XTIA、ノーベル賞技術「光コム」の産業用製品

〜2022レーザー学会産業賞で優秀賞を受賞〜

製造現場の測定・検査の自動化を推進する株式会社XTIA(クティア、本社:東京都品川区、代表取締役社長:村木 洋介、以下XTIA)は、主力となる光コム距離計及び光コム形状測定器(3Dスキャナー)がレーザー学会産業賞の優秀賞を受賞したことをお知らせします。

 


今回受賞した距離計と形状測定器はノーベル物理学賞を受賞した「光コム*1」を産業用への応用に成功したものです。2016年に長距離・高精度・高速を兼ね備えた3次元形状測定器インライン検査装置を販売開始しています。すでに導入した自動車メーカーでは部品の全数検査を実現できています。本装置の特徴は周波数間隔の異なる光コムを複数発生させることで位相雑音を相殺し、距離計測が90m以内であれば7μm以内の測定誤差水準を達成しました。

現在、小型部品における外観検査市場において販売数量と販売金額で高い市場シェアを有しています。今回審査員の皆さまから、人手による官能検査が主流の中大型の部品の検査においても置き換え需要が期待できる点をご評価頂きました。
XTIAは今後も製造現場における検査工程の自動化が進み、生産性の向上や省人化の向上に貢献して参ります。
 

 


■*1光コムとは
周波数スペクトルが等間隔に歯が並んだ櫛(くし)のような形状をしていることから、光の櫛(Optical frequency comb;Optocomb)と呼ばれるようになった特殊なレーザーです。周波数と時間を測る「世界で最も精度の高いものさし」ともいわれています。


■光コム距離計/光コム形状測定器について
  1. 高速・高精度の光コムでモノヅクリを加速
モノヅクリに特化した高速・高精度な計測。3次元スキャン、自動インライン検査、距離計測など、幅広い産業用途に対応している。高度な技術が認められ2017年から5年連続で自動車部品外観検査における国内市場シェア1位*2を獲得。
  1. 複雑な形状でも自動検査が可能
光コム3次元計測器は同軸光学系であるため、1μm までの分解能で凹凸のある複雑な形状でも死角のない3次元プロファイルを得ることができる。
  1. 最大90mまでの距離計測
光コム距離計は90mまでの距離計測であれば7μmまでの測定誤差を達成している。レーザートラッキング、精密組立・アライメントなどに最適

*2 国内市場シェア1位:富士経済調査レポート(2022年1月号)「2022年版 画像処理システム市場の現状と将来展望」より。自動車部品外観検査市場の部門にてシェア1位のメーカーとして掲出。

■ レーザー学会産業賞について
 レーザー学会産業賞は、レーザーに関する製品・技術の開発,実用化,普及などにおいて,国内のレーザー関連産業の発展に貢献しうる優秀なものに対し、レーザー学会賛助会員に授与されるものです。
 その中でも優秀賞は技術および市場実績に重視したものに贈呈されます。
https://www.lsj.or.jp/award/industry/


■ 株式会社XTIA について
ノーベル物理学賞受賞技術「光コム」の産業応用に初めて成功した東京工業大学発のベンチャー企業です。光コム技術を測定手法として高い精度を実現しました。製造現場における測定・検査の自動化ニーズに応えてきました。自動検査を実現する検査装置の開発・販売、及び、光コム技術の提供により様々な分野の先進企業との提携に取り組んでいます。

・設立年 2002年4月
・住所  東京都品川区東品川3-32-42 ISビル 2階
・代表者 代表取締役社長 村木洋介
・ホームページ https://xtia.co.jp/

弊社の製品について詳しく知りたい方はこちらの製品説明動画をご覧ください。
「光コム」製品動画(日本語):
https://www.youtube.com/channel/UC8ofJmM9GRGFYsMLcwnLfEA

 
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