【書籍出版】新刊『訴訟リスクを回避する3⼤労使トラブル円満解決の実践的⼿法ーハラスメント・復職トラブル・残業代請求』円満解決シリーズ第3弾が2025年1月20日発売!
社会保険労務士の先生方をはじめ企業の経営者、人事労務担当者の方からは、Amazon・楽天ブックスなどで予約開始直後から注文をいただいている話題書!
全国約600社の顧問先(2025年1月現在)の実績があり、労働問題や人事労務を中心とした企業法務に強い法律事務所として「企業法務の法律相談サービス」や、お役立ち情報Webメディア「咲くや企業法務.NET」、チャンネル登録数2.54万人の「公式YouTubeチャンネル」などを運営する、弁護士法人 咲くやこの花法律事務所(所在地:大阪市西区)の代表弁護士 西川暢春/弁護士 井⽥ 瑞輝/弁護士 ⽊澤 愛⼦が、円満解決シリーズの第3弾となる新刊書籍『訴訟リスクを回避する3⼤労使トラブル円満解決の実践的⼿法 ーハラスメント・復職トラブル・残業代請求』(出版社:株式会社日本法令)を2025年1月20日に発売しました。
前作、円満解決シリーズ第2弾「労使トラブル円満解決のための就業規則・関連書式 作成ハンドブック」のヒット作から約1年。今回の書籍テーマは、「職場内のパワハラなどのハラスメントのトラブル」「私傷病休職からの復職可否をめぐるトラブル」「退職者からの残業代請求トラブル」を3大労使トラブルとしてとりあげました。この3つのトラブルについて、使用者側弁護士としての経験をもとに、訴訟に発展させずに合意による解決を可能にする話合いの進め⽅など、円満解決の具体的手法を詳細に解説した一冊です。
事業を経営していると、労働者との間で法的なトラブルを抱えてしまうことがあります。職場内のハラスメントのトラブル、残業代のトラブル、病気になってしまった労働者の休職や復職をめぐるトラブルなどその内容は様々です。そのような問題が起きたときに訴訟に発展させずに、円満に上手に解決する方法を知りたい全ての方、特に経営者の方、人事労務担当者の方、そして社会保険労務士の先生方におすすめの書籍です。弁護⼠法⼈咲くやこの花法律事務所の代表弁護士 西川 暢春、弁護⼠ 井⽥ 瑞輝、弁護⼠ ⽊澤 愛⼦の3名による共著です。
▼書籍紹介ページはこちら:
https://kigyobengo.com/books-info/202501-labor-troubles-book
▼Amazonでの購入はこちら:
https://www.amazon.co.jp/dp/4539730746
▼楽天ブックスでの購入はこちら:
https://books.rakuten.co.jp/rb/18064564/?l-id=search-c-item-text-01
1,本書について(あらすじ・ポイントなど)
「職場内のパワハラなどのハラスメント」「私傷病休職からの復職可否をめぐるトラブル」「退職者からの残業代請求トラブル」など、難しい労使トラブルの事案でもあきらめずに正しい方法で話合いをすることで訴訟を回避して円満に解決できること、そしてそのための進め方を理解していただくことができます。
本書では、第1章でハラスメントトラブルの円満解決、第2章で私傷病休職からの復職可否をめぐるトラブルの円満解決、第3章で未払い残業代トラブルの円満解決についてとりあげました。これらのテーマについて、実践的な内容にするため、各章でそれぞれ以下の設例を設定しながらわかりやすく解説しています。
・第1章 ハラスメントトラブルの円満解決
【設例】上司のパワハラにより精神疾患を発症したとして従業員が休職し、関係者全員のヒアリングを求めているケース
【こだわりポイント】
(1)「ハラスメントにあたる可能性が高い場合にこじらせずに円満解決する方法」と「ハラスメントにあたる可能性が低い場合に相談者に上手に対応して円満解決する方法」を解説
(2)誤った対応方法を紹介し、ハラスメント対応で失敗しないためのポイントを解説
(3)ハラスメント調査のために退職者へ送付する手紙の記載例や、ハラスメントにあたらないと相談者に説明する際の説明メモの例などを紹介
・第2章 復職をめぐるトラブルの円満解決
【設例】休職前から協調性や勤務態度に問題があった従業員が、メンタルヘルス不調による休職を経て復職を求めているケース
【こだわりポイント】
(1)メンタルヘルス不調の事例を題材に復職トラブルへの対応方法を具体的に解説
(2)会社が復職を認めず退職してもらう場合に、トラブルなく円満に解決できる進め方を解説
(3)休職者との面談時の記録のつけ方や、主治医への医療照会など、豊富な書式を掲載
・第3章 未払い残業代トラブルの円満解決
【設例】管理監督者として扱っていた役職者が退職後に弁護士をつけて残業代を請求してきたケース
【こだわりポイント】
(1)管理職から残業代請求された事例を題材に、訴訟を回避して、円満解決するための交渉の流れをわかりやすく見える化
(2)よくありがちな交渉が失敗する原因も解説
(3)残業代トラブルに関する裁判例も紹介
これらの3つのケースについて、それぞれ訴訟に発展させずに話合いで解決するために、何から取り組んでどう進めればよいかを筆者らの実体験をもとに解説しました。
2,本書の目次
・第1章 ハラスメントトラブルの円満解決
【相談事例】上司のパワハラにより精神疾患を発症したとして従業員が休職し、関係者全員のヒアリングを求めている場合の対応
1パワーハラスメントをめぐるトラブルの特徴
2適切に対応しない場合に⽣じる弊害
3相談事例について参考になる裁判例
4職場におけるパワーハラスメントの定義
5パワーハラスメントがあった場合に加害者や事業者に生じる責任
6円満解決のためには適切な相談対応と調査が前提となる
7パワーハラスメントに該当するかどうかの判断
8ハラスメントにあたる可能性が高い場合の円満解決の方法
9ハラスメントにあたる可能性が低い場合の円満解決の方法
10円満解決のために日頃から取り組むべきこと
11まとめ
・第2章 復職をめぐるトラブルの円満解決 -メンタルヘルス不調の事例を題材に
【相談事例】管理監督者として扱っていた役職者が弁護士をつけて残業代を請求してきた場合の対応
1メンタルヘルス不調による休職・退職が増えている
2復職を認めない判断はトラブルになりやすい
3復職をめぐるトラブルが訴訟になるとどうなるか?
4復職の可否を判断する際の正しい進め方
5復職の可否の判断基準
6主治医の診断内容ごとの注意点
7復職を認めない場合の円満解決の方法
8健康は回復しているが問題社員のため退職してほしい場合の円満解決の方法
9復職に関するトラブルを予防するために行うべきこと
・第3章 未払い残業代トラブルの円満解決
【相談事例】上司のパワハラにより精神疾患を発症したとして従業員が休職し、関係者全員のヒアリングを求めている場合の対応
1割増賃金の支払いは労働基準法上の義務
2訴訟になる前に交渉で解決したほうが良い理由
3タイムカードの開示要求にどう対応するか
4事業者からも労働者に対して資料の開示を求める
5労働者側から過大な請求を受けたときは全面的な反論をする
6落としどころを見つけて最終の解決案を示す
7合意書を作成する
8労働者側の了解ゾーンを広げつつ低めいっぱいを狙う
9交渉が失敗する原因
10交渉のタイムリミットを意識する
▼この書籍の全目次をチェックされたい方は以下よりご覧いただけます!
https://kigyobengo.com/books-info/202501-labor-troubles-book#bookPage_index
3,本書を執筆しようと思った理由について
筆者らはいわゆる「使用者側弁護士」として、労使トラブルについて事業者からご相談を受けて、問題を解決することを専門としてきました。その中で、特に事業者として負担の大きい訴訟を避け、話し合いで円満に解決することに取り組んできました。裁判になってからご相談に起こしいただくお客様もいらっしゃいますが、これは訴訟になった場合の事業者の負担や敗訴のリスクを考えると、大変もったいないことです。
そこで、もっと話し合いによる解決に取り組んでほしいという想いから、労使トラブルが起きた場面における話し合いの進め方をわかりやすく示すことを目指したのが本書です。「難しく見えるトラブルもあきらめずに正しい方法で話し合いをすれば解決できる」ということが本書のテーマです。労使トラブルについての書籍は、これまで裁判例の解説や、トラブルを防止するための予防策の解説といった内容のものが多かったように思います。それらの解説は、必ずしも「実際にトラブルになった場面」で「労働者とどのように話し合いをして解決していくべきか」を教えてくれるものではありません。本書では「実際に労使トラブルになってしまった場面で労働者とどのように話し合いをして解決していくべきか」という点の解説に注力し、話し合いに臨む際の指針となる書籍を目指しました。
4,著者紹介
西川 暢春(にしかわ のぶはる)
・所属事務所:
弁護士法人 咲くやこの花法律事務所 代表弁護士
東京大学法学部卒業。25歳で弁護士となり、現在、弁護士法人咲くやこの花法律事務所代表弁護士。企業の人事担当者や社会保険労務士、人事専門家とともに企業の労務管理の改善、労使紛争の円満解決に取り組む。全国の企業経営者、人事担当者、社会保険労務士からZoomや電話等での相談を受け付け、事務所顧問先約600社。
著書に『問題社員トラブル円満解決の実践的手法-訴訟発展リスクを9割減らせる退職勧奨の進め方』(令和3年)、『労使トラブル円満解決のための就業規則・関連書式作成ハンドブック』(令和5年)がある。企業向け法律メディア「咲くや企業法務.NET(https://kigyobengo.com/media/)」、YouTube「咲くやこの花法律事務所 公式チャンネル」を毎週更新し、企業の労務管理を中心に解説。「X(旧:Twitter)」では毎平日6時半に労働判例情報を提供中。
▶弁護士「西川 暢春(にしかわ のぶはる)」のXアカウントはこちら
https://twitter.com/nobunobuno
井⽥ 瑞輝(いだ みずき)
・所属事務所:
弁護士法人 咲くやこの花法律事務所 弁護士
京都大学法科大学院修了。弁護士登録と同時に弁護士法人咲くやこの花法律事務所へ入所。入所以来、一貫して使用者側の労働問題の解決・予防に取り組む。労働者からの残業代請求事件や解雇の有効性が争われる事件、メンタルヘルス不調に起因する休職・復職を巡る紛争、労災請求への対応等の取扱いが多い。また、交渉事件や訴訟事件などの事後的な紛争解決だけではなく、紛争を未然に防ぐための予防法務にも取り組んでいる。
木澤 愛子(きざわ あいこ)
・所属事務所:
弁護士法人 咲くやこの花法律事務所 弁護士
東京大学大学院法学政治学研究科修了。弁護士法人咲くやこの花法律事務所所属。特に人事労務の分野で使用者側の立場から問題社員対応、ハラスメントトラブル、メンタルヘルス不調者対応、解雇トラブル、残業代請求などを多く扱っている。社会保険労務士や顧問先企業向けの法務セミナーにも積極的に取り組んでいる。
5,本書について
・書名:訴訟リスクを回避する3⼤労使トラブル円満解決の実践的⼿法 ーハラスメント・復職トラブル・残業代請求
・著者:代表弁護士 西川 暢春、弁護⼠ 井⽥ 瑞輝、弁護⼠ ⽊澤 愛⼦
・定価:2,750円(定価2,500円+税)
・発行元:株式会社日本法令
・発行年月:2025年1月20日
▼書籍紹介ページはこちら:
https://kigyobengo.com/books-info/202501-labor-troubles-book
▼Amazonでの購入はこちら:
https://www.amazon.co.jp/dp/4539730746
▼楽天ブックスでの購入はこちら:
https://books.rakuten.co.jp/rb/18064564/?l-id=search-c-item-text-01
6,弁護士法人咲くやこの花法律事務所について
事務所名:弁護士法人 咲くやこの花法律事務所
住所:大阪府大阪市西区阿波座1丁目6−1 JMFビル西本町01 9階
代表弁護士:西川 暢春
主な取扱い分野 :
全国の中小企業・医療機関・学校法人・その他各種法人の労働問題・人事労務に関するご相談、その他企業法務に関するご相談、顧問弁護士サービスに関するご相談など。
顧問先:約600社(※2025年1月現在)
所属:日本弁護士連合会、大阪弁護士会
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