依存などからの回復・生き直し支援を行うワンネス財団 顧問にウェルビーイング研究/実践の第一人者タル・ベン・シャハー博士が就任
学術的な裏付けのある理論と実践事例を取り入れ、「維持・回復」から「克服と成長」までをサポート
学術的な裏付けのあるウェルビーイングに関する理論や実戦事例を取り入れることで、従来「状態の維持や回復」を主体としてきた日本の福祉的支援の枠組みを「克服と成長」までカバーするものへと広げてまいります。
▼ウェルビーイングとは
個人やグループ、地域、国などの「状態」を表す概念で、「身体的、精神的、社会的に良好な状態」にあることを意味します。
WHO(世界保健機関)憲章前文においては、下記のように定義されています。
Health is a state of complete physical, mental and social well-beingand not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(※日本WHO協会 仮訳より引用)
▼福祉的支援の枠組みになぜウェルビーイングの概念が必要か。
元来、福祉的支援の領域では、マイナス状態をフラット(ゼロ)にすることを目指した介入が研究/実践されてきました。
誤解を恐れずに言えば、
「精神疾患と共に、隠れて生きよう。」
「依存は治らない病気だ。」
「過ちを犯した身だから夢は見れない。」
といった考えが未だに残っています。
ただ、ウェルビーイングに関する研究が進んだ今、これらは「かつての当たり前」になりました。
ワンネス財団では、様々な感情や感覚を知覚する能力「エモーショナルリテラシー」を体得し高める訓練や、ウェルビーイングの構成要素を整理した「SPIRE Model」「PERMA Model」に基づいたプログラムをベースに、フラット(ゼロ)をゴールとせず、ウェルビーイングをゴールに据えた福祉的支援を構築しています。
かねてより協働していたタル・ベン・シャハー博士の顧問就任発表を契機に、生まれ育った環境や、犯した過ち、疾患や課題によって一度つまづいた人でも「生き甲斐を持って人生を生き直すことのできる社会づくり」を一層促進してまいります。
先行して発表した「ウェルビーイングを実践するためにできること」もぜひご参照ください。
人と社会のウェルビーイングを実現するために、いま私たち自身にできる10のこと。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000026562.html
▼タル・ベン・シャハー博士プロフィール
ハーバード大学で受け持った「ポジティブ心理学とリーダーシップ」のコースには、1学期で1400名(ハーバード全体の2割)が殺到。イスラエル、米国、シンガポール、インド等、世界中の企業で組織的行動のコンサルティングも行う。クライアントに、シェル、イスラエル・コーポレーションズ、アヴィモ・エレクトロ・オプティクスなど。アラブ・イスラエル紛争の公平で率直な理解を促進するためのデビッド・プロジェクトを共同設立。同プロジェクトで考案したカリキュラムは、米国とイスラエルの100以上の大学で採用されている。2019年4月、同年12月に来日し、ワークショップへ登壇。生活や職場、企業経営などの現場で実践することを念頭においた講義は、多くの人々に影響を与えた。自身の創業したHappiness Studies Academyでは1年間のオンラインプログラム「Certificated in Happiness Studies」を提供。日本版も開講している。(https://www.happinessstudies.academy/cihsjp/)
▼一般財団法人ワンネス財団概要
一般財団法人ワンネス財団は、ウェルビーイングに着目した独自のプログラムとコンセプトで、精神疾患や様々な障害、各種依存、触法者らの心身の回復とその後の成長を支援する専門機関です。女性専門支援やゲームを始めとする未成年の依存、家族の支援、ひきこもり支援など、幅広く社会のセーフティネットを構築し、「生き甲斐を持って、人生を生き直すことのできる社会」を目指しています。
・法人名:一般財団法人ワンネス財団
(https://oneness-g.com/)
・拠点:北海道/横浜/茅ヶ崎/名古屋/奈良/大阪/沖縄
・本リリースに関するお問い合わせ先
ワンネス財団 担当
0745-24-7766 / one@oneness-g.com
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