【築37年物件のリノベ】医療視点の住宅内事故を予防する間取り設計のリノベーションモデルハウスが広島でグランドオープン
新築の耐震、地盤の観点だけでなく、間取りという「住宅内環境」からも対策を施した住宅
物件に関する取材、掲載のお問い合わせ yoshironoie@gmail.com
※営業関連のご連絡はお控えください
※外観
五月が丘リノベーションモデルハウスについて
◆築37年の中古物件
築古物件で問題となるのが、段差が多い・高い、階段の急勾配・手すりが無いなどの安全面です。また、高齢になってくるとトイレの位置、洗面室の狭さなど若い時には想像していなかった「暮らしにくさ」が出現します。そのような点で小さい子どもがいる家庭でも築古物件は選ばれにくい要因にもなります。
そのため、築古物件は空き家になりやすく、社会問題となっています。※1
◆医療視点を取り入れる
リノベーションの段階で、身体の変化や住宅内の事故の状況を踏まえてリハビリの専門家である作業療法士視点で間取りを考えています。今回、医療現場での経験、作業療法士の知識を基に、HAPROTが独自基準で作成した安心・安全な間取りの「安全持続性能®」をリノベーションモデルハウスでは採用しています。
住宅内事故(転倒・転落など)を予防するための設計「安全性」
身体状況、ライフスタイル、家族構成が変化しても住み続けられる設計「持続性」
上記の2つのカテゴリーで玄関、階段、トイレなど合計13項目の基準から構成されています。
※1 国土交通省: 既存住宅流通市場の活性化.2019
完成物件の特徴
①上がりかまちを無くした玄関
玄関は転倒が発生しやすい場所であり※2、段差を無くすことでリスクを回避しています。
②広い洗面室
子育て世帯から歩行補助具を使用している方でも使いやすい設計です。
③階段にすべり止め
階段は転落事故が最も発生している場所なので※3、すべり止め以外にも手すりを1段目まで取り付けや足元灯の設を置しています。
④手が届かない場所に収納を設けない
イスや台を使用しなくても手が届くことで、転落リスクを回避しています。
※2 消費者庁: 高齢者の事故の状況について.2018
※3 東京消防庁: 救急搬送データからみる高齢者の事故.2020
関連プレスリリース
【医療視点の家づくり】作業療法士が考える間取り設計の住宅が全国で50棟に到達
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000120803.html
【防災の日】災害時に安心・安全な間取りで「在宅避難」を実現させる実証プロジェクト開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000120803.html
◆プロフィール
満元 貴治(みつもと たかはる)
株式会社HAPROT 代表取締役
作業療法士、安全な家づくりアドバイザー
臨床現場で11年勤務。2021年に独立。以降、広島県主催の講演会講師、広島大学医学部保健学科の特別講義講師など務めている。講演会は他多数。初の書籍「作業療法士が伝えたい ケガをしない家づくり~住宅内事故を防ぐ50の方法~」(学芸出版)が全国書店、Amazonなどで好評発売中。SNSの総フォロワーは1.7万人(2024年3月現在)。3児の父親。自身も住まいづくりを2016年に経験
◆取材について
土日祝日でも対応しております。
お問い合わせ:yoshironoie@gmail.com
【本プレスリリースのお問い合わせ】
◆株式会社HAPROT
◆担当:満元 貴治
◆Mail:yoshironoie@gmail.com
すべての画像