JAPAN PACK2023「環境ステージ」講演・セミナーに関するお知らせ
419 社の“包む” にまつわる最新鋭の機器・技術・サービスが集結する総合展示会
34回目を迎える今回展の特徴の1つとして、新設の「環境ステージ」と「自動化ステージ」がございます。各ステージでは、業界を代表する著名な方々を講師に招聘し、包装にまつわる製造現場 の自動化・効率化、持続可能な社会の実現に向けて、多種多様なソリューションを発信する講演会・セミナーを50本以上実施します。
今回、東展示棟3ホール「環境ステージ」で実施される《環境》に関する講演・セミナーを、「官公庁・団体」、「食品・飲料」、「医薬・化粧品・日用品」、「流通・小売」、「包装機械・材料・関連機資材」、「産学・海外」の業界別にご紹介いたします。
※ 東展示棟6ホール「自動化ステージ」で行われる業界別の講演・セミナースケジュールは、こちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000093231.html )をご覧ください
各種講演・セミナーのご聴講には事前登録が必要となります。下記公式ウェブサイトにて詳細をご確認いただき、ご登録くださいますようお願い申し上げます。
https://www.japanpack.jp/seminar/seminar.html
■《環境》に関する業界別の講演・セミナースケジュール
<官公庁・団体>
10月3日(火)
時間 | 項目 |
11:00-12:00 | 【基調講演】 「資源循環経済政策について」 経済産業省 産業技術環境局 資源循環経済課長 田中 将吾 氏 経済産業省は、2023年3月31日に、「成長志向型の資源自律経済戦略」を策定しました。本戦略の実現に向け、産官学CEパートナーシップの立ち上げや動静脈連携の加速に向けた制度整備の状況をお話します。 |
14:30-16:30 | 特別企画【CLOMA パネルディスカッション】 「日本のサーキュラーエコノミーを牽引する~CLOMA メンバーの取り組み~」 〈コーディネーター〉 CLOMA 事務局 技術統括 柳田 康一 氏 海洋プラスチックごみは、地球で暮らす全ての人々が考えなければならない複雑な問題です。CLOMA は、様々な業界のサプライチェーンを担う企業が中心となり、2019年に設立された団体です。日本企業がこれまで培ってきたプラスチックに関わる技術や知見を持ち寄り、企業のあるいは官民連携でその対策に挑戦しています。パネルディスカッションでは、CLOMAメンバーから様々な活動状況を紹介してもらい連携のポイントなどを議論します。 〈パネリスト〉 ・ネスレ日本(株) 、花王(株)、イオン(株) 、アミタ(株) ※パネリストのプレゼンテーション内容については各業界のスケジュールに記載しております |
10月4日(水)
13:10-14:10 | 【特別講演】 「食品・容器包装業界における持続可能な社会のための取組」 農林水産省 大臣官房 新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室 課長補佐 川端 匡 氏 食品業界や容器包装業界は、製品のライフサイクル全体にわたって環境への負荷の低減を図っていく等により、持続可能な社会の実現に向けた重要な役割を果たしています。農林水産省等の施策の動向や取り組んでいる企業等の事例をご紹介します。 |
<食品・飲料業界>
10月3日(火)
時間 | 項目 |
13:00₋14:00 | 【特別講演】 「味の素グループのサステナビリティ戦略」 味の素(株) 執行役常務 森島 千佳 氏 味の素グループは、「アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-beingに貢献する」というパーパスを掲げ、環境面では、「環境負荷50%削減」の2030年アウトカム目標達成に向け、プラスチック廃棄物の削減、温室効果ガスの削減などの課題に取り組んでいます。環境課題への取組みをHolisticにご紹介します。 |
14:30-16:30 | 特別企画【CLOMAパネルディスカッション】 「日本のサーキュラーエコノミーを牽引する~CLOMAメンバーの取り組み~」 「ネスレのサステナブルパッケージの取り組み」 〈コーディネーター〉 CLOMA事務局 技術統括 柳田 康一 氏 〈パネリスト〉 ネスレ日本(株) 執行役員 コーポレートアフェアーズ統括部 嘉納 未來 氏 ネスレは、「食の持つ力で、現在そしてこれからの世代のすべての人々の生活の質を高めていきます」の存在意義を掲げ、事業を通じて社会課題を解決する共通価値の創造(CSV)のアプローチを実践しています。取り組みの一つとしてプラスチックごみ問題への取り組みをお話しします。 |
10月4日(水)
11:50₋12:40 | 【JAPAN PACKセミナー】 「持続可能な未来のための食品システムの変革」 日本テトラパック(株) マーケティングディレクター 鍜治 葉子 氏 テトラパックは、食品加工処理や紙容器充填包装、サービスソリューションの開発に取り組んでいます。当講演においては、消費者の環境意識の高まりや市場のトレンドを踏まえ、持続可能な食品の未来に向けたテトラパックの取り組みについてご紹介します。 |
10月5日(木)
11:50₋12:40 | 【JAPAN PACKセミナー】 「包装なしでは語れない冷凍食品」 (一社)日本冷凍食品協会 広報部長 三浦 佳子 氏 凍っていれば冷凍食品と呼べるわけではありません。そもそも冷凍食品とは何か、冷凍食品の基礎知識とトレンド、環境配慮型パッケージについてもお話します。 |
〈医薬・化粧品・日用品業界〉
10月3日(火)
時間 | 項目 |
14:30-16:30 | 特別企画【CLOMAパネルディスカッション】 「日本のサーキュラーエコノミーを牽引する~CLOMAメンバーの取り組み~」 「プラスチック資源循環に向けた日用品業界の取り組み紹介」 〈コーディネーター〉 CLOMA事務局 技術統括 柳田 康一 氏 〈パネリスト〉 花王(株) 包装技術研究所 上席主任研究員 田村 英子 氏 軽量で耐久性があるプラスチックは我々の生活に欠かせないものとなっているが、地球規模の課題となっています。日本において、フィルムと容器類で生産量の約5割を占めるが、燃やさないリサイクルは4分の1程度に過ぎず、日用品業界においても水平リサイクルは重要です。今回プラスチック削減のための花王の取り組みや、業界で取り組んでいるプロジェクトについて紹介します。 |
10月4日(水)
10:30₋11:20 | 【JAPAN PACKセミナー】 「化粧品業界における容器包装の環境配慮について」 日本化粧品工業会 / 花王(株) サステナビリティ推進委員会 容器包装部会長 / 包装技術研究所 室長 松本 州平 氏 2022年4月に施行された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」を受けて化粧品工業会が2022年6月に策定した「化粧品の容器包装に関する環境配慮設計指針」をはじめとして、化粧品工業会会員企業様の取り組み事例などを交えながら、化粧品業界における容器包装の環境配慮についてご説明します。 「KOSEが取り組んだ環境配慮設計事例の紹介」 日本化粧品工業会 / (株)コーセー サステナビリティ推進委員会 容器包装部会 / 商品デザイン部設計開発室 室長 加川 泰央 氏 化粧品業界が取り組む環境配慮設計の代表的な事例として、KOSEの主力ブランドである「雪肌精」から新シリーズとしてリリースされた「雪肌精クリアウェルネス」のブランドコンセプトや新規素材の採用に至るまでの経緯を説明します。2020年9月発売時の商品群だけでなく、現在までに追加された商品も含めた容器設計や包装材の選定事例もご紹介します。 |
14:40-15:30 | 【日本包装機械工業会セミナー】 「環境にやさしいバイオマスプラスチックの医薬品用PTP包装への適用拡大に向けて」 アステラス製薬(株) CMCデベロップメント 製剤研究所 包装・デバイス研究室 細越 淳来 氏 当社は2021年にサステナビリティ向上に向けた取り組みとして,バイオマスプラスチックを使用したフィルム(バイオマスフィルム)を世界で初めて医薬品用のPTPシートに採用しました。本発表では,環境負荷低減に取り組む企業間連携に触れながら,バイオマスフィルムの製品適用拡大に向けた直近の検討について紹介します。 |
10月5日(木)
16:10-17:00 | 【JAPAN PACKセミナー】 「ライオンのプラスチック資源循環への取組み」 ライオン(株) サステナビリティ推進部 中川 敦仁 氏 プラスチックを使用した製品を展開する事業者にとって、資源循環社会への挑戦は、将来の事業を大きく変える可能性があります。 本講演では、製品開発の中での3R+リニューアブルの実践事例、様々なステークホルダと取組む使用済み製品・容器の回収について紹介します。 |
〈流通・小売業界〉
10月3日(火)
時間 | 項目 |
14:30-16:30 | 特別企画【CLOMAパネルディスカッション】 「日本のサーキュラーエコノミーを牽引する~CLOMAメンバーの取り組み~」 「持続可能なプラスチック利用に向けたイオンの取組」 〈コーディネーター〉 CLOMA事務局 技術統括 柳田 康一 氏 〈パネリスト〉 イオン(株) 環境・社会貢献部 部長 鈴木 隆博 氏 イオンは、1991年「買い物袋持参運動」開始以降30年以上にわたり、商品の容器包装の刷新やお客さまと取り組むレジ袋の削減、店頭での資源回収など、省資源・資源循環に取り組んできました。近年、これらの3R取組を更に進化させるべく、「イオン プラスチック利用方針」のもと、化石由来から環境配慮型の素材への転換、店舗を拠点とした資源循環モデルの構築など、店舗・商品・お客さまの視点で、地域のあらゆるステークホルダの皆さまとともに循環型の新たなライフスタイルの定着を目指しています。 |
〈包装機械・材料・関連機資材〉
10月3日(火)
時間 | 項目 |
14:30-16:30 | 特別企画【CLOMAパネルディスカッション】 「日本のサーキュラーエコノミーを牽引する~CLOMAメンバーの取り組み~」 「資源循環を軸にした互助共助の仕組みづくりへの挑戦」 〈コーディネーター〉 CLOMA事務局 技術統括 柳田 康一 氏 〈パネリスト〉 アミタ(株) 代表取締役 田部井 進一 氏 アミタグループは、エコシステム社会構想2030を昨年11月に発表しました。発展すればするほど、自然資本と人間関係性本が増加する持続可能な社会を創るべく、3つの取り組み(①企業と自治体の共創による「互助共助コミュニティ型資源回収ステーションMEGURU STATION」、②循環型社会を創る企業連合(J-CEP)、③企業の移行戦略)をご紹介します。 |
10月5日(木)
10:10-11:30 | 「特別企画【包装ライフサイクルセッション】 「持続可能な社会の実現にむけて DNP環境配慮パッケージングGREENPACAGINGとDNPGREENサポートプログラム」 大日本印刷(株) Lifeデザイン事業部 IPCビジネスデザイン本部 環境ビジネス推進部 1G 宇都宮 由花 氏 持続可能な社会の実現に向けて、世界中で環境配慮が必須となってきています。DNPではモノ作りの立場から展開しているDNP GREEN PACKAGINGと環境と事業を繋ぐソリューションとしてDNP GREENサポートプログラムを展開しています。その概要と事例について説明します。 「持続可能な社会の実現に向けてパッケージでできること」 凸版印刷(株) 生活・産業事業本部 SX推進センター SX事業開発本部 戦略チーム 三瓶 謙二 氏 気候変動などの環境問題をきっかけに、持続可能な社会への機運が高まっています。本講演では、透明蒸着バリアフィルムで世界シェア第1位の「GL BARRIER」の活用によりCO2排出量削減を実現する各バリア包材、リサイクル適性を向上させるモノマテリアル包材など、持続可能な社会の実現に向けたトッパンの最新の取り組みをご紹介します。 「禁忌品古紙の回収・再利用システムの構築について」 王子ホールディングス(株) イノベーション推進本部 パッケージング推進センター 上級研究員 三浦 高弘 氏 持続可能な社会の実現に向けて、禁忌品古紙は回収されず、燃えるゴミ扱いで焼却されています。古紙再生促進センターにて禁忌品である使用済み紙コップの回収・再利用システムを開発し、「使用済み紙コップのマテリアルリサイクル開始」に成功しました。また、リサイクル可能な紙コップ原紙の開発に成功したことも発表します。 「プラスチック容器包装の資源循環・環境配慮」 プラスチック容器包装リサイクル推進協議会 専務理事 久保 直紀 氏 プラスチック資源循環促進法が施行され、プラスチック容器包装・製品の資源循環・リサイクルの新たなしくみつくりをはじめ、プラスチック容器包装の環境配慮の深化など、当協議会の取組みを紹介します。 |
10月6日(金)
10:30-11:15 | 【特別講演】 「企業連携による使用済みプラスチック循環社会への挑戦」 (株)アールプラスジャパン 代表取締役社長 横井 恒彦 氏 木材をPETボトルの素原料に変換する既往技術を、使用済みプラスチックの再生に発展させるべく、40社に及ぶ企業連携により支援しております。コアとなる技術の概要に加え、ケミカルリサイクルを後押しするパッケージ技術や啓発活動など、循環社会の実現にむけた内容を紹介します。 |
11:45-12:45 | 特別企画【CLOMAセッション(第1部)】 11:45~12:05 「多層技術、二重容器から環境対応へ進化した今までにない画期的な容器 『スポッとEcoボトル』」 キョーラク(株) パッケージング事業部 シニアマネジャー 吉田 攻一郎 氏 12:05~12:25 「環境配慮型、 A-PET プラスチックカップのご紹介」 東名化学工業(株) 営業部・開発統括チームリーダー 寺川 雄介 氏 12:25~12:45 「新しい脱プラパッケージ~パルプ発泡成形品/PaperFoam🄬のご紹介~」 NISSHA(株) 産業資材事業部事業戦略部ecosense molding推進グループ 今井 宏樹 氏 |
13:15-14:15 | 特別企画【CLOMAセッション(第2部)】 13:15~13:35 「廃プラスチックのケミカルリサイクルと未来の理想像」 環境エネルギー(株) 代表取締役 野田 修嗣 氏 13:35~13:55 「プラスチックゴミゼロへの挑戦」 グンゼ(株) プラスチックカンパニー営業統括部 リモート営業開発課 課長 前原 志保 氏 13:55~14:15 「プラスチックマテリアルリサイクル技術 ~静電選別技術~」 三菱電機(株) 営業本部 事業推進部 リサイクル共創センター センター長 井関 康人 氏 |
14:45-15:45 | 特別企画【CLOMAセッション(第3部)】 14:45~15:05 「デジタル印刷を用いた軟包装材の包材ロス削減について」 福島印刷工業(株) 営業戦略本部マーケティング部開発室長 吉田 潤一 氏 15:05~15:25 「木材パルプから作られる機能性フィルム・環境対応素材」 レンゴー(株) 化学品・セルロース商品開発本部 副本部長 杉山 公寿 氏 15:25~15:45 「海洋プラスチックごみ問題に挑む企業アライアンス“CLOMA”」 CLOMA事務局 渡辺 真司 氏 |
〈産学・海外〉
10月3日(火)
時間 | 項目 |
15:40-16:20 | 【Special Session】 Dr. Kiyonori Inaba FANUC CORPORATION Executive Managing Officer General Manager, ROBOT Business Division Demand for automation using industrial robots is rapidly increasing at manufacturing sites facing labor shortages. In this presentation, we will introduce the utilization of industrial robots that are easy to introduce in the packaging fields and our efforts to realize smart factories, focusing mainly on collaborative robots that work together with humans, digital twins, IoT, and AI. |
16:20-16:50 | 【Special Session】 「Introduction of recent legislation on plastic packaging and waste in Japan and future directions」 Mr. Shusei Matsuda TOYOBO PACKAGING PLANNING SERVICES, INC. Senior Advisor(Former General Manager of Technology Management Dept.) In Japan, legislation on environmentally friendly design and resource recycling, particularly for plastic packaging and plastic waste, has progressed rapidly over the past three to four years. This presentation will touch on the characteristics of this trend in comparison with Europe and the U.S., and will briefly discuss the future direction of the trend with actual examples. |
10月4日(水)
16:00-16:50 | 【JAPAN PACKセミナー】 (株)東洋紡パッケージング・プラン・サービス シニアアドバイザー 松田 修成 氏 環境対応問題に対する海外の包装事情について、各国の規制、その動向をインターパック2023及びそれ以降の動きを含め、紹介します。また、容器包装や包装設備機器の拓く未来の可能性についてもご説明します。 |
10月5日(木)
14:50-15:40 | 【JAPAN PACKセミナー】 全国小中学校環境教育研究会会長/東京都多摩市立連光寺小学校 校長 關口 寿也 氏 これからの地球環境を考える上で、プラスチック問題のウエイトはどれほどでしょうか。SDGs13には「気候変動」が取り上げられています。IPCCの第6次報告書に記されるように、地球温暖化は臨界点一歩手前の状況です。一方、プラスチック問題についてはどうでしょう。12の「つくる責任 つかう責任」にカテゴライズされていることをよく目にします。私たち小中学校環境教育研究会でも、環境教育の一環として「つかう責任」にフォーカスを当て授業実践を行ってきました。しかし、その実践から見えてきたものは、これまでの教育の在り方では何も変えられないという現実、温暖化以上の無力感でした。 温暖化やプラスチック問題の環境課題を切り口として学校教育の中で実践するには、ESD(持続発展教育)の考え方が欠かせません。未来を担う子供たちのために、私たち大人のパラダイムシフトが求められているのです。 |
開催場所:東3ホール「環境ステージ」
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