レジスタントスターチ製造「スマートスターチ株式会社」が鳥取で創業、とっとり地方創生ファンド2号より資金調達
~食物繊維を超えると注目されるレジスタントスターチを世界初独自技術で高純度抽出、資金調達し量産化~
スマートスターチ株式会社 (本社: 鳥取県八頭郡八頭町、 代表取締役社長: 工藤 泰正、 以下 当社) は、 代表が立ち上げに深く関与した隼Lab. ※1を創業の地として事業を開始し、 株式会社鳥取銀行(本社: 鳥取県鳥取市、 頭取: 平井 耕司)などが共同出資する「とっとり地方創生ファンド2号※2」より、 国内パイロットプラント立ち上げ、 事業開始に伴う運転資金の確保を目的とした資金調達を行いました。
当社は、 共同創業者林原が約四半世紀にわたり、 天然バナナを主原料としたレジスタントスターチ※3 抽出技術の研究を進め、 世界初の独自手法で高純度抽出に成功、 無味・無臭・白色の高純度レジスタントスターチの商品化を実現しています。 主力商品「スマートスターチ」は、 食物繊維を超えると注目されているレジスタントスターチが豊富に入った天然食物由来の希少な食素材として、 その多様な健康機能を、 食品業界を中心に様々な業界で期待されています。 海外でもそのポテンシャルの大きさから、 様々な分野での研究がはじまっており、 当社も今後は大学や研究機関との共同研究によるエビデンスづくりを積極的に進めていく予定です。
今後の計画としては、 地方発企業として外需を獲得すべく、 同年10月を目標に国内パイロットプラントで製造を開始し、 年内には国内マーケットに展開を開始し、 来年度には更なる量産化に向けて、 バナナ生産国での海外プラント開設を予定しています。
より健康志向、 より自然志向に世の中が変化してきている昨今を私たちは成長市場と感じており、 「健康。 もっと自然に、 もっと賢く」を経営理念として、 世界中の人々が、 もっと賢く健康になるための挑戦を開始します。
※1 隼Lab.(はやぶさラボ)
2017年に八頭町が公民連携でリノベーションを実施。 完全民間運営にこだわり、 2年目で黒字化を実現するなど、 廃校活用の好事例として全国からも注目が集まる拠点
※2 とっとり地方創生ファンド2号
正式ファンド名:とっとり地方創生ファンド投資事業有限責任組合2号
ファンド運営者:とっとりキャピタル株式会社 ファンド総額:3億円
出資者:鳥取銀行、 鳥取信用金庫、 倉吉信用金庫、 米子信用金庫、 鳥取県信用農業協同組合連合会、 鳥取県信用保証協会、 とっとりキャピタル株式会社
※3 レジスタントスターチ
世界の研究者や医療従事者が注目する新”食素材”で、 食べたあと胃や小腸では消化されず大腸に届く、 食物繊維のような機能をもっている "難消化性でんぷん" のこと
【事業展開イメージ】
【会社概要】
■名 称:スマートスターチ株式会社(SMART STARCH Inc.)
■役 員:代表取締役社長: 工藤泰正 / 取締役: 林原克明 顧問: 入交昭一郎 / 小林茂
■所在地:<本社> 鳥取県八頭郡八頭町見槻中154−2 隼Lab.
<岡山研究ラボ> 岡山県岡山市北区厚生町1-11
<東京営業所> 東京都目黒区祐天寺2-13-4-6i
■設 立:2019年5月20日
■事業内容:レジスタントスターチ(食品・健康食品)の研究開発、 製造、 販売
■U R L : https://smartstarch.co.jp/
【経営者略歴】
■代表取締役社長 工藤泰正
1996年に関西大学を卒業し、丸紅株式会社にてITの事業活用提案などに従事。 ソフトバンク・イーコマース株式会社(現ソフトバンク株式会社)を経て、SBヒューマンキャピタル株式会社にて本部長、取締役などに就任。 並行して新規事業の立ち上げを手がけ、株式会社シーセブンハヤブサなど事業会社の取締役も歴任。 2019年、これまでの要職をすべて退任し、代表が立ち上げに深く関与した隼Lab.を創業の地としてスマートスターチ株式会社を設立。世界中の人々が、もっと賢く健康になるために挑戦中。
■取締役 林原克明
1966年に慶応義塾大学を卒業し、シカゴ大学大学院にてMBA取得。 カバヤ食品株式会社にて取締役などを歴任後、1976年に株式会社林原に入社。 同社の取締役などの要職を勤めながら、難消化性でんぷんとして注目されているレジスタントスターチ抽出技術の研究を進め、世界初の独自手法で高純度抽出に成功。2019年、スマートスターチ株式会社の共同創業者として、これまで約四半世紀の研究の成果を世界中の人々に届けることを決断。
【本件に関する問い合わせ窓口】
スマートスターチ株式会社 広報部 田中
Mail:info@smartstarch.co.jp
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