創業76年の老舗タオルメーカーが考案 米農家オリジナル「お米タオル」が2022年12月23日(金)新発売
~ “米ぬか”の有効利用でSDGsを推進 ~
株式会社穴太ホールディングス(本社:千葉県木更津市、代表取締役:戸波亮)が運営するThe北海道ファーム株式会社(以下当社)では、一部廃棄となる米ぬかを有効活用する「お米タオル」を2022年12月23日(金)から千葉県・神奈川県にある直営店とオンラインショップにて新発売いたします。日々お米づくりに取り組む米農家が、76年続く老舗のタオルメーカーと共同で製作した自然由来のタオルです。
穴太商店オンラインショップ 「お米タオル」 販売ページ
https://www.anou-shoten.com/c/goods/towel
「お米タオル」とは、“お米の殻”である米ぬかの成分を配合した米ぬか配合繊維(レーヨン)と綿素材を使って織ったタオルを指します。今回販売開始となるのは、ベージュ色の「玄米」・白色の「白米」の2種類です。
~商品特徴~
●国産米ぬかを使用
「お米タオル」は、国産米ぬかを100%使用し、タオルの発祥地である大阪・泉州で織り上げた安心の日本製タオルです。精米時に出る米ぬかを活用しているので環境にやさしく、柔らか素材にミネラルたっぷりの米ぬかエキスを配合して作られています。
●肌にやさしい3重ガーゼ生地
栄養豊富な米ぬか成分が配合されたレーヨン1%と、99%の綿素材で作られたお米タオルは、3重織のガーゼタオル。肌触りがやさしく小さなお子様の繊細な肌も傷つけません。
伝統的な後晒(あとさらし)製法で、豊富な天然水でしっかりと仕上げられるため、独特の心地よい風合いと高い吸水性が特徴です。
●優れた速乾性
柔らかい3重ガーゼ生地の「お米タオル」は、速乾性に優れており、お洗濯を繰り返すほど、ふっくらとした柔らかな肌触りに。薄くて軽いのでコンパクトに収納可能です。
当社はお米の生産者および商品開発者として、原料米の生産はもちろん、田んぼから出る廃棄物を削減するため「米ぬか」や「モミガラ」を積極的に商品化しています。米ぬかは、水溶性の食物繊維が多く、アミノ酸・ビタミンE群・B群などを豊富に含む貴重な植物資源ですが、その一部は産業廃棄物として廃棄されてしまうことがあります。当社では、生産工程で発生する副産物である「米ぬか」を活用した商品を手掛け、循環型社会の実現を目指します。この度、農家が抱える課題に取り組むべく、「お米タオル」に2つの想いを託しました。
◆サステナブルな農業の推進
貴重な植物資源である「米ぬか」を無駄なく活用することで、持続可能な農業を推進し、資源循環型社会の実現へ貢献します。
「平成16年食品循環資源の再生利用等実態調査結果」(農林水産省統計部)によると、大量に安定供給が可能な「米ぬか」は、製造業において再利用化が進んでおり、その30%近くが飼料化されていますが、十分な数値とは言えません。当社は農業者自身が副産物を有効活用していく取り組みに参画することで、生産者としての責任を果たします。
◆持続可能な生産形態を実現
お米タオルの原材料である「米ぬか」はお米を生産する限りなくなりません。また、植物から抽出したパルプ原料の再生繊維(レーヨン)を使用しているため、商品製造時における環境への負荷を減らします。米農家として、自然への感謝を忘れず、今後も地球にやさしい商品開発を推進します。
「お米タオル」の製造者:株式会社成願 (HP:https://www.jogan.co.jp/)
大阪府泉南市にあるタオルメーカー、株式会社成願(じょうがん)は地場産業「泉州タオル」の生産者です。製造・洗い・縫製などの加工も日本国内の自社工場で手掛けています。創業76年を迎える成願では、熟練の技術、ノウハウを活かし、既成概念にとらわれない多様な商品開発に挑み続けています。
〈 商品概要 〉
商品名および価格:「お米タオル」 白米 ・ 「お米タオル」 玄米 各800円(税込)
発売開始日:2022年12月23日(金)
販売方法:穴太商店オンラインショップ https://www.anou-shoten.com/
※穴太商店実店舗(千葉県君津市泉278-1)
米専門店やまぐち(神奈川県秦野市曽屋827-6)でも販売
お問い合わせ先:0120-954-967
出典元:「有機性資源の飼料化について」(PDF)農林水産省(https://www.maff.go.jp/j/chikusan/jukyu/lin/l_siryo/ecofeed/h170616/pdf/data03.pdf)
〈 (株)ホールディングスについて 〉
昭和61年に葬儀社として千葉県にて創業。その後、北海道・神奈川県にも拠点を設け、生花販売(株式会社スラタン)、食品加工(株式会社花穂)、米穀販売(株式会社米専門店やまぐち)、農業生産(The北海道ファーム株式会社/Theファーム上総介株式会社)に展開を広げる異業種グループ法人です。「自分でつくって自分で売る。だから面白い。」をテーマに、各法人で分業しながら事業に取り組んでいます。北海道と千葉にて主に水稲を中心に作物を生産、それらの加工、販売まで一貫して自社で行っています。また、販売する商品は「食品ロスゼロ」を目指し、お米は、販売するのみならず、米粉パン、鶏のエサなど、様々な場面で無駄なく活用しています。生産工程で発生する副産物(米ぬかやモミガラ)についてもお米タオル、米ぬか化粧品、モミガライト(燃料)などの商品に変えることで、持続可能な社会への貢献も意識した事業活動を行っています。
【報道関係者様のお問い合わせ先】
(株)穴太ホールディングス 広報担当:戸波、植田
TEL:0120-910-827 MAIL:service@anou-group.co.jp
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