大企業の人事担当者に調査! 保健師・心理カウンセラー活用実態とは?

4割の企業が保健師・心理カウンセラー配置の効果を実感! 一方、「業務範囲や責任のあいまいさ」など運用面では課題も散見

株式会社Mediplat

株式会社Mediplat(東京都中央区、代表取締役社長:鶴 純也)は、従業員数1,000名以上の大手企業で保健師・心理カウンセラーを配置している人事担当者105名を対象に、「保健師・心理カウンセラーの配置・活用実態調査」を実施しました。

■調査結果サマリ

大手企業の人事担当者105名を対象に調査を行った結果、保健師・心理カウンセラーを配置したことで一定の成果を感じている企業がある一方で、「業務範囲や責任のあいまいさ」や「運用体制の確立不足」といった課題が依然として残っていることがわかりました。実際、回答者の4割が「健康診断後のフォロー体制の強化」を実感しているものの、専門家の確保や従業員への周知をさらに徹底する必要があるという声が多く上がっています。

こうした状況を踏まえ、当社が提供する「first call」では、産業医や保健師などの産業保健職を活用した、最適な産業保健体制構築のサポートをしております。企業様のご状況、ご要望に合わせた最適な活用方法をご提案させていただきます。

▼本調査のレポートダウンロードはこちら

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■保健師・心理カウンセラーを配置した理由、「従業員のメンタルケア需要が高まり、専門対応が必要だった」が30.5%で最多

はじめに、「保健師や心理カウンセラーを配置することになった主な理由」について調査したところ、「従業員のメンタルケア需要が高まり、専門対応が必要だった」が30.5%、「人事部門の負担が大きく、サポートが必要だった」が17.1%、「健康相談ニーズが増え、体制強化を迫られた」が11.4%となりました。

■約半数が、保健師・心理カウンセラーを配置することで、「面談体制の強化によるメンタルケアの充実」に期待

次に、「保健師や心理カウンセラーを配置した当初、期待していた成果」について調査したところ、「面談体制の強化によるメンタルケアの充実」が45.7%、「心身不調による休退職者の減少」が43.8%、「休職者の復帰支援体制の強化」が39.0%となりました。

■保健師・心理カウンセラーの担当業務、「従業員の定期フォローアップ」や「メンタルヘルスに不安がある社員の相談対応」など

また、「保健師や心理カウンセラーの主な担当業務」を調査したところ、「従業員の定期フォローアップ」が56.2%、「メンタルヘルスに不安がある社員の相談対応」が54.3%、「従業員の面談日程調整」が42.9%となりました。

■保健師・心理カウンセラーの配置後、実際に得られたと感じる成果では「健康診断後のフォロー体制の強化」、従業員から寄せられた声では「定期的なフォローがあるので安心」と「専門家のアドバイスが参考になる」が最多

続いて、「保健師や心理カウンセラーの配置後、実際に得られたと感じる成果」を調査したところ、「健康診断後のフォロー体制が強化された」が40.0%、「休職者の職場復帰がスムーズになった」が37.1%、「休退職者(心身不調)が減少した」が31.4%となりました。

加えて、「保健師や心理カウンセラーの配置後、従業員から寄せられた声」を調査したところ、「定期的なフォローがあるので安心できる」が39.0%、「専門家のアドバイスが参考になる」が39.0%、「相談回数が増え、気軽に悩みを話せる」が36.2%となりました。

また、「特に反応はない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「前問で回答した以外に、従業員から得られた反応」を調査したところ、「エンゲージメント向上」や「上司に相談できないことについても気兼ねなく相談できる」などの回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

・エンゲージメント向上。

・体調管理に役立つとの返答。

・相談窓口が出来たので喜んでいました。

・上司に相談できないことについても気兼ねなく相談できるためメンタルケアに必要な存在だと思います。

・安心感、不安感からの立ち直りが得られるなど前向きな回答の反応があります。

・活気が出てきた。

■運用面での課題、第1位「業務範囲や責任があいまい」、第2位「活用方法や体制が確立されていない」

さらに、「保健師や心理カウンセラーの運用面で感じている課題」について調査したところ、「業務範囲や責任があいまい」が33.3%、「活用方法や体制が確立されていない」が25.7%、「従業員への周知が不十分」が24.8%となりました。

また、「特に課題はない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「前問で回答した以外に、保健師や心理カウンセラーの運用における課題」を調査したところ、「リモート診療などの活用」や「会社に対して遠慮気味と感じる」などの回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

・リモート診療などの活用。

・人数が足りない。

・会社に対して遠慮気味と感じる。忖度することないように権限付与したい。

・相談した方が良い社員がなかなかアクセスしていないように思います。必要な方をもう少し面談に来るようにできないかと思います。

・融通が利かない。

・休職の未然防止。

・各事案にどの程度踏み込むか。

■運用改善に向けて、40.0%が「質の高い保健師・心理カウンセラーの紹介/採用支援」の必要性を実感 

最後に、「保健師や心理カウンセラーの運用をより良くするために必要なサポートや仕組み」について調査したところ、「質の高い保健師・心理カウンセラーの紹介/採用支援」が40.0%、「従業員への周知活動(相談窓口の案内など)」が35.2%となりました。

■まとめ                                             

▼保健師・心理カウンセラー配置の実態

・4割(40.0%)の企業が「健康診断後のフォロー体制の強化」など、一定の成果を実感。

・約半数(45.7%)が「面談体制の強化によるメンタルケアの充実」を期待して配置。

・主な担当業務は「従業員の定期フォローアップ(56.2%)」「メンタルヘルス相談対応(54.3%)」など。

▼運用上の課題

・33.3%の企業が「業務範囲や責任があいまい」と回答。

・「活用方法や体制の確立不足(25.7%)」「従業員への周知不足(24.8%)」も課題として浮上。

・従業員からは「エンゲージメント向上」「上司に相談できないことも話せる」といった声も。

▼運用改善の可能性

・40.0%の企業が「質の高い保健師・心理カウンセラーの紹介/採用支援」が必要と回答。

・「相談窓口の案内など従業員への周知活動(35.2%)」の重要性も指摘。

・DX化による相談・面談の効率化が期待される。

▼考察コメント

遅沢 修平 Mediplat 産業保健支援事業部 マーケティング部 部長

本調査では、大企業において保健師・心理カウンセラーを配置したことで、一定の効果(健康診断後のフォロー体制強化など)を実感している企業がある一方、業務範囲や責任のあいまいさ、運用体制の確立不足、従業員への周知不十分などの課題も依然として残っていることが明らかになりました。企業が保健師・心理カウンセラーの専門性を最大限に引き出すには、質の高い人材の確保や運用プロセスの整備に加え、相談窓口の積極的な周知が不可欠です。「first call」は、これらの課題解決に向けた強力なサポートを提供します。産業医サービスや保健師サービス等を通じて、従業員の健康管理体制の強化と人事労務業務の効率化を実現します。

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調査タイトル:保健師・カウンセラー活用実態調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間:2025年1月29日(水)〜同年1月30日(木)

有効回答:保健師・心理カウンセラーを配置している大手企業(従業員数1,000名以上)の人事担当者105名

※合計を100%とするため、一部の数値について端数の切り上げ処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

▼本調査のレポートダウンロードはこちら

https://service.firstcall.md/download/wp14

■クラウド型健康管理サービス「first call」について

「first call」は企業の人事担当者や労務担当者が抱える産業保健領域の課題を解決するため、以下のサービスを提供しています。

①オンライン医療相談

日常生活における自身と家族の体調の不安や悩みについて、チャットとテレビ電話でいつでもどこからでも医師に相談いただけるサービスです。一般内科や小児科、産婦人科、精神科など全12科目での相談(匿名)に専門医が実名で回答します。尚、医療相談は、従業員専用アプリもしくはWEB版のいずれでもご利用いただけます。

 

②産業医訪問・オンライン産業医面談

産業医の定期訪問からオンラインでの面談まで、産業医業務を受託するサービスです。産業医面談をテレビ電話でも実施可能とすることで、国内外の支社の従業員など、面談調整が困難であった従業員とも早期に面談が設定できることに加えて、日程調整による人事の業務負担も軽減します。

 

③ストレスチェック

WEBで簡単に従業員のストレスチェックや、部門やチームなど職場毎のストレス状況を可視化するサービスです。受検一斉案内から受検状況の確認までをシステム上で一括して実施でき、「産業医訪問・オンライン産業医面談」と合わせて導入することで、ストレスチェック後の産業医面談までをオンライン上で一元管理しながら実施することが可能となります。

<「first call」に関するお問い合わせ>

お申込みや、ご質問などがございましたら、以下からお問い合わせください。

contact@mediplat.jp

【株式会社Mediplat 概要】

https://service.firstcall.md/service/about

社名 / 代表:株式会社Mediplat / 代表取締役社長 鶴 純也

所在地:東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル15階

事業内容:クラウド型健康管理サービス「first call」運営

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会社概要

株式会社Mediplat

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URL
https://service.firstcall.md
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル15階
電話番号
-
代表者名
鶴 純也
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年11月