ハラスメントへの介入に自信を持つ人が1.3倍に増加。企業から注目を集める「アクティブバイスタンダー研修」資料を特別公開

“見て見ぬふり”をやめる選択が、組織を変える――いざハラスメントが起こったらどう対処する? 特別イベントも開催!

株式会社SISTERS

株式会社SISTERS(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長: 鈴木彩衣音)は、職場におけるハラスメント防止と対応力向上を目的に、アクティブバイスタンダー研修の提供を行っています。このたび当社では、見て見ぬふりを防ぐ行動を促す一歩として、実際の研修で使用している資料の一部を無料で公開いたしました。これに合わせて、7月30日(水)に特別イベント「注目の“見て見ぬふりをやめる研修”を体感する|人事・組織開発コンプラ担当者のためのアクティブバイスタンダー体験会」も開催いたします。

◾️リリース背景

従来のハラスメント対策における課題と「見て見ぬふり」の蔓延

近年、企業がハラスメント対策に力を入れる中、依然として多くの組織が直面しているのが、ハラスメントに見て見ぬふりをしてしまうという課題です。いざハラスメントが起こったらどう対処すれば良いのかという具体的な行動指針がまだ十分に浸透していないため、従業員は「あれはハラスメントなのか?」「気にしすぎかな?」と判断に迷い、「注意したら場の空気が悪くなりそう」といった不安を抱えます。こうした心理的要因が複合的に作用し、沈黙が生まれてしまうのです。

このような見て見ぬふりによる沈黙は、結果としてハラスメントの負のサイクルを生み出します。加害的な言動があっても、周囲が気になりつつ沈黙することで、被害者は「自分が悪い」と感じて相談できず、加害者は問題ないと誤認し、同じ行動を繰り返す――そんな悪循環に陥ります。このサイクルを断ち切るには、その場に居合わせた第三者の積極的な介入が不可欠です。

「アクティブバイスタンダー」とその有効性

こうした見て見ぬふりの課題を解決し、誰もが安心して活躍できる組織文化を築く鍵として、国際的にも注目され、近年その必要性が認識され始めているのが「アクティブバイスタンダー」という考え方です。アクティブバイスタンダーとは、ハラスメントや暴力、差別が発生した際に、傍観せず積極的に行動し、被害を軽減する第三者の役割を果たす人のことを指します。

特に注目すべきは、その実証済みの効果です。米軍では性犯罪やハラスメント是正のためアクティブバイスタンダープログラムを導入しており、2021年から2023年の間に全軍種で性的暴行の発生率が約7,000件減少したと報告されています。これは、組織全体の抑止力と通報率の向上をもたらした明確な実績であり、アクティブバイスタンダーが組織全体の抑止力向上に寄与することが証明されています。

※出典“DOD Report: Prevalence of Sexual Assault Declined Across Services in 2023”

https://www.defense.gov/News/News-Stories/Article/Article/3779672/dod-report-prevalence-of-sexual-assault-declined-across-services-in-2023/

自分ごととして捉えることの重要性とその意義

ハラスメント対策は、特定の誰かだけのものではありません。すべての従業員が立場に関係なく、「ハラスメントが起きたとき、自分はどうすればいいのか?」という問いに向き合う必要があります。アクティブバイスタンダーの概念は、当事者でなくても行動できるという新たな視点を提供し、職場の空気や文化を変える一歩となります。

また、企業のDEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進や、心理的安全性を重視したマネジメントが注目される中で、第三者の行動力を育てる本研修は、行動できる職場づくりを実現する手段として、実務現場からも導入の声が高まっています。

アクティブバイスタンダー研修とは?行動を起こす人を育てる新しい研修プログラム。

アクティブバイスタンダー研修は、ハラスメントや暴力、差別が発生した際に、傍観せず積極的に行動し、被害を軽減する第三者の役割を果たす人(アクティブバイスタンダー)を育むことを目的としたプログラムです。記録する・寄り添う・助けを求める・注意を逸らす・直接指摘するといった行動が、被害の拡大を防ぎ、当事者の孤立を防ぐきっかけになります。

本研修は、従業員一人ひとりが、こうすればいいのかという具体的な行動指針を得ることで、介入への自信を向上させる効果があります。これにより、見て見ぬふりという沈黙の壁を打ち破り、ハラスメントを容認しないコミュニティ形成を促進することは、職場での心理的安全性の向上、経営リスクの減少、そして多様な人材が定着するDEI推進に直結すると考えています

当社が実施する研修では、こうした行動を実践できるようになるために、

  1. 基礎知識の習得(知る)

  2. 実践トレーニング(練習する)

  3. ハラスメントが起きる原因を組織構造・加害者変容から学ぶ(理解する)

という3ステップを通して、個人と組織の両面にアプローチします。

導入企業からは「ハラスメントを自分ごととして考えるきっかけになった」「ハラスメントを目撃した時に介入していいんだと認識がガラッと変わった」といった声が寄せらました。

また、研修を受けたことで、「ハラスメントが起こった際に自信を持って行動できる」方の数が1.3倍に向上したデータもあります。さらに受講後の社内対話の活性化や心理的安全性の向上といった副次的効果も報告されています。

近年では、人事部門やD&I担当者を中心に導入が広がっており、「コミュニケーションを促進しながらハラスメントを軽減したい」「これまでと違ったアプローチでハラスメント対策を取り組みたい」といった企業ニーズに応えるプログラムとして注目を集めています。

【研修資料を一部公開・限定ダウンロード案内】

今回、実際のアクティブバイスタンダー研修で使用されている資料の一部を限定公開いたします。企業の人事・研修担当者・経営層の方々はもちろん、個人でアクティブバイスタンダーの概念や介入方法について理解を深めたい方にもおすすめです。

  • 資料名:【ダウンロード用】アクティブバイスタンダー研修資料

  • 内容:アクティブバイスタンダーの5D、現場で使える具体的な声のかけ方や行動例など

今後より多くの組織にこの取り組みを知っていただき、具体的な行動変容の第一歩として役立てていただければ幸いです。ぜひ、この機会にダウンロードしてご活用ください。

【より理解を深めたい方へ―特別イベント開催のお知らせ】

資料公開にあわせて、「アクティブバイスタンダー」の理解をより深め、実践に活かしていただくための特別イベント「注目の“見て見ぬふりをやめる研修”を体感する|人事・組織開発コンプラ担当者のためのアクティブバイスタンダー体験会」を、人事・組織開発・コンプライアンスなどに携わるご担当者さまを主な対象に開催します。

本イベントでは、研修で伝えているポイントの一部を実際に体験いただけるワークや、企業での導入事例の紹介、質疑応答の時間も予定しています。アクティブバイスタンダーというアプローチを、より具体的に体感いただける機会です。ぜひご参加くださいませ。

▼イベント概要

  • 日時:2025年7月30日(水)14:00-15:30

  • 開催形式:Zoom ※お申し込みいただいた方にURLをご案内いたします。

  • 対象:人事・組織開発・コンプライアンスなどに携わるご担当者さま

  • 参加費:早期購入税込2,000円、一般チケット税込3,000円、
       ※Peatixページ内にて、領収データの発行も可能です。

  • 内容:アクティブバイスタンダーとは?、プログラム概要紹介、介入スキルの体験、事例紹介、Q&Aなど

  • 定員数:20名

詳細・お申込みは以下のリンクよりご確認ください

【代表コメント】

代表 鈴木彩衣音

なぜ、ハラスメントはなくならないのか。この問いに向き合い続ける中で、私たちは従来の“座学中心”の研修では、職場の空気や行動の変化に結びつきにくいという課題を感じてきました。

そうした中で着目したのが、「加害者/被害者」という二項対立ではなく、“第三者”に焦点をあてる「アクティブ・バイスタンダー」の視点です。

多くの組織において、実際に最も多い立場は「第三者である傍観者」です。彼ら、彼女らがほんの一歩、声をかけるだけで、職場の空気は変わり、安全性や心理的安心にも大きな影響を与えることができます。

今、企業に求められているのは、「してはいけない行動」をただ教える研修ではなく、「どうすれば良いかを共に考える」を対話的な学びです。

このたび、より多くの皆さまにこの考え方とアプローチを知っていただくために、研修内容の一部を公開することといたしました。

組織づくりやハラスメント対策に取り組まれる皆さまにとって、ひとつのヒントとなれば幸いです。

会社概要】

◾️株式会社SISTERSについて

株式会社SISTERSは、「性別による不条理な出来事を無くし、誰もが自分らしく生きられる社会」をミッションに掲げ、日本におけるジェンダー・ギャップ是正を目指しています。若い世代へのジェンダー教育、女性活躍やD&I推進を促進する法人研修を提供しております。

◾️会社概要

商号 :株式会社SISTERS

代表者:代表取締役社長 鈴木彩衣音

本社 :東京都新宿区市谷田町2-17 八重洲市谷ビル10F

設立 :2023年7月

企業URL:https://sisters.club/

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】

株式会社SISTERS

担当:鈴木彩衣音

メールアドレス:info@sisters.club

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
マーケティング・リサーチ
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社SISTERS

7フォロワー

RSS
URL
https://www.borderless-japan.com/social-business/sisters/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都新宿区市谷田町2丁目17 八重洲市谷ビル
電話番号
-
代表者名
鈴木彩衣音
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年07月