「安心して意見を言える(心理的安全性)」「努力や貢献を認めてもらえる(承認・称賛)」職場では、満足度が高い傾向。承認・称賛が高い職場では、満足度が高い人の割合が78.9%

エンゲージメントが高い人の割合も82.5%(低い群では18.8%) ―働く人500名の意識調査

リアルワン株式会社

調査結果トピックス

■職場で安心して意見を言える(心理的安全性が高い)と感じる人では、満足度が高い人の割合が70.8%。低い群では3.9%で、66.9ポイントの開き

  

■職場で努力や貢献を認めてもらえる(承認・称賛が高い)と感じる人では、満足度が高い人の割合が78.9%。低い群では7.2%で、71.8ポイントの開き

  

■承認・称賛が高い群では、エンゲージメントが高い人の割合が82.5%。低い群では18.8%で、63.7ポイントの開き

  

人材・組織領域の調査研究を行うリアルワン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:青山 愼)は、働く人500名を対象に「働く人の仕事と職場に関する意識調査」を実施しました。本リリースでは、職場環境(心理的安全性・承認・称賛)と満足度・エンゲージメントに関する結果を紹介します。

今回の調査では、「安心して意見を言える職場」を表す心理的安全性と、「努力や貢献を認めてもらえる職場」を表す承認・称賛に着目し、満足度・エンゲージメントとの関係を確認しました。

調査の結果、心理的安全性が高い群では、満足度が高い人の割合が70.8%でした。一方、心理的安全性が低い群では3.9%で、両者の間には66.9ポイントの開きが見られました。

また、承認・称賛が高い群では、満足度が高い人の割合が78.9%でした。一方、承認・称賛が低い群では7.2%で、両者の間には71.8ポイントの開きが見られました。

さらに、承認・称賛が高い群では、エンゲージメントが高い人の割合が82.5%でした。一方、承認・称賛が低い群では18.8%でした。

今回の結果から、必要なことを安心して言える職場だけでなく、自分の努力や貢献を認めてもらえていると感じられる職場も、働く人の満足度や前向きな仕事感情と関連している可能性がうかがえます。

主な調査結果

1. 安心して意見を言える職場では、満足度が高い人の割合が70.8% 

まず、心理的安全性と満足度の関係を確認しました。

心理的安全性が低い群では、満足度が高い人の割合は3.9%でした。中間群では24.2%、高い群では70.8%でした。

心理的安全性が高い群と低い群の間には、66.9ポイントの開きが見られました。

心理的安全性とは、職場で必要なことを率直に伝えやすく、言いにくさや過度な遠慮が少ない状態を指します。今回の調査では、心理的安全性が高いと感じている人では、満足度が高い人の割合も高い傾向が見られました。

図1:心理的安全性の高低別に見た、満足度が高い人の割合 満足度が高い人の割合は、低群で3.9%(6/152)、中間群で24.2%(48/198)、高群で70.8%(97/137)でした。高群と低群の間には66.9ポイントの開きが見られました。

 

2. 努力や貢献を認めてもらえる職場では、満足度が高い人の割合が78.9% 

次に、承認・称賛と満足度の関係を確認しました。

承認・称賛が低い群では、満足度が高い人の割合は7.2%でした。中間群では23.7%、高い群では78.9%でした。

承認・称賛が高い群と低い群の間には、71.8ポイントの開きが見られました。

承認・称賛とは、自分の仕事ぶりや貢献が認められ、よい行動や成果が言葉や態度で伝えられていると感じられる状態を指します。

今回の3つの集計の中で最も大きな開き(71.8ポイント)が見られたのは、この承認・称賛と満足度の組み合わせでした。安心して意見を言える職場だけでなく、努力や貢献を認めてもらえる職場も、働く人の満足度と関連している可能性があります。

図2:承認・称賛の高低別に見た、満足度が高い人の割合 満足度が高い人の割合は、低群で7.2%(12/167)、中間群で23.7%(49/207)、高群で78.9%(90/114)でした。高群と低群の間には71.8ポイントの開きが見られました。

3. 承認・称賛が高い群では、エンゲージメントが高い人の割合が82.5% 

さらに、承認・称賛とエンゲージメントの関係を確認しました。

承認・称賛が低い群では、エンゲージメントが高い人の割合は18.8%でした。中間群では61.2%、高い群では82.5%でした。

承認・称賛が高い群と低い群の間には、63.7ポイントの開きが見られました。

本リリースでいうエンゲージメントは、仕事を面白いと感じる、仕事に前向きに取り組める、生き生きと働けているといった、仕事に対する前向きな感情を表す指標です。

今回の調査では、承認・称賛が高いと感じている人では、エンゲージメントが高い人の割合も高い傾向が見られました。

図3:承認・称賛の高低別に見た、エンゲージメントが高い人の割合 エンゲージメントが高い人の割合は、低群で18.8%(31/165)、中間群で61.2%(126/206)、高群で82.5%(94/114)でした。高群と低群の間には63.7ポイントの開きが見られました。

なお、本リリースで紹介した結果はいずれも一時点で実施した意識調査にもとづくものであり、心理的安全性、承認・称賛、満足度、エンゲージメントの間の因果関係を示すものではありません。

調査の背景 

職場づくりにおいて、心理的安全性は重要なテーマとして広く知られるようになっています。必要なことを安心して伝えられる職場は、従業員の満足度やエンゲージメントと関係する可能性があります。

一方で、働く人にとっては、「言える」だけでなく、自分の仕事ぶりや貢献が認められていることも重要です。日々の努力や成果が認められ、称賛されることは、仕事への前向きさや職場への納得感と関係していると考えられます。

そこで今回の調査では、心理的安全性と承認・称賛に着目し、満足度・エンゲージメントとの関係を確認しました。

企業への示唆 

今回の調査では、心理的安全性が高い群では、満足度が高い人の割合が高い傾向が見られました。また、承認・称賛が高い群でも、満足度が高い人の割合が高い傾向(78.9%)が見られました。

さらに、承認・称賛が高い群では、エンゲージメントが高い人の割合も高い傾向が見られました。

この結果は、職場づくりにおいて、安心して意見を言える環境に加え、働く人の行動や貢献を見て、認め、伝える関わりも重要なテーマである可能性を示唆しています。

従業員満足度調査やエンゲージメント調査では、満足度や前向きさの結果だけでなく、その背景にある職場要因を確認することが重要です。また、360度評価や管理職育成では、上司や職場の中で、日々の承認・称賛がどの程度行われているかを振り返ることも有効だと考えられます。

代表コメント

心理的安全性は、職場づくりにおいて重要なテーマです。必要なことを安心して言える職場は、働く人の満足度や前向きさと関係していると考えられます。

一方で、今回の調査では、承認・称賛が高いと感じている人でも、満足度やエンゲージメントが高い傾向が見られました。

これは、職場づくりにおいて「言える環境」だけでなく、「努力や貢献を見て、認め、伝える関わり」も重要であることを示唆していると考えています。

リアルワンでは、従業員満足度調査、エンゲージメント調査、360度評価などを通じて、職場の状態を可視化し、企業の組織改善と人材育成を支援してまいります。

リアルワン株式会社 

代表取締役 青山 愼

調査概要 

  • 調査名:働く人の仕事と職場に関する意識調査 

  • 調査対象:働く人500名(20〜59歳。男性289名・女性211名。雇用形態は正社員・正規職員80.4%、契約社員・嘱託社員・準社員5.0%、派遣社員5.0%、パート・アルバイト9.6%) 

  • 調査方法:インターネット調査 

  • 調査時期:2026年5月 

  • 調査実施:リアルワン株式会社

群分け・指標について 

心理的安全性は、職場で必要なことを率直に伝えやすく、言いにくさや過度な遠慮が少ない状態を表す指標です。

承認・称賛は、自分の仕事ぶりや貢献が認められ、よい行動や成果が言葉や態度で伝えられていると感じられる状態を表す指標です。

満足度は、現在の職場や仕事に対する全体的な満足感を表す指標です。

本リリースの「エンゲージメント」は、仕事を面白いと感じる、仕事に前向きに取り組める、生き生きと働けているといった、仕事に対する前向きな感情(情動面)を測定したものです。本文・図表では単に「エンゲージメント」と表記しています。

本リリースの「〜な職場」という表現は、回答者本人がそのように感じている状態を指します。

本リリースでは、各指標の回答をもとに、低群・中間群・高群の3群に分けて集計しました。

心理的安全性、承認・称賛、満足度、エンゲージメントは、いずれも3項目の回答の平均をもとにした指標です(3項目中2項目以上に回答がある場合に算出)。

心理的安全性、承認・称賛、満足度は、「まったくそう思わない」〜「とてもそう思う」の5件法で尋ねています。3項目の平均が「ややそう思う」に相当する水準以上の人を高群、「どちらともいえない」に相当する水準未満の人を低群、その間の人を中間群としています。

エンゲージメントは、「まったくない」〜「とてもよくある」の5件法で尋ねています。3項目の平均が「ときどきある」に相当する水準以上の人を、本リリースでは「エンゲージメントが高い人」としています。

無回答は各集計から除外しています。このため、本文・図表中のn(集計対象人数)は設問により異なります。

注意書き 

本リリースで紹介する結果は、働く人500名を対象とした意識調査にもとづく分析です。

今回の調査は一時点で実施した調査であり、心理的安全性、承認・称賛、満足度、エンゲージメントの間の因果関係を示すものではありません。

また、業務内容や職種、職場の状況によって、心理的安全性や承認・称賛の受け止め方は異なる可能性があります。

割合は小数第1位を四捨五入して表示しているため、内訳の合計が100%にならない場合があります。ポイント差は四捨五入前の数値から算出しているため、表示値の差と一致しない場合があります。

会社概要 

リアルワン株式会社は、従業員満足度調査、エンゲージメント調査、360度評価、コンサルティング、教育を通じて、企業の組織改善と人材育成を支援しています。

  • 会社名:リアルワン株式会社 

  • 所在地:東京都中央区新川1-10-14 FORECAST茅場町ANNEX 202 

  • 代表者:代表取締役 青山 愼 

  • 事業内容:従業員満足度調査、エンゲージメント調査、360度評価、コンサルティング、教育 

  • 会社URL:https://www.realone-inc.com

本リリースに関する問い合わせ先 

  • リアルワン株式会社 調査広報担当 

  • E-mail:otoiawase@realone-inc.com 

  • TEL:03-6222-8741

すべての画像


会社概要

リアルワン株式会社

0フォロワー

RSS
URL
https://www.realone-inc.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区新川1-10-14 FORECAST茅場町ANNEX 202
電話番号
03-6222-8741
代表者名
青山愼
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2006年06月