【飲める人ほど危ない?】お酒に強い人ほど健康トラブルが多い傾向が!内科医が指摘する見えない健康リスクが明らかに
体質によるアルコール耐性と健康リスクは別問題。約9割の内科医が「飲酒後のケアをすべき」と回答
株式会社自然食研(所在地:大分県豊後高田市、代表者:佐々木 興平)は、①週1回以上飲酒する20〜60代の男女/②内科医を対象に、「お酒に強い人・弱い人の飲酒習慣と飲酒後のケア」に関する調査を行いました。
「お酒に強いから、自分は大丈夫」と思っていませんか。
たしかにお酒に強い方は顔が赤くなりにくかったり、たくさん飲めたりと、表面的には“問題なさそう”に見えることも多いものです。
しかし、それが必ずしもよいとは限らず、気づかないうちに肝臓への負担などが蓄積している可能性もあります。
では、お酒に「強い」と感じている方は、自分の健康をどのように捉えているのでしょうか。
また、医師から見た“お酒に強い人”のリスクとは何なのでしょうか。
そこで今回、株式会社自然食研(https://www.sizenshokken.co.jp/)は、①週1回以上飲酒する20〜60代の男女/②内科医を対象に、「お酒に強い人・弱い人の飲酒習慣と飲酒後のケア」に関する調査を行いました。
調査概要:「お酒に強い人・弱い人の飲酒習慣と飲酒後のケア」に関する調査
【調査期間】2025年10月3日(金)~2025年10月6日(月)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,067人(①545人/②522人)
【調査対象】調査回答時に①週1回以上飲酒する20〜60代の男女/②内科医であると回答したモニター
【調査元】株式会社自然食研(https://www.sizenshokken.co.jp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
※この調査の内容は、あくまで内科医を対象にしたアンケート結果の紹介であり、効果や効能を実証するものではありません。
自分はお酒に強いと思う方は約6割!飲んだときの体の反応第1位は「顔が赤くなる」
はじめに、週に1回以上飲酒する20~60代の男女に自身のアルコール耐性についてうかがいました。

「自分はお酒に強いと思うか」について尋ねたところ、約6割が『とてもそう思う(13.9%)』『ややそう思う(48.1%)』と回答しました。
自身を「お酒に強い」と認識している方が多いことがわかりました。
日常的な飲酒に慣れており、お酒を飲んだ際の体調の変化をあまり感じていない様子がうかがえます。
実際、お酒を飲んだ際、体にどのような反応が出ることが多いのでしょうか。
「お酒を飲んだとき、出やすい体の反応」について尋ねたところ、『顔が赤くなる(30.5%)』と回答した方が最も多く、『強い眠気(17.8%)』『頭がボーッとする(9.0%)』となりました。
「顔が赤くなる」や「眠気」といった反応が上位になり、アルコール代謝の過程で生じるアセトアルデヒドの影響によるものと考えられます。
また、「動悸や息苦しさ」という回答も少数見られ、軽視できない生理的反応といえるでしょう。
飲酒時のこうした反応は、体が「負担を感じている」サインとして捉える必要がありそうです。
飲酒時の体の変化に加え、翌日の体調も個人によって異なるのではないでしょうか。

そこで、「二日酔いになる頻度はどれくらいか」について尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。
『1週間に2回以上(2.9%)』
『1週間に1回(5.7%)』
『1か月に2〜3回(6.2%)』
『1か月に1回(7.3%)』
『2か月に1回以下(35.8%)』
『全くならない(42.1%)』
二日酔いに『全くならない』と回答した方が約4割となり、飲酒翌日の不調を感じにくい方が多数派となりました。
しかし、症状が出ないからといって体に負担がないとは限らず、見えない肝機能低下や疲労の蓄積にも注意が必要だといえます。
お酒に強い=健康への影響は少ない?そう思う理由とは
翌日の不調をあまり感じない方も多いですが、「お酒の強さ」と健康の関係についてはどう考えているのでしょうか。
引き続き、週に1回以上飲酒する20~60代の男女にうかがいました。

「お酒が強い人ほど、お酒を飲んでも健康への影響は少ないと思うか」について尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。
『非常にそう思う(3.5%)』
『ややそう思う(24.4%)』
『あまりそう思わない(49.9%)』
『全くそう思わない(22.2%)』
「お酒に強い=健康的」という誤解に対し、慎重な見方をする方が約7割を占めました。
これは、アルコール耐性と健康状態は別問題であるという理解が広まりつつあるといえます。
しかしながら、「そう思う」と回答した方が約3割いることから、アルコール耐性と健康を混同する認識は完全には払拭されていないようです。
お酒に強い方ほど、お酒を飲んでも健康への影響は少ないと思う・思わない理由について具体的に聞きました。
■お酒に強い方ほど、お酒を飲んでも健康への影響は少ない?
【非常にそう思う/ややそう思う】
・体に反応が出にくいので(40代/男性/東京都)
・今が健康だから(50代/男性/兵庫県)
・酔っても普通の行動ができるから(50代/男性/静岡県)
・アセトアルデヒド分解力があるから(60代/女性/兵庫県)
【あまりそう思わない/全くそう思わない】
・内臓にダメージがくると思うから(20代/女性/東京都)
・肝臓に負担がかかるし、目に見えてすぐではなく徐々に進行するから(50代/女性/福岡県)
・お酒に対する耐性と健康は関係ない(60代/男性/神奈川県)
・強い人ほど飲酒量が多いと思うので健康への負担は大きいと思う(60代/男性/神奈川県)
お酒に強い方ほど、お酒を飲んでも健康への影響は少ないと思う方の回答は、「体に反応が出にくい」「酔っても普通に過ごせる」といった“実感ベース”の理由が中心でした。
一方で、否定的な回答では「肝臓への負担」や「耐性と健康は無関係」といった医学的視点が目立ち、体感の強さと実際の健康への影響をわけて考える意識が定着しつつあるといえそうです。
「お酒に強い人も飲酒後のケアが必要」と思う医師は約9割
お酒の強さと健康への影響を別のものと捉える傾向が見られましたが、そもそも「お酒に強い・弱い」はどのような要素で決まるのでしょうか。
ここからは、内科医に聞きました。

「お酒の強い・弱い(アルコール耐性)を決定づける大きな要素」について尋ねたところ、『遺伝的要素(ALDH2、ADH1Bなどアルコール代謝酵素の多型)(68.6%)』と回答した方が最も多く、『年齢(肝機能・代謝能力の加齢変化)(40.8%)』『性別(体内水分量やホルモンの違い)(40.2%)』となりました。
約7割が「遺伝的要素」が大きいと捉えており、体質の個人差が科学的根拠に基づくものであることを示しています。
また、「年齢」や「性別」といった要素も上位になり、自分の体質を理解した上で、飲酒量や頻度を見直すことが重要であると考えられます。
では、「お酒に強い人」にはどのような健康上の落とし穴があるのでしょうか。
「お酒に強いから飲酒しても大丈夫と認識している人には、“実は見落とされがちな健康リスク”としてどのようなものがあるか」について尋ねたところ、『認知症リスクの上昇(アルコール性認知症など)(42.2%)』と回答した方が最も多く、『免疫力低下による感染症リスクの増加(37.2%)』『うつ病や不安障害などのメンタル不調(36.4%)』となりました。
この結果から、アルコール耐性が高い方ほど、短期的な不調を感じにくい分、慢性的なリスクがあるといえます。
特に、「認知症」や「メンタル不調」など、蓄積して進行する健康リスクの認識が薄いことが懸念されます。
さまざまな見落とされがちな健康リスクが挙げられましたが、「自分は大丈夫」と考える方もいるでしょう。

そこで、「お酒に強い人が、飲酒に関して自分の健康を過信してしまう原因」について尋ねたところ、『若いうちは大丈夫だと思ってしまうから(47.5%)』と回答した方が最も多く、『飲酒後も普段通りに生活できるから(44.4%)』『自覚症状が出にくいから(39.1%)』となりました。
お酒に強い方が健康を過信してしまう理由として、「若いうちは大丈夫」「飲酒後も普段通りに生活できる」といった“体感的な安心感”が多く挙げられました。
また、自覚症状の出にくさや、肝臓の不調が目に見えにくい点も油断につながっていると考えられます。
では、実際の医療現場では、お酒に強い方・弱い方のどちらに健康トラブルが多いのでしょうか。

「飲酒による健康トラブルについて、臨床の現場で多いのはどれか」について尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。
『お酒に強い人の健康トラブル(45.6%)』
『お酒に弱い人の健康トラブル(34.7%)』
『お酒に強い人・弱い人どちらも同じくらい健康トラブルがある(19.7%)』
内科医の約半数が「お酒が強い人の健康トラブルが多い」と回答しました。
耐性が高い方ほど飲酒量が増えやすく、結果的に肝臓や循環器への負担が大きくなる可能性があります。
体調の変化を感じにくい分、発見や対応が遅れることも考えられ、「飲める=健康」とは限らない現実が示されたといえるでしょう。
では、内科医は飲酒後のケアについてどう考えているのでしょうか。
「お酒に強い人も飲酒後のケアをすべきだと思うか」について尋ねたところ、約9割が『とてもそう思う(48.1%)』『ややそう思う(46.4%)』と回答しました。
大多数が飲酒後のケアの必要性を認めており、アルコール耐性の有無にかかわらず、飲酒後の健康管理は欠かせないという共通認識がうかがえます。
アセトアルデヒドの分解を助ける成分の摂取や肝臓を労わるための休息など、日常的なケアが肝要です。
お酒に強い方こそ「飲める=安全」ではないという意識改革が求められるといえるでしょう。
まとめ:お酒に強い方ほど陥りやすい“健康への過信”という落とし穴
今回の調査で、お酒に強い方ほど「飲んでも平気」「自分は大丈夫」と感じやすい傾向が浮かび上がりました。
週に1回以上飲酒する20~60代の男女の約6割が自分は「お酒に強い」と認識しており、二日酔いに「全くならない」という方が約4割でした。
こうした自己評価の高さは、健康への過信にもつながりやすいと考えられます。
内科医の回答では、お酒の強さを決定づける最大の要素は「遺伝的要素」とされ、体質的にアルコール分解能力が高い方がいることは確かのようです。
しかし、遺伝などでお酒に強いからといって、健康リスクがないわけではありません。
むしろ、体の変化を感じにくい方ほど、飲酒量の増加や休息不足を軽視しやすく、慢性的な肝臓への負担や睡眠の質の低下を招く恐れがあるといえるでしょう。
実際に、内科医の約半数が「お酒に強い人の方が健康トラブルを抱えやすい」と回答しています。
さらに、お酒に強い方の見落とされがちな健康リスクとして「認知症のリスク上昇」「免疫力低下」「メンタル不調」など、体感的に自覚しにくい不調が多く挙げられました。
これらは長期的・蓄積的にあらわれる影響であり、アルコール耐性の高さが健康リスクの自覚を遅らせている可能性があります。
「若いうちは大丈夫」「飲んでも変わらない」といった過信の背景には、自覚症状が出にくい体質や、肝臓の不調が目に見えないという構造的問題があります。
体調の変化を感じにくいことは一見よいことのようでいて、実際には体内に負担が蓄積している場合もあります。
内科医の約9割が「お酒に強い人も飲酒後のケアが必要」と回答していることからも、飲酒後は意識的に回復を図ることが重要だといえます。
お酒の強さに関係なく、適量と休息、そして日常的なケアを意識することが、健康的にお酒と付き合うための第一歩といえるでしょう。
自然食研の「しじみ習慣」

今回、「お酒に強い人・弱い人の飲酒習慣と飲酒後のケア」に関する調査を実施した株式会社自然食研(https://www.sizenshokken.co.jp/)は、「しじみ習慣」(https://www.sizenshokken.co.jp/front/category/shijimi/)を販売しています。
しじみ習慣は、ある社員の思い出話がきっかけで研究が始まり、生まれた商品です。
できるだけ素材そのものの良さを活かした商品をお届けしたい、という思いを込めて、「しじみ習慣」を皆様のもとにお届けしています。
■しじみのこだわり
<しじみの栄養>
オルニチンをはじめとするアミノ酸、必須アミノ酸、ビタミン等、小さなしじみには多くの栄養が含まれています。
ビタミンB群の中でも、ビタミンB2や、赤いビタミンと呼ばれているB12が含まれています。
そして、女性に不足しがちと言われる亜鉛、鉄、カルシウム等も含まれています。
<しじみ習慣の製法>
①しじみを煮出して濃いエキスに
しじみは生鮮食品です。鮮度と栄養成分を損なわないよう、採取したしじみを煮出して濃いエキスにします。
加工場は、山の湧き水で満たされたしじみ池の近く。
食品安全管理の国際規格である「ISO22000」を取得しています。
②水分をとばして栄養成分を粉末に
濃いエキスからさらに水分をとばし、栄養成分を粉末にします。
しじみの煮汁をまるごと粉末にしています。
③しじみの濃いエキスをソフトカプセルに
しじみエキスの粉末に植物性のオイルを加えてペースト状にし、ソフトカプセルに詰めます。
粉末・液体・タブレット・ハードカプセルなど、健康食品にはさまざまな形状がありますが、召し上がりやすさや品質の劣化防止などを考慮して、ソフトカプセルがベストだと判断しました。
<品質管理>
徹底した管理体制で高品質を実現
しじみの産地では、定期的な水質検査をおこなっています。
また、できあがった製品に有害物質が含まれていないかどうかを、専門の機関で厳しく検査。
最終的に安全を確認したもの以外は、お客さまのお口に入らないようにしています。
<原材料>
品質のすべてを開示
原料のしじみはもちろんのこと、加工に必要な素材やカプセルの原料もすべて開示しています。
また、ソフトカプセルは、健康食品GMP認定工場で作られています。
・お問い合わせURL:https://www.sizenshokken.co.jp/front/app/customer/inquiry/
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