【約9割の企業が退職代行の利用を経験】人事担当者が考える、円滑な退職対応の条件とは?
精神的負担と風土的要因が退職代行利用に影響。企業に求められるのは信頼と対話を前提とした対応力
株式会社Wandering Seagull(所在地:新潟県新潟市、代表取締役:田村 広流)は、企業の人事担当者を対象に、「望まない退職代行を防ぐための取り組み」に関する調査を行いました。
「退職の意思を直接伝えられない」「精神的な負担が大きくて話せない」といった理由から、第三者を通じて退職手続きを行うケースが増加しています。
背景には、上司との関係性や職場文化、制度の未整備など、企業側の課題も浮かび上がってきています。
人事担当者にとっては、「どうすれば社員が直接話せる職場になるのか」「退職代行を防ぐために何ができるのか」が問われる時代になってきたといえるでしょう。
そこで今回、退職代行サービス『だいじょうぶ』(https://daijoubu.jp/)を運営する、株式会社Wandering Seagull(https://www.wandering-seagull.co.jp/)は、企業の人事担当者を対象に、「望まない退職代行を防ぐための取り組み」に関する調査を行いました。
調査概要:「望まない退職代行を防ぐための取り組み」に関する調査
【調査期間】2025年8月14日(木)~2025年8月18日(月)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,023人
【調査対象】調査回答時に企業の人事担当者と回答したモニター
【調査元】株式会社Wandering Seagull(https://www.wandering-seagull.co.jp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
過去1年、退職代行を利用して退職した社員がいる企業は約9割!

はじめに、「貴社で過去1年に退職代行を利用して退職した社員」について尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。
『1名いた(18.9%)』
『2~5名いた(37.7%)』
『6~9名いた(20.3%)』
『10名以上いた(8.3%)』
『退職代行を利用した社員はいなかった(14.8%)』
退職代行を利用した社員が「いなかった」とする企業は約1割にとどまり、圧倒的多数の企業で少なくとも1名以上の利用者がいたことが示されました。
この背景には、退職の意思を直接伝えづらい文化や、対応フローの未整備がある可能性があります。
近年では、退職代行に関するニュースや記事を目にすることも多くなりましたが、実際に目にした際、どのように感じるのでしょうか。
「退職代行に関するニュースや記事を目にした際、どのように感じるか」と尋ねたところ、『若年層の価値観を反映していると感じる(47.3%)』と回答した方が最も多く、『時代の流れとして自然だと感じる(41.4%)』『業務の円滑な引き継ぎが難しくなりそうだと感じる(36.1%)』となりました。
退職代行のニュースや記事を目にした際、「若年層の価値観」や「時代の変化のあらわれ」と肯定的に受け止める傾向にあるようです。
一方で、「業務の引き継ぎが難しくなりそう」や「企業側にも改善すべき点があるかもしれない」といった回答も見られました。
では、退職代行を利用された企業に対する印象についてはどうでしょうか。

「退職代行を利用された企業に対する印象」について尋ねたところ、『メンタルヘルスの相談体制や面談の制度が整っていないのではと感じる(42.5%)』が最も多く、『言い出しづらい風土があるのではと感じる(40.6%)』『退職手続きをスムーズに行えない環境かもしれないと感じる(40.2%)』となりました。
退職代行を利用された企業には、「相談体制」「職場風土」「対応フロー」など、組織の基盤に関わる要素が十分に機能していないとの印象が強いようです。
一方で、退職代行を実際に利用した社員本人に対してどのような印象を持つのでしょうか。
「退職代行の利用者に対する印象」について尋ねたところ、『最後まで職務を全うする意思がないと感じる(36.2%)』『自分で伝えないのは無責任だと思う(35.5%)』『感情的な対立を避けたいという意図を感じる(30.3%)』が上位になりました。
利用者に対しては、「意思の弱さ」「無責任さ」といった否定的な印象が強い一方、「精神的負担を軽減できる」という理解も一定数見られました。
この結果から、企業として社員が感じる負担や伝えづらさを緩和するケアが重要であることがうかがえます。
「精神的疲弊」が退職代行利用最大の要因に!?意思表明しづらい背景には何がある?
では、企業側から見て、退職代行を利用する大きな理由は何だと思うのでしょうか。

「退職者が『退職代行』を利用する理由として、大きいと考えられるもの」について尋ねたところ、『精神的に疲弊していて自分で伝えるのが困難(37.9%)』と回答した方が最多になり、『トラブルを避けてスムーズに辞めたい(36.4%)』『直接言いづらい職場風土(34.5%)』となりました。
退職代行を選ばざるを得ない理由のトップには「精神的疲弊」があり、次いで「トラブル回避」「職場風土の問題」といった要因が続きました。
退職代行を利用する社員が精神面とコミュニケーションの両面で追い込まれている現状を企業側も理解していることが示され、メンタルヘルスの整備とオープンな対話文化の構築が不可欠といえます。
そのような状況を生み出してしまう職場環境には、どのような特徴があると思うのでしょうか。
「退職の意思を伝えづらいと感じる社員が出てしまう職場環境には、どのような特徴があると思うか」と尋ねたところ、『退職を言い出しづらい風土がある(41.3%)』と回答した方も最も多く、『退職を言い出すと風当たりが強くなる(37.1%)』『上司との関係性が希薄/悪い(35.3%)』となりました。
退職の意思表明を阻む要因として、「風土」「反発される恐れ」「関係性の希薄さ」が浮き彫りになりました。
いずれも組織文化や上司との関係の課題を示しており、対話と信頼の土台が構築されていない職場は、退職代行の利用が増えやすい環境といえそうです。
企業の退職対応体制、約4割が「人事部門が介入する仕組みあり」と回答
こうした伝えづらい職場の要因に対し、企業ではどのような面談や対応フローが整備されているのでしょうか。

「退職希望者との面談・対応フローは、どのように整備されているか」について尋ねたところ、『人事部門が介入する仕組みがある(39.2%)』が最多となり、『管理職研修で退職対応の指導をしている(35.4%)』『退職希望の申し出からの正式フローが文書化されている(30.4%)』となりました。
人事部門が介入する仕組みや研修、文書化されたフローといった仕組み自体は一定数存在していますが、『形式だけで、機能していない』や『特に整備されていない』という回答もあり、制度が形骸化している企業もあることが見受けられます。
また、体制や仕組みが整備されているだけで納得のいく退職が実現するとは限りません。
では、企業はどのような点を「理想的な退職のあり方」として重視しているのでしょうか。
「企業と退職希望者が納得できる退職のあり方として、重要だと感じること」について尋ねたところ、『業務の円滑な引き継ぎが行われること(40.4%)』と回答した方が最も多く、『退職希望者の意思が尊重されること(33.2%)』『お互いが冷静に話し合えること(32.8%)』となりました。
「円滑な引き継ぎ」と「意思尊重」「冷静な対話」が重要視されており、利害のぶつかり合いではなく、整理された意思疎通と適切な業務の引き継ぎが退職時の「双方の納得」につながるとの認識が明らかになりました。
退職代行業者との連携は「やり取りの円滑さ」「リスク低減」がメリットに
「お互いが納得できる退職」を実現するには、時に第三者の関与も有効です。
では、退職代行業者と企業が協力した場合、どのようなメリットがあると思うのでしょうか。

「退職代行業者と企業が連携・協力した場合のメリット」について尋ねたところ、『本人不在でもスムーズにやり取りができる(37.3%)』『引き継ぎや情報共有の精度が上がる可能性がある(34.7%)』『円滑な形での退職を実現することで、SNSなどでの悪評リスクが下がる(34.0%)』が上位になりました。
退職代行業者との連携により、本人不在でのコミュニケーションを円滑にし、引き継ぎの精度向上やSNSなどでのネガティブな情報拡散リスク低減が期待されています。
こうした社会的なリスク対応も含め、退職代行業者と連携・協力するという選択肢の検討は価値があるといえるでしょう。
最後に、企業として今後取り組むべき施策についてうかがいました。
「今後、退職希望者に対して円滑な対応ができるよう、企業としてどのような取り組みが必要だと思うか」と尋ねたところ、『退職相談の窓口設置や活用促進(38.0%)』という回答が最多になり、『上司の面談力・対話力の向上(37.8%)』『感情に左右されない対応の仕組み化(32.0%)』となりました。
今後の対策として、「相談窓口の設置」「上司の対話力強化」「感情的対応を防ぐ仕組み化」が上位を占めています。
これは、直接対話できる環境の整備と、その中での冷静な対応を可能にするスキル・仕組みの両面が求められていることを示しています。
社員が気兼ねなく退職の意志を伝えられ、企業側も冷静かつ適切に対応できる基盤の構築が必要だといえるでしょう。
退職代行時代に問われる企業の対話力と制度運用の実効性
今回の調査で、退職代行を利用して退職した社員がいたとする企業が約9割にのぼり、退職代行の利用は特殊なケースではなくなっている実態が浮き彫りになりました。
精神的疲弊に起因する意思伝達の困難さや、職場の風土・対話体制の不備が大きく影響しており、休職やトラブル回避を目的とした選択として退職代行が浸透していると考えられます。
退職代行に関するニュースや記事には「若年層の価値観の反映」や「時代の変化」といった一定の理解がある一方で、利用者の「無責任さ」や「業務への支障」を危惧する声も多く、企業として対応の難しさに直面している様子がうかがえます。
現状、退職に関する社内体制については、人事部門の介入や研修、フローの文書化が一定程度整備されているものの、実効性に課題を感じている企業も存在します。
また、理想的な退職には「円滑な引き継ぎ」「意思尊重」「冷静な対話」が求められており、退職代行業者と企業が連携することで「本人不在でもやり取りができる」「引き継ぎや情報共有の精度が上がる」「SNSでの悪評を防げる」といった利点も評価されています。
今後の取り組みとしては、「退職相談窓口の設置」「上司の面談・対話力の向上」「感情に左右されない対応の仕組み化」が重視されており、これらは社員が円滑に退職の意志を伝えられる環境と、企業側が冷静かつ組織的に対応できる仕組みの両立を示しています。
退職代行を「使われるかどうか」ではなく、「使わざるを得ない状況がなぜ起こるのか」に目を向け、根本的な組織課題と向き合うことが、企業にとって避けては通れない経営課題になっているといえるでしょう。
「辞めたいけど言い出せない…」に悩むなら退職代行「だいじょうぶ」に相談を

今回、「望まない退職代行を防ぐための取り組み」に関する調査を実施した株式会社Wandering Seagull(https://www.wandering-seagull.co.jp/)は、退職代行サービス「だいじょうぶ」(https://daijoubu.jp/)を運営しています。
■「退職代行だいじょうぶ」11の特徴一覧
01.いちばん優しい退職代行
弊社代表は、反復性うつ病性障害(いわゆる「うつ病」)を患い、過去に退職代行サービスを利用した経験があります。そのため、私たちは利益のためだけでなく、お客様の心身を守るという使命感を持ってサービスを運営しています。
02.退職成功率100%
これまで「だいじょうぶ」を利用してきたお客様の中で、退職できなかった人数は0名です。また、これまで会社側とトラブルに発展したケースはありませんが、万が一に備えて弁護士との連携体制を整えているのでご安心ください。
03.金額は相場以下の19,800円
「だいじょうぶ」は、広告費を極力抑えることで相場以下の19,800円という安い金額を実現しています。アフィリエイターに費用をかけるのではなく、大切なお客様に還元することで、低価格かつ高品質なサービスを提供しています。
04.顧問弁護士監修
「だいじょうぶ」は顧問弁護士である中野雅也が業務監修を手掛け、違法行為は一切行っていません。お客様の労働者としての権利や、私たちがサポートできる範囲を熟知したうえで、スムーズで確実な退職手続きを実現しています。
05.即日退職OK
「今日辞めたい」「明日辞めたい」もちろん対応可能です。お客様のご希望を最優先に、最短かつ確実に退職手続きを実行いたします。さまざまな事情で自分から退職の意思を言い出しづらいときは、「だいじょうぶ」にお任せください。
06.24時間365日受付
「だいじょうぶ」は24時間365日、依頼を受け付けています。「こんな時間にメッセージを送ったら迷惑じゃないかな…」と気にする必要はまったくありません。悩みや苦しみが大きくなってつらいときは、いつでも連絡してください。
07.無料転職支援サービス
「だいじょうぶ」ではお客様の新たな一歩のサポートのため、転職支援サービスと提携して無料で転職支援を行っています。サービスの特徴は「最短1週間で内定」「書類選考通過率80%以上」「回数無制限の書類添削・選考対策」です。
08.全額返金保証
私たちは責任を持って退職代行業務をやり遂げることをお約束しますが、万が一退職がうまくいかなかった場合は全額返金を保証します。お客様がリスクを感じることなく利用できる、信頼度と安心感の高いサービスを提供しています。
09.退職代行前後の相談は無料
お客様が安心して次のステップに進めるよう、退職前後の無料相談を回数無制限で提供しています。新しい職場への適応やキャリアチェンジ、各種手当の申請に関するフォローなど、お客様の大切な未来をしっかりとサポートします。
10.English support available
LINEとメールでは英語対応しています。
We also support communication in English via LINE and email. Even if you’re not comfortable with Japanese, you can use our service with peace of mind.
11.Zoomで退職代行相談もOK
LINE、メール、電話のほか「Web会議ツール(Google Meet、Zoom)」からのご相談や退職代行の依頼を受け付けています。「顔を見て相談したい」「信頼できるか人間性を知りたい」という方はぜひご利用ください。
■退職代行完了までの流れ
STEP1.LINE登録
まずはLINE友だち追加を行い、あなたの状況をお聞かせください。情報が外部に漏れることはありませんので安心してお答えください。「だいじょうぶ」は365日ご相談を受け付けているため、週末でも気にせずご利用いただけます。
LINE友だち追加はこちらから:https://page.line.me/916agmnc
STEP2.料金お支払い
ヒアリング完了後に銀行振込またはクレジットカードでお支払いをお願いします。お支払いが確認され次第、すぐに退職代行の準備を進めます。お急ぎの場合でも迅速に対応できるよう整えていますので、安心してお任せください。
STEP3.退職代行実施
「だいじょうぶ」があなたに代わり退職の意思を勤務先に伝えます。お客様は心の負担を軽減しながら、次のステップに向けて準備を進める時間を確保することができます。万全のサポート体制で、新しい一歩を踏み出しましょう。
■株式会社Wandering Seagull:https://www.wandering-seagull.co.jp/
■問い合わせ先:https://www.wandering-seagull.co.jp/contact
■退職代行サービス「だいじょうぶ」:https://daijoubu.jp/
■問い合わせ先
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