育休復帰社員の周囲とのすれ違いをなくし、やりがいを持って働ける職場を! 復帰社員の声をもとに開発された『育休復帰Day1プログラム』を、来春復帰社員向けに提供開始
【育休からの職場復帰社員のオンボーディング成功のコツ】の解説セミナーと「復帰予定社員と上司」の『コミュニケーション力』向上プログラムを提供
育児と仕事の両立に悩む女性も多く、女性の管理職比率の低さにもつながっています。
制度整備が進み、育児をしながら働く女性は増加している一方で、「子育て期間は思うように働けない」「出産前と同じ成果を上げることは難しい」という先入観を周囲も本人も持ち、意欲ある社員もキャリアを諦める・やりがいを持てない状況に陥りがちです。
この課題解決に向けて、株式会社エンパブリック(東京都文京区、代表取締役:広石拓司)は、
復帰前から復帰初期の間に“安心して自分を開き、課題を共有できるコミュニケーション”が必要であると考え、納得できる復帰初日(Day1)を迎えることができる人を増やすための『育休復帰Day1プログラム』の提供を開始します。
プログラムの背景 ~ 育休からの職場復帰時のオンボーディングを成功させるために
育休や復帰後をサポートする制度は整い、両立して働く女性は増えているが、
両立へのストレスを抱えキャリアアップへの意欲が低下気味の社員が多い。
そんな悩みがある方は、復帰社員と周囲の「コミュニケーションの質」を見直してみませんか。
株式会社エンパブリックでは、育休後コンサルタント®山口理栄氏との共催による
「育休後カフェ・ファシリテーター養成(*1)」の7年間の経験に加え、23年春に、育休復帰前→復帰後までの過程の生の声を分析する「コミュニティサーベイ(*2)」の結果をもとに、
復帰前面談→復帰初日→その後の復帰初期段階(親友社員のオンボーディングにあたる期間)の
“コミュニケーションの質”が、その後の仕事への向き合い方、育児と仕事の両立の難しさへの対応力(レジリエンス)において、とても重要だと考えています。
「自分が何を大切に働きたいか自覚し、伝える」
「わからない、困っていることを早く言葉にする」
「何かあったら助けを求め、感謝の言葉を伝える」
「個々人の状況の変化に対応できるよう日頃から共有しておく」
・・・このような周囲とのコミュニケーションが復帰の初期段階からできれば、
復帰社員は自分らしさと意欲を大切にしながら、急な子どものトラブルなど両立で生じる課題にも前向きに取り組めるようになります。そのような組織文化が根付けば、育児と仕事、キャリアアップを両立でき、ポジティブな女性リーダーを増やすことにつながると共に、育児に限らず、多様な状況や働き方を受け容れるDEIB(Diversity, Equity, Inclusion & Belonging)文化の基盤づくりにもなります。
育休復帰Day1プログラム~
復帰準備→復帰面談→復帰初日→復帰初期のコミュニケーションの質を高める動画コンテンツ、
個人ワークガイド + ワークショップ
「育休復帰Day1プログラム」では、育休復帰前後の4か月に焦点を当て、必要なコミュニケーション・スキル・考え方を学べる動画コンテンツと個人ワークガイドを提供します。
また、講師による「ワークショップ開催」「育休後カフェ・ファシリテーター養成講座」「オンラインコミュニティ支援」をオプションとしてお選びいただけます。
育休復帰Day1 プログラム(4月育休復帰者対象)
動画コンテンツ、個人ワークガイドは、それぞれ、育休復帰社員・上司・人事担当者に向けた3コースを用意。それぞれの立場から、復帰社員が個性と能力を発揮できる関係性へのコミュニケーションについて考えます。
動画は1本5分程度ですので、それぞれが必要なタイミングで隙間時間も活かして視聴できます。
また個人ワークで、自分の考えを言葉にすることで効果を高めます。
<オプション・プログラム>
・ワークショップ開催:個人での学びだけでなく、講師・ファシリテーターとのやり取り、参加者同士のやり取りを通して学びを深めることができます。
・オンラインコミュニティ支援:復帰準備中の社員のためのオンラインコミュニティです。弊社ファシリテーターが参加を促しながら、自分の考え、不安やモヤモヤも含めて気軽に言葉にでき、それに他の人からの反応もあることで、個々の意識の向上にもつながります。一社版/複数社版あり
・育休後カフェ:育休後の働き方、プライベートについて、復帰後の人も交えて参加者同士が交流しながら話し合う場です。対話を楽しみながら、自分の考えを言葉にする機会を持ち、他参加者の異なる視点に出会うことで自分への気づきを深めることもできます。「育休後カフェ・ファシリテーター養成講座」で社員が育休後カフェを開催するノウハウを学ぶことで、継続的な開催が可能になります。
<価格>
・ベーシック・パック(動画コンテンツ+個人ワークガイド)初期費用13万円+2万円/人(税別)
・フルパッケージ(オプション全て込み・対象15人版)70万円(税別)
*参加人数による変動あり。オプションを選ぶこともできます。詳細はお問合せください。
育休後の職場復帰支援についてのセミナー開催(23年11月29日)
【育休からの職場復帰社員のオンボーディング成功のコツ~ 育休復帰後の意欲を決めるのは復帰面談? 寄り添うコミュニケーションを広げよう】
<開催概要>
日時:2023年11月29日(水) 10:00-11:00 オンライン開催(Zoom予定)
プログラム
1)仕事と子育ての両立に求められることは、この10年でどう変わったのか?
2)復帰社員コミュニティサーベイから見えること~コミュニケーションの質を高めよう
3)なぜ育休復帰Day1プログラムなのか?
参加費:無料
育休制度があっても、働く女性の個性と能力を十分に発揮できているとはいえない。
という状況でしたら、コミュニケーションを見直してみませんか?
職場復帰面談において、上司が良かれと思い、「とにかく家庭を第一に考えてください」という言葉が復帰社員に「今の私は働き手としては期待されていない?」と感じさせ、それが意欲の低下につながることもあります。
今、「制度」と「理解・気遣い」の次のステップとして、復帰職員や上司・同僚に求められているのは相手への向き合い方を整え、言葉にして伝える技術(ソーシャルスキル)です。
人的資本経営、DEIB(Diversity, Equity, Inclusion & Belonging)など経営環境の変化、子育てをめぐる社会環境の変化の中で、今、何が求められているのか。どのようなアクションが必要なのか。
「育休後」に10年以上携わってきた山口理栄さんからの解説に加え、復帰社員コミュニティサーベイの結果紹介、DEIB時代のコミュニケーションの質を高めるソーシャルスキルについての解説を行います。
講師:山口理栄(育休後コンサルタント)
2010年育休後コンサルタント®として独立。企業や官公庁、自治体向けに仕事と育児の両立に関する本人向け、管理職向け研修を提供。著書に「改訂版 さあ、育休後からはじめよう」(労働調査会)。2021年から青山学院大学にて社会人向けの青山・情報システムアーキテクト育成プログラム(ADPISA)の企画・運営に参画。
ファシリテーター:広石拓司 (株式会社エンパブリック代表)
2008年株式会社エンパブリックを創業。ソーシャル・プロジェクト・プロデューサーとして、地域・企業・行政など多様な主体の協働による社会課題解決型事業の企画・立ち上げ・担い手育成・実行支援に多数携わる。慶應義塾大学総合政策学部非常勤講師。
山口理恵氏と育休後カフェ・ファシリテーター養成にも7年間携わる。
〇参加申込み方法
https://peatix.com/event/3754299/view
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
*関連イベント情報
違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を実現するために今、理解しておきたい“DEIB”のこと
日時:2023年11月16日(水)10:30~12:00(オンライン開催)
詳細・申込:http://ptix.at/FAiu9j
*1実践体験を通して学ぶ! 育休後カフェ®・ファシリテーター養成講座(第11期) ~ キャリアも子育ても大切にしたい人が集まり、 ポジティブに話し合える場をつくろう!
育休後コンサルタント®山口理栄氏が立ちあげた、仕事と育児の両立の当事者が集う対話「育休後カフェ」の開催を始め、育休・復職・キャリアについての対話の場づくりの基礎と実技を体験により学び、ワークショップ・ファシリテーターやイベント主宰者として活躍できる力を身に付けます。
次回は2024年1月28日(日)に基礎講座を開催
詳細・申込:https://peatix.com/event/3777055
*2復帰社員コミュニティサーベイ
【調査概要】
調査対象者:復帰直後で不安を感じている方、育休中の方。計12名
調査期間 :2023年4月1日~5月31日
調査方法 :オンライングループで自由交流+ファシリテーターからの問いかけからのやりとり
【サーベイからの声】
◆ネガティブな声:
•復帰初日「時短さん」と呼ばれた
•復帰面談の時に聞かれたのは「何時に出勤できるか、何時に退勤するのか」のみ。上司が聴きたかったのはその2点だけだったのだろう。
•復職面談で上司から「とにかく家庭を第一に考えてください」と言われ、退職勧奨のように感じた
•「家庭が大切ですよね!」という言葉は反論できない。”職場”の上司なので仕事の話を中心に私の状況を聴いてくださると嬉しかった
◆ポジティブな声
•「私は○○さんにやってほしいことを提案します。ご家庭の都合は分からないので、都度状況を鑑
みてご回答ください」と言われたことは、お互いに分からないことを考えすぎずにいられてよかった
【株式会社エンパブリック 会社概要】
2008年創業。「思いのある誰もが動き出せ、新しい仕事を生み出せる社会」を目指し、地域・組織の人たちが知恵と力を持ち寄る場づくりと、社会課題解決型の事業開発や起業に役立つプログラムを提供します。
・千代田区、文京区など都心地域での地域課題解決の担い手育成×コミュニティ醸成
・日野リビングラボ、Jリーグ社会連携など、企業と地域の事業共創の場づくり
・DX、SDGsなど企業の変革を主導する担い手人材の研修、変革主導リーダー養成
商号 : 株式会社エンパブリック
代表者 : 代表取締役 広石拓司
所在地 : 〒113-0032 東京都文京区弥生2-12-3 2階
設立 : 2008年5月
事業内容: 地域コミュニティ醸成支援、社会起業・サステナビリティ経営の開発支援と担い手育成
URL : https://empublic.jp/
お問い合わせ先
株式会社エンパブリック 担当:迫田、矢部
mail:info@empublic.jp 電話:03-6303-3195
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