【国内外4つのデザイン賞を受賞】santasが手がけた「テクノフローワン本社オフィス」が米国International Design Excellence Awards(IDEA)2026銅賞を受賞
工業デザインの分野で最も権威ある賞のひとつ、IDEAのEnvironments部門での受賞。iF Design Award 2026に続き、評価軸の異なる国際的な審査で続けて評価されました。
空間に関わるクリエイティブ&マネジメント事業を展開するsantas株式会社(本社:神奈川県、代表取締役:宮﨑敦史/ https://santas-inc.jp)は、株式会社テクノフローワン(本社:兵庫県神戸市)の本社オフィスリニューアルプロジェクトにおいて、米国のIDSA(米国産業デザイナー協会)が主催する国際デザイン賞「International Design Excellence Awards 2026(以下、IDEA 2026)」のEnvironments(環境デザイン)部門にて、銅賞(Bronze)を受賞したことをお知らせいたします。
本プロジェクトは、iF Design Award 2026、2025年度グッドデザイン賞、第59回日本サインデザイン賞(銀賞)に続く4つ目の受賞となりました。santasは2022年設立、設立4年目での国際的なデザイン賞の受賞となります。
IDEA 2026は、iF Design Awardとは評価の視点が異なり、IDEAの審査基準は、Design Innovation(革新性)、Benefit to the User(ユーザーへの便益)、Benefit to the Client(クライアントへの便益)、Benefit to Society(社会への便益)、Appropriate Aesthetics(適切な審美性)の5つ。このうち3つが「そのデザインが誰に何をもたらしたか」を問うものであり、なかでも「クライアントへの便益」を独立した審査項目として掲げている点に特徴があります。 本プロジェクトは、合併を経た組織の一体感醸成とイノベーション創出という経営課題を起点に設計されたものです。評価軸の異なる二つの国際的な審査で続けて評価をいただけたことに、大きな意味を感じています。

■ 受賞概要
受賞名:International Design Excellence Awards (IDEA) 2026 銅賞
受賞部門:Environments(環境デザイン)部門
受賞対象:テクノフローワン本社オフィス(所在地:兵庫県神戸市)
発表日:2026年8月20日(授賞式は米国カリフォルニア州パサデナにて開催)
主催:IDSA(Industrial Designers Society of America/米国産業デザイナー協会)
デザインチーム:santas株式会社、コルアーキテクツ合同会社、株式会社マルヤマデザイン
santasの担当領域:デザインリサーチ、デザインディレクション、プロジェクトマネジメント
IDEA公式受賞ページ:
https://www.idsa.org/awards-recognition/idea/idea-gallery/techno-flow-one-headquarters/



■ 本プロジェクトが受けた4つの評価
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2025年度グッドデザイン賞(日本)
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受賞第59回日本サインデザイン賞(日本) 銀賞
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iF DESIGN AWARD 2026(ドイツ) Interior Architecture / Corporate・Office Interiors部門 受賞
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IDEA 2026(米国) Environments部門 銅賞
IDEAは応募作品からまずFinalistが選出され、そのなかからGold/Silver/Bronzeが決定される2段階の審査構造をとっています。過去には、30か国から2,200件を超える応募があった年に、Gold・Silver・Bronzeの受賞に至ったのは167件でした(IDEA 2022)。
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これまでsantasが手がけたプロジェクトをご覧いただけます
▶ 実績・プロジェクト一覧
https://santas-inc.jp/projects
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■ 受賞に対する代表コメント
このたび、弊社が携わらせていただいた『テクノフローワン本社オフィス』が、米国『IDEA 2026』にて銅賞を受賞いたしました。 ドイツの『iF Design Award』と、米国の『IDEA』。評価軸の異なる二つの審査で続けて評価をいただけたことに、大きな意味を感じています。空間の質と、そこで働く人にもたらす効果は、どちらか一方を選ぶものではないと考えてきたためです。
この結果は決して弊社単独で成し得たものではありません。深いビジョンを共有し走り抜けてくださったクライアント様、細部まで妥協せずに向き合ったデザインチーム、そして私たちのアイデアを見事に具現化してくださった施工チームが一丸となって取り組んだ結晶です。この場を借りて、プロジェクトに関わってくださったすべての皆様に心より御礼申し上げます。
これからも空間を通じた本質的な課題解決と、より良い社会のつながりを生み出す取り組みに一層尽力してまいります。
santas株式会社代表取締役 宮﨑 敦史

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本プロジェクトの過程、クライアントやデザインチームとの対談記事をご覧いただけます
▶ プロジェクト詳細ページ
https://santas-inc.jp/projects-tfo-hq
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■ IDEAが問う5つの基準と、本プロジェクトの考え方

「デザイン賞は見た目を競うもの」という印象を持たれることがありますが、実際の審査基準はそうではありません。iF DESIGN AWARDは、Ideaで「課題は何だったか」を、Functionで「ユーザーに役立つか」を、Sustainabilityで「社会にどう役立つか」を問います。
IDEAにおいても、5項目中3項目が便益を問うものです。 そのうえで、両者には違いがあります。IDEAには「Benefit to the Client」という項目が独立して置かれています。デザインが発注者の目的に対して機能したかを、正面から問う項目です。
本プロジェクトのiF DESIGN AWARD 2026において、5つの基準のうち最も高い評価を得たのは、「ユーザーに役立つか」を問うFunctionです。造形の巧拙よりも、その空間が働く人にとってどう機能するかが評価された結果だと受け止めています。
本プロジェクトは、経営層から従業員まで、本社勤務スタッフの約半数へのヒアリングとワークショップから課題を抽出し、そこから「11のワークデザインアイデア」を導き出して空間に実装しました。企画から竣工まで一貫したこのプロセスは、santasが提唱する「ハイブリット・デザインアプローチ」によるものです。 課題の把握を起点に置く進め方が、これらの審査基準と重なる部分があったのではないか——私たちはそのように受け止めています。
■ 本プロジェクトについて
テクノフローワンの組織変革と成長戦略の拠点となる、本社オフィスの全面リニューアルです。合併後の組織の一体感醸成とイノベーション創出を目的として取り組まれました。 経営層から従業員まで、本社勤務スタッフの約半数へのインサイト調査(Deep Insight)に基づき、集中とリフレッシュのメリハリをつける空間、組織のサイロ化を打破するコミュニケーション動線、顧客との共創を生む技術ギャラリーなど、11のアイデアを空間に実装しています。特徴的な3点をご紹介します。
1. 企業のDNAを可視化した「100の技術展示」
本来は見えにくい工業技術(粘着やコーティングなど)を、アクリルブロックに接着して可視化。100種類の加工サンプルをギャラリーのように展示しています。来訪された顧客との技術的な対話の起点となり、オフィスを単なる働く場所から、顧客との共創が生まれる場へと広げました。
2. 歴史の継承とウェルビーイングを両立する、ナッジ理論を用いたデザイン
同社の創業時のルーツである「履物縫製」から着想を得て、オフィスワーカーの「足元」に着目。歩幅を合わせたりステップを踏みたくなるような床のグラフィックを施すことで、日常の移動を運動やコミュニケーションのきっかけへと変換しています。
3. インサイト調査から竣工まで一貫したプロセス
本社勤務の全従業員の半数へのヒアリングやワークショップから抽出した課題を、11のアイデアへと落とし込み、企画から竣工に至るまでブレのない一貫したプロセスで空間に実装しました。






■ デザインとマネジメント、両輪での評価
あわせて本プロジェクトは、一般社団法人PMI日本支部が主催する「PM Award 2026」において、Small & Medium部門のファイナリストに選出されています。 PM Awardは、日本に拠点を持つ団体・企業がリードする、未来創造につながる日本発の優れたプロジェクトを表彰する制度です。2026年は、応募プロジェクトの中から選考委員会による審査を経て、Large部門4件、Small & Medium部門4件の計8プロジェクトがファイナリストとして選出されました。
ファイナリストは9月4日・9日に開催される公開ピッチに登壇し、その後のオンデマンド配信と、PM専門家を含む視聴者による投票を経て、10月31日の表彰式で最終的な評価が発表される予定です。 santasは、クリエイティブとマネジメントは不可分であるという考えのもと、両者を統合する独自のメソドロジーを掲げています。デザインの国際賞に続き、プロジェクトマネジメントの領域でも選考の対象となったことを、この考え方を検証する機会と捉えています。
PM Award 2026(一般社団法人PMI日本支部 主催/PMI, Inc. 協力)
PMI日本支部によるファイナリスト発表ページ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000078755.html
■ 施設概要
企業名:株式会社テクノフローワン
所在地:〒653-0836 神戸市長田区神楽町2-3-2
デザインチーム:santas株式会社、コルアーキテクツ合同会社、株式会社マルヤマデザイン
企業URL:https://www.tfone.co.jp/
■ IDEA(International Design Excellence Awards)とは
米国IDSA(Industrial Designers Society of America/米国産業デザイナー協会)が1980年に創設した国際デザイン賞です。
IDSAは米国を代表する工業デザイナーの職能団体であり、IDEAは工業デザインの分野で最も権威ある賞のひとつとして国際的に認知されています。 なお日本国内では、iF Design Award(ドイツ)、Red Dot Design Award(ドイツ)と並べて「世界三大デザイン賞」と称されることがありますが、海外では、工業デザイン領域における最高峰の賞のひとつという文脈で語られます。
工業デザインにとどまらず、デジタルデザイン、環境デザイン、ソーシャルインパクトデザインなど約20のカテゴリーで応募を受け付け、Google、Microsoft、Nikeといった企業や主要デザインスタジオ、大学の専門家で構成される審査委員会が審査にあたります。
受賞作品はヘンリー・フォード博物館に収蔵されることでも知られています。 過去の受賞作には、初代iPhone(2008年 金賞)、Tesla Model S(2013年 Best in Show)など、その後の産業のあり方を変えたプロダクトが名を連ねています。IDEAはプロダクトからデジタル、環境デザインまでを同じ審査基準で評価するため、今回受賞したEnvironments部門も、工業製品と同じ「このデザインは誰に何をもたらしたか」という問いのもとで審査されます。
https://www.idsa.org/awards-recognitions/idea/
■ 関連記事
デザインチームインタビュー
https://note.com/santas_inc/n/n1a8ebb5e0aaa
クライアントインタビュー
https://note.com/santas_inc/n/n4d5a7604cba2
iF Design Award 2026 受賞のお知らせ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000163325.html
2025年度グッドデザイン賞 受賞のお知らせ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000163325.html
第59回日本サインデザイン賞 銀賞 受賞のお知らせ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000163325.html
テクノフローワン、神戸の本社オフィスをリニューアル
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000163325.html
■ santas株式会社について

santasは、空間に関わる複雑な課題を、ステークホルダーとの共創によってプロジェクトの価値を最大化するCreative & Management企業です。
2022年の設立以来、オフィス、コリビング施設、文化施設、展示空間などを手がけています。 クリエイティブを「理想を描く力」、マネジメントを「実現への道筋をつくり、実行する力」と捉え、一見対極にあるこの二つを統合する独自のメソドロジーを開発しました。プロセスそのものをデザインする「創造的マネジメント」と、ステークホルダーが能動的に創造性を発揮できる土壌をつくる「マネジメント的創造」。この二つをプロジェクトに合わせて活用します。
会社名:santas株式会社
所在地:神奈川県藤沢市鵠沼海岸1-3-19 207
代表者:宮﨑敦史
事業内容:空間における企画、デザイン、プロジェクトマネジメント
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【本件に関するお問い合わせ先】
santas株式会社 広報担当Email:
contact@santas-inc.jp
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