スタートアップにおける経営実態をレベル別で調査!「ビジョン」や「年間計画」の浸透に苦戦か...
〜時間管理やマーケティング、組織内コミュニケーションの実態も明らかに〜
ActionCOACH東京セントラル株式会社(https://actioncoach-japan.jp/tokyo-central/)は、スタートアップ(創業3年以上10年以内・売上が1億円以上)の、スタートアップ(創業3年以上10年以内・売上が1億円以上)企業の経営者108名を対象に、スタートアップの伸び悩みに関するレベル別調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年1月18日〜同年1月19日
有効回答:スタートアップ(創業3年以上10年以内・売上が1億円以上)企業の経営者108名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「ActionCOACH東京セントラル」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://actioncoach-japan.jp/tokyo-central/
- 会社のビジョン浸透レベル、半数以上がレベル1-3「社員に浸透していない」という実態
・レベル1|そもそも明確なビジョンが定められていない:12.0%
・レベル2|フレームワークに沿って定められたビジョンはあるが、社員にはほとんど浸透していない:13.0%
・レベル3|ビジョンは明確であるが、社員にはあまり浸透していない:25.9%
・レベル4|ビジョンは明確であり、社員にも十分浸透している:28.7%
・レベル5|全社的にビジョンが浸透しており、体現できている:13.9%
・答えられない/わからない:6.5%
- 会社の年間計画は半数がレベル1-3にとどまり、「明確な年間計画はマネジメント層のみの計画となり、社員には共有されていない」が最多で25%
・レベル1|そもそも年間計画を定められていない:4.6%
・レベル2|なんとなく定めた年間計画はあるが、マネジメント層のみの計画となっており、社員には認識されていない:20.4%
・レベル3|会社の明確な年間計画はあるが、マネジメント層のみの計画となっており、社員には共有されていない:25.0%
・レベル4|会社の明確な年間計画があり、全社員が参考にして働いているが、達成できていない:22.2%
・レベル5|会社の明確な年間計画があり、全社員が参考にして働いており、達成出来ている:22.2%
・答えられない/わからない:5.6%
- 経営者の時間管理は約半数がレベル1-3にとどまり、「スケジュール通りにいかない」が最多で30.6%
・レベル1|経営、プライベートの時間が混在しており、全く時間管理できていない:4.7%
・レベル2|経営、プライベートの時間管理を行っているが、形式的なものになっており、活用できていない:12.0%
・レベル3|タスクや予定ごとに優先度をつけて時間管理をしているが、スケジュール通りにいかず苦戦している:30.6%
・レベル4|経営、プライベートで細かく時間管理をしているが、ややムラがある:26.9%
・レベル5|経営、プライベートも含め全く無駄なく時間管理ができている:21.3%
・答えられない/わからない:4.6%
- 自社の顧客管理において、約半数が「理想の顧客は不明確」と回答
・レベル1|顧客データが満足に集計できておらず、理想の顧客も不明確である:3.6%
・レベル2|顧客データは存在しているが、散在しており、理想の顧客も不明確である:14.8%
・レベル3|顧客データは一元管理されているが、理想の顧客は不明確である:26.9%
・レベル4|顧客データが完全に整理整頓されており、理想の顧客も明確である:35.2%
・レベル5|顧客データが完全に整理整頓されており、データに基づいて顧客像の改善サイクルを回せている:13.0%
・答えられない/わからない:6.5%
- ビジネスモデルについて「実現性の高いビジネスモデルで、改善サイクルを回す仕組みが整っている」企業はわずか19.4%
・レベル1|そもそもビジネスモデルの定義ができていない:6.5%
・レベル2|フレームワークに沿ったビジネスモデルの定義はできているが、具体性や実現性が低い:10.2%
・レベル3|具体的なビジネスモデルの定義はできているが、いまだに実現できていない:32.4%
・レベル4|ビジョン、計画、収益性に対して実現性の高いビジネスモデルの定義ができており、実現できている:25.9%
・レベル5|ビジョン、計画、収益性に対して実現性の高いビジネスモデルになっており、改善サイクルを回すことのできる仕組みが整っている:19.4%
・答えられない/わからない:5.6%
- キャッシュ管理について「月次単位で完全に把握」する企業は、わずか25.9%
・レベル1|会社の営業利益、経常利益、利益剰余金を全く把握できていない:3.7%
・レベル2|会社の営業利益、経常利益、利益剰余金を月次単位でほとんど把握できていない:14.8%
・レベル3|会社の営業利益、経常利益、利益剰余金を月次単位でなんとなく把握できている:20.4%
・レベル4|会社の営業利益、経常利益、利益剰余金を月次単位でほとんど把握できている:31.5%
・レベル5|会社の営業利益、経常利益、利益剰余金を月次単位で完全に把握できている:25.9%
・答えられない/わからない:3.7%
- 半数以上が、ペルソナ設計をマーケティング戦略に活用できていない実態
・レベル1|そもそも自社のペルソナ設計を行えていない:7.4%
・レベル2|なんとなくのペルソナは設計できているが精度が低く、マーケティング戦略に活用できてない:13.0%
・レベル3|自社のペルソナは明確になっているが、マーケティング戦略には十分に活用できていない:34.3%
・レベル4|自社のペルソナは明確になっており、マーケティング戦略にも十分に活用できている:23.1%
・レベル5|自社のペルソナを完全に明確にし、マーケティング戦略の改善サイクルが回っている:14.8%
・答えられない/わからない:7.4%
- セールスにおける社長の売上、62%が「半分以上」と回答
・レベル1|社長のセールスによる売上が年商がほとんど全てである:14.7%
・レベル2|社長のセールスによる売上が7割~8割程度である:9.3%
・レベル3|社長のセールスによる売上が6割~7割程度である:17.6%
・レベル4|社長のセールスによる売上が年商の半分~6割程度である:20.4%
・レベル5|社長のセールスによる売上が年商の半分以下である:31.5%
・答えられない/わからない:6.5%
- ルーティン業務の可視化は86%である一方で、完全なマニュアル化ができている企業は半数以下
・レベル1|ルーティーン業務は可視化されておらず、マニュアル化はされていない:10.3%
・レベル2|ルーティーン業務は可視化されているが、マニュアル化はされていない:23.1%
・レベル3|ルーテーン業務は可視化されており、一部がマニュアル化されている:22.2%
・レベル4|ルーティーン業務は完全に可視化され、完全にマニュアル化されている:22.2%
・レベル5|ルーティーン業務は完全に可視化され、マニュアル化されており、必要に応じて更新できている:18.5%
・その他:0.0%
・答えられない/わからない:3.7%
- 組織内コミュニケーションについて、約4割が「上下・同僚間で共に円滑で、社員は自律的に業務の問題解決に取り組んでいる」と回答
・レベル1|組織内のコミュニケーションは一方的な業務連絡のみである:6.5%
・レベル2|組織内のコミュニケーションは双方向に図られているが、全体的に滞りがある:10.2%
・レベル3|組織内のコミュニケーションは双方向に図られているが、上下間、同僚間のどちらかで滞りがある:20.4%
・レベル4|組織内のコミュニケーションは上下・同僚間で共に円滑で、社員は自律的に業務の問題解決に取り組んでいる:38.9%
・レベル5|組織内のコミュニケーションは上下・同僚間で共に円滑で、心理的安全性が完全に保たれている職場環境である:19.4%
・その他:0.0%
・答えられない/わからない:4.6%
- まとめ
まず、会社のビジョン浸透レベルについては、半数以上がレベル1-3「社員に浸透していない」という実態が明らかになりました。同様に会社の年間計画においても半数がレベル1-3にとどまり、レベル3の「明確な年間計画はマネジメント層のみの計画となり、社員には共有されていない」が最多の結果となりました。
一方で、組織内コミュニケーションについては、約4割が「上下・同僚間で共に円滑で、社員は自律的に業務の問題解決に取り組んでいる」と回答している他、約2割からは「心理的安全性が完全に保たれている職場環境である」とも回答があり、スタートアップ企業においては組織内コミュニケーションが活発に行われている傾向にあるようです。
スタートアップ企業の伸び悩む要因として、ビジョン浸透率や年間計画の共有率が大きく関わっていることが考えられる結果となりました。自社における社長の売上について6割以上が「社長の売上が半分以上」と回答している実態もあり、従業員の育成や企業としての連帯感を向上させる重要性が伺えました。一方で、社内のコミュニケーションは円滑である企業が多いため、コミュニケーションの内容や工夫がスタートアップ企業のさらなる成長を促すポイントとなりそうです。
- ActionCOACH東京セントラルについて
全世界で毎週15,000社以上の企業にコーチングを行い、世界の最新の成果事例を取り入れ、企業の加速的成長を支援します。
私たちは企業を6つのステージに分け、それぞれのステージごとでぶつかる壁・課題を明確化し、それを乗り越える計画の策定、そして運用のサポートを行っています。
コンサルティングと言ってもいいほどの豊富なノウハウに、コーチングテクノロジーを加えることで圧倒的な企業力・企業収益の向上、持続的な成長企業の実現を目指す経営者のお手伝いを行います。
今、取り組むべき『本当の課題』を明確化する最大90分のお試しコーチング(無料・ZOOM)もご提供しておりますので、ご興味をお持ちの経営者様がおられましたらお気軽にお問い合わせください。
https://actioncoach-japan.jp/tokyo-central/
- 会社概要
設立 :2017年1月25日
代表取締役:大竹通孝
所在地 :東京都港区新橋1丁目18番21号第一日比谷ビル8階
事業内容 :コンサルティング
URL :https://actioncoach-japan.jp/tokyo-central/
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