【新商品】政之助商店より柚子の皮で作ったお酢「広島ビネガー」発売！

広島県安芸高田市産の川根柚子の果皮を使用。果実酢では味わえない柚子特有の風味をしっかりと感じられるお酢です。酢酸菌を多く含む「広島ビネガー粗濾過」も同時発売。

楠原壜罐詰工業株式会社

2024年6月18日 14時00分

創業より125年、大手飲料メーカーのOEM製品を主軸としている楠原壜罐詰工業株式会社（広島県広島市西区中広町一丁目16番24号　社長楠原雄治）は、自社ブランド「政之助商店」からオリジナル商品第２弾である柚子の皮で作った醸造酢「広島ビネガー」を2024年5月27日に発売いたしました。

広島ビネガーは地元広島のさまざまな方と繋がることで完成した「柚子果皮酢」です。

原料は広島県安芸高田市で栽培した「川根柚子」。その果皮を広島県が開発した独自技術を活用し、県内の醸造所にて発酵・熟成させました。

この製法により広島ビネガーは、通常のお酢にある酸味に加えて原料由来の苦味が加わり、柚子特有の香りや風味をしっかりと感じられるお酢となりました。また、果皮から作ることで、果皮に含まれるアミノ酸やポリフェノールなどの豊富な栄養素も余すことなく抽出しています。同時発売の「広島ビネガー粗濾過」では、摂取することで免疫バランスを整える等の報告のある酢酸菌をあえて完全に取り除かず残しています。

柚子果皮と酢酸発酵時に添加するアルコールのみを原料としており、砂糖や酸味料・香料などの添加物は使用しておりません。

ドレッシングやマリネ、南蛮漬け、煮物など普段の料理だけでなく、炭酸水や水、その他スピリッツなどのお酒と割ることで、柚子特有の豊かな風味と味わいをお楽しみいただけます。

【広島ビネガーの特長】

① 広島県安芸高田市産「川根柚子」　

原料で使用する川根柚子は栽培期間中は農薬不使用で栽培されています。一般的な柚子よりも1.8倍ほど皮が厚いのが特徴で、皮に含まれる苦味成分「ナリンギン」が他の国産柚子に比べて3分の2程度であり、苦みが少なく、まろやかな酸味があります。

② 広島県が開発した果皮酢製造技術を活用

川根柚子を有効活用すべく「広島県食品工業技術センター」にて開発されたのが、柑橘の果皮を原料にお酢を製造する技術です。この技術により作られた広島ビネガーは、お酢の酸味に加えて果皮由来の苦味と芳醇な香りが加わり、柚子特有の風味をもっています。

③ 柚子果皮に含まれる豊富な栄養素と酢酸菌

柚子の果汁と果皮の栄養成分を比較すると、果皮の方が栄養価は高く柑橘類特有の香り成分も多く存在します。そんな果皮をまるごとお酢にすることで、アミノ酸、ポリフェノールなどの栄養素を余すことなく抽出しています。広島ビネガーのポリフェノール含有量は、りんご酢と比較して約4倍となっており、フラボノイドも含まれているのが特徴です。

酢酸菌について

酢酸菌とはアルコールをお酢に変化させる細菌の総称です。発酵菌の仲間で、空気中や果物など自然界のさまざまな場所に存在します。

通常お酢を作る際に添加した酢酸菌は発酵後に濾過工程によって取り除かれており、その結果、透明なお酢になります。しかし近年の研究で酢酸菌には花粉などによる悩みを抑えたり免疫バランスを整えること等が報告され、注目され始めています。

「広島ビネガー粗濾過」は通常より目が粗い濾過器を使うことで、酢酸菌を完全に取り除かず残しているため、少し半透明の「にごり酢」となっています。酢酸菌を積極的に食事から摂取したい方は、こちらの粗濾過仕様のものをご活用してみてはいかがでしょうか。お酢・酢酸菌を効率的に得るには1日大さじ１杯を継続的に摂取することをおすすめします。