子が伺えた。全世代を通じて「雑談など気軽な会話がしづらくなった」「新しくジョインした人とのつながり方が分からない」など、非対面ならではの弊害も出始めていることが伺え、今後のコミュニケーション改善が求められる結果となった。
回答結果④従業員規模別コミュニケーション頻度(増えていると感じている計)
従業員規模が小さい会社ほど、コミュニケーション頻度(特に上司・部下間)が十分でないことが分かった。
一方、従業員数1万人以上の大企業では、今後の仕事や会社の将来について未来の話し合いが上司、部下の間で出来ており、この環境下でどう変化していくべきか先手を打っている事が伺える。
回答結果⑤年代別今後必要とするマネジメント
若手ほど、「ジョブ管理」と「明確な指示命令」への期待が高かった。これは、上司のタスク設定やゴール設定があいまいなまま業務を依頼していて、若手社員が具体的な指示を欲しているものと推察される。又、「多様性を受け入れること」項目も高くなっており、その人らしさを活かしたマネジメントが求められているのではないかと思われる。
回答結果⑥新人の状況(マネージャー層 係長/一般社員層別)
全体的に「一緒に働いている感覚がない、薄い」と答えた人が50%とコロナ禍の1年を象徴する回答となった。又、マネージャー層は新人の経験値やスキルセットに問題を感じており、リモートワーク下での新しい新人育成方法が求められていると推測される。
・その他のアンケート結果は下記に公開しております。
https://www.j-feel.jp/note/0ohcerea6j7
・上記アンケートについて、各種コンサルティング・マネージャー・新人教育研修に関するお問い合わせはこちら
https://ma.j-feel.jp/inquiry.html
■株式会社ジェイフィール
https://www.j-feel.jp/
個人に感情があるように組織全体に波及した感情、気分を「組織感情」と定義し、「組織感情をマネジメント」する企業向け研修を約250社、延べ10,000人に実施。ベストセラー「不機嫌な職場」(講談社現代新書(1926))を始め、「ワクワクする職場をつくる」(実業之日本社)など、組織活性に関する書籍を多数出版。「仕事が面白い、職場が楽しい、会社が好きだ」と本気で思える人たちが増え、その人たちの知恵や想いが連鎖し、社会全体に波及していくことを目指して活動中。
「組織感情」©はジェイフィールの登録商標です
株式会社ジェイフィール(HP:https://www.j-feel.jp/)
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