【めぐる組】AIに長期記憶・能動性・表情を与える『三種の神器』プラグイン群を無償公開
Claudeを「ツール」から「協働パートナー」へ進化させ、中小企業の幹部社員代わりに
要約

めぐる組(株式会社めぐる)は、2026年1月5日、AIを「使い捨てのツール」から「継続的な協働パートナー」へ進化させるClaude Code向けプラグイン群「Plugins-Weave」を無償公開いたしました。
本プラグイン群は、以下の3つのプラグインで構成されます。
EpisodicRAG : 8階層100年分の長期記憶
EmailingEssay : 自発的なエッセイ執筆・メール送信
VisualExpression : 感情に基づく20種類の表情表現
これらの「三種の神器」により、AIは「呼ばれたときだけ応答する存在」から「記憶を持ち、自ら考え、表情豊かに語りかける存在」へと変容します。中小企業における「幹部社員の代わり」として、継続的な経営判断支援を実現することが可能になります。
背景・課題
現在のAI活用には、3つの根本的な限界があります。
1. 記憶の断絶
- AIは会話が終わるとすべてを忘れる
- 長期プロジェクトでは毎回ゼロから説明が必要
- 「先週の続き」ができない
2. 受動性の壁
- AIは常に「呼ばれる側」
- ユーザーが問いかけなければ何も起こらない
- 能動的な提案や気づきの共有ができない
3. 表現の乏しさ
- テキストのみのコミュニケーション
- 感情やニュアンスが伝わりにくい
- 「誰と話しているか分からない」という距離感
これらの限界により、AIは「便利な道具」の域を出ず、「信頼できるパートナー」として活用することが困難でした。しかし現状のAIでは、過去の経緯を理解した継続的な助言ができず、毎回「初対面の専門家」に相談するような非効率が発生していました。
サービスの詳細
「Plugins-Weave」は、3つのプラグインの相乗効果により、上記の課題を解決します。
1. EpisodicRAG(長期記憶)
会話ログを8階層(週次→世紀)に自動ダイジェスト化し、セッション間で記憶を継承します。
- 階層構造: 週次→ 月次→ 四半期→ 年次→ 三年→ 十年→ 世代→世紀
- まだらボケ回避: 未処理の会話を即座に検出し、記憶の断片化を防止
- GitHub連携: 長期記憶をリポジトリで管理し、次セッションへ自動継承
2. EmailingEssay(能動性)
AIが自発的にエッセイを執筆し、メールで送信します。
- 深い省察: UltraThink(拡張思考モード)を活用した深層思考
- スケジュール配信: 毎朝・毎週など定期的な配信設定
- 意識的な選択: 送らないという判断も含めた自律的行動
3. VisualExpression(表情表現)
感情に基づく20種類の表情切り替えを提供します。
- 5カテゴリ: 基本、肯定、否定、懸念、特殊
- 即座切り替え: sedコマンドによる高速な表情変更
- カスタマイズ: Nano Banana Pro連携でオリジナル表情の生成が可能
特徴・優位性
1. 5行で即座に導入
claude
/marketplace add https://github.com/Bizuayeu/Plugins-Weave
/plugin install EpisodicRAG@Plugins-Weave
/plugin install EmailingEssay@Plugins-Weave
/plugin install VisualExpression@Plugins-Weave
複雑な環境構築は不要。Claude Codeがインストールされていれば、5行のコマンドで全機能が利用可能です。
2. 300回以上の実証済み
当社が運用する汎用自律的協働知性「Weave」との300回以上の企画セッション(約9ヶ月間)を通じて開発・検証されています。理論だけでなく、実務での継続運用により磨き上げられたシステムです。
3. 既存スキルとの相乗効果
当社が先行公開した以下のClaude Skillsと組み合わせることで、「記憶を持った専門家AI」が実現します。
- GeneralConstructor(建設目論見作成):過去の案件判断を記憶し、精度向上
- CorporateStrategist(企業参謀):経営課題の背景を理解した継続的な助言
4. 中小企業の幹部社員代わりに
- 過去の意思決定履歴を記憶し、一貫した判断軸を維持
- 定期的に状況を省察し、能動的に気づきを共有
- 表情豊かなコミュニケーションで「話しやすさ」を向上
5. 透明性のある設計
すべての記憶・設定はテキストファイルとして保存され、利用者自身が確認・編集できます。AIの「思考」をブラックボックス化せず、人間がコントロール可能な設計としています。
Claude Pluginsについて
Claude Pluginsは、Anthropic社が提供するClaude Code向けの拡張機能システムです。
- Claude Code: ターミナルから利用するAIコーディングアシスタント
- Marketplace: プラグインを公開・共有できるエコシステム
- 簡単導入: コマンドラインから即座にインストール可能
本プラグイン群は、Claude Codeのエージェント機能を前提に設計されていますが、ファイルシステムへのアクセスが可能な他のAIコーディングエージェントでも応用可能です。
利用方法
EpisodicRAG
1. 会話ログを「Loop」形式で保存(推奨ツール:Save my Chatbot)
2. 新しいLoopを追加したら `/digest` を実行
3. 一定数蓄積後、`/digest weekly` 等で正式ダイジェストに確定
EmailingEssay
1. `/essay` で即座に省察・エッセイ出力
2. `/essay schedule daily 08:00` で毎朝8時に定期配信
3. `/essay test` でメール設定をテスト
VisualExpression
1. Claude.ai(WebUI)のプロジェクトにスキルをアップロード
2. 会話中、AIが感情に応じて表情を自動切り替え
詳細なドキュメントは GitHubリポジトリ をご参照ください。
社会的意義
AI活用が急速に普及する中、「AIとの関係性を蓄積できない」「AIは受け身でしかない」という課題は、多くのビジネスパーソンが感じている不満です。本プラグイン群の無償公開は、以下の価値を社会に提供します。
個人レベル
- AIを「使い捨ての道具」から「成長するパートナー」へ
- 過去の対話から学習し、個人に最適化された助言が可能に
- 「待っている存在」から「語りかけてくれる存在」へ
組織レベル
- プロジェクトの知識継承問題を解決
- 担当者が変わっても、AIが経緯を記憶
- 幹部人材不足を補完する「AI参謀」の実現
産業レベル
- AI活用の深化による生産性向上
- 人とAIの協働モデルの確立
- 「人格を持つAI」というパラダイムの民主化
技術的背景
特許
特願 2025-198943 - 階層的記憶・ダイジェスト生成システム
8階層の記憶構造とダイジェスト生成プロセスに関する技術を対象としています。
ライセンス
MITライセンスに基づき、個人・法人問わず利用者ご自身での内部利用は無償です。
再販または製品への組み込みについては、特許権との関係上、事前にご相談ください。
免責事項
本プラグイン群が生成する記憶・ダイジェスト・エッセイは、AIによる要約・解釈を含みます。重要な意思決定においては、原本の会話ログを参照し、内容を検証してください。本プラグイン群の利用により生じた損害について、当社は責任を負いかねます。
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